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こんにちは、整体院シェルパ・広島院の吉原です。靴に中敷きを入れているのに、なぜかかかとの痛みがなかなか取れない——そんなお悩みを抱えていませんか。
仕事中や通勤の途中で、一歩踏み出すたびにズキッとくるあの感覚は、本当につらいですよね。朝イチの一歩目が特に痛くて、「また今日もか…」と憂鬱な気持ちで一日が始まる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は当院にも、足底筋膜炎と診断されたり、かかとの痛みを訴えてご来院される方がとても多いです。その多くが「市販の中敷きを入れたけど全然よくならない」とおっしゃいます。
今回はその理由と、根本的に改善するために大切なことをお伝えします。


中敷きを変えるだけで楽になる方もいますが、それで解決しない場合は「なぜ痛みが出ているか」という根っこの部分を見直す必要があります。痛みが長引く前に、ぜひ一度読んでみてください
かかとの痛みの多くは、足の裏に広がる「足底腱膜(そくていけんまく)」と呼ばれる組織が繰り返しのストレスによって炎症を起こすことで発生します。この状態を足底腱膜炎(足底筋膜炎)といい、日本人の約10人に1人が経験するとされる、非常にありふれた症状です。特に、長時間の立ち仕事や通勤などで足に負担がかかり続けている方ほど発症しやすい傾向があります。
次のような経験がある方は、足底腱膜炎の可能性があります。
これらが複数当てはまるなら、単なる疲れではなく炎症が起きているサインかもしれません。放置しているとどんどん慢性化してしまいますので、早めに原因を知ることがとても大切です。
中敷きはクッションとして衝撃を吸収するものなので、短期的な痛みの軽減には効果があります。しかし、中敷きはあくまで「症状の緩和」であり、痛みが出ている根本的な原因を取り除くものではありません。
たとえば、足のアーチの崩れ、歩き方のクセ、足首や股関節の動きの制限——これらが原因で足底腱膜に過剰なストレスがかかっている場合、いくら良い中敷きを選んでも根本の問題が残ったままになります。
30年の臨床経験から言えるのは、かかとの痛みの原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。
主な原因としては次のようなものが挙げられます。
これらが重なることで足底腱膜に慢性的な炎症が起きやすくなります。だからこそ、中敷きを替えるだけでは追いつかないケースが多いのです。
「痛いけど歩けるし、もう少し様子を見よう」と思っている方に知っておいてほしいことがあります。足底腱膜炎を放置すると、痛みが慢性化するだけでなく、かばい歩きによって膝や腰にも余分な負担がかかり、次第に他の部位にも痛みが広がっていきます。症状が長引けば長引くほど、回復にも時間がかかるのが現実です。
整形外科でレントゲンを撮っても骨に異常がなく、「安静にしてください」「湿布を出しておきます」という対応で終わってしまった——そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。実際に当院にもそうした経緯でいらっしゃる方が少なくありません。
病院での治療は一般的に次のようなものになります。
| 治療法 | 内容 | 限界 |
|---|---|---|
| 薬物療法 | 痛み止め・湿布・ステロイド注射 | 根本的な原因には対処できない |
| 理学療法 | 電気治療・インソール処方 | 局所的な対症療法にとどまりやすい |
| 手術 | 筋膜の一部を切離 | ごく一部の重症例のみが対象 |
薬や注射はあくまでも一時的な痛みの緩和であり、痛みが出ている根本原因を解決するものではありません。同じ痛みが繰り返されている場合は、身体全体のバランスや動きのパターンを見直すことが必要です。
かかとの痛みを根本から改善するためには、まず「なぜ今の状態になっているのか」という原因をしっかり特定することが最優先です。原因がわからないまま対症療法を続けることは、コンパスなしで山を登るようなものです。方向が見えなければ、どれだけ歩いても頂上にはたどり着けません。
足底腱膜への負担を根本から減らすためには、足だけを見ていては不十分です。足首の動き、膝の向き、股関節の使い方、骨盤の傾き——これらはすべてつながっています。特に立ち仕事の多い方は、足裏だけでなく全身の姿勢や重心の偏りが影響していることが非常に多いです。
症状を長引かせないために、日常生活の中でできることもあります。たとえば、ふくらはぎのストレッチは足底腱膜への牽引力を減らすためにとても有効です。また、朝起き上がる前に足首をゆっくりと回したり、足の指をグーパーと動かすことで、一歩目の痛みを和らげる効果が期待できます。こういったケアを続けながら、身体の根本的なバランスを整えることが回復への近道になります。
当院では、かかとの痛みに対してまず丁寧な問診と徹底した検査から始めます。足底重心測定器(ピドスコープ)をはじめとした5種類の検査を通じて、痛みの原因を可視化し、患者さん自身にもわかりやすく説明します。検査の結果をもとに治療計画を立て、ゴールを共有してから施術を進めるのが当院のスタイルです。
治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まですべてを一貫して担当します。来院のたびに担当者が変わったり、症状の説明をやり直したりする必要はありません。身体の変化を毎回同じ目で確認しながら治療を進めていくことで、より早く・より確実に改善に導くことができます。
西洋医学・東洋医学に加え、運動学の視点を組み合わせた当院独自の整体は、症状の緩和だけでなく、姿勢や歩き方の根本的な改善をめざします。痛みがなくなるだけでなく、再発しにくい身体をつくることが当院の治療の目標です。
中敷きは症状を和らげるためには有効なアイテムですが、それだけで根本改善に至るケースは多くありません。痛みが繰り返される場合は、身体のバランスや動きのパターンに問題があることが多いため、専門家による検査と施術をおすすめします。
症状の程度や発症してからの期間、日常生活での負荷の大きさによって異なります。軽度のケースでは数回の施術で大きく改善することもありますが、慢性化している場合はそれ相応の時間が必要です。いずれにせよ、早めに対処するほど改善までの期間は短くなります。
もちろんです。当院は最終受付19時まで対応しており、土曜・祝日も営業しています。完全予約制のため、お待ちいただく必要もありません。仕事帰りや休日にも無理なく通院していただける環境を整えています。
かかとの痛みを抱えながら、「仕事があるから」「そのうち治るだろうから」と後回しにしてきた方に、ぜひ伝えたいことがあります。私自身、10代のころに股関節の痛みで大好きだった陸上を諦めざるを得なかった経験があります。原因がわからないまま病院をたらい回しにされ、その場しのぎの治療を続けた日々の悔しさは、今でも胸に残っています。
だからこそ、同じような思いをしてほしくないのです。原因をしっかり特定して、計画を立てて治療を進めれば、かかとの痛みは必ず改善できます。中敷きを変えても、湿布を貼っても、なかなか改善しないと感じているなら、ぜひ一度ご相談ください。一人で抱え込まなくて大丈夫です。あなたの悩みに、しっかりと向き合います。

