全身倦怠感

全身倦怠感とは

全身倦怠感とは、体全体が「だるい」「疲れやすい」「やる気が出ない」と感じる状態の総称です。健康な人でも激しい運動や仕事の後に疲れを感じることはありますが、十分な休息を取れば通常は回復します。

しかし、特に疲れることをしていないのに疲労感が続いたり、休んでも疲れが取れない場合は、病的な倦怠感として注意が必要です。現代社会では働き盛りの30～50代を中心に、慢性的な疲労を感じる人が年々増加しており、深刻な社会問題となっています。

全身倦怠感を放置すると、日常生活の質が著しく低下し、仕事や家事のパフォーマンスが大幅に落ちてしまいます。集中力や判断力の低下により、ミスが増えて職場での信頼を失ったり、家族との関係が悪化する可能性があります。

また、背景に重篤な疾患が隠れている場合、早期発見・治療の機会を逃すことで病状が進行し、取り返しのつかない状況に陥るリスクがあります。最悪の場合、うつ病や慢性疲労症候群に発展し、長期間の治療が必要になったり、社会復帰が困難になることもあります。

全身倦怠感の原因

開院以来、当院には多くの全身倦怠感患者さんが来院されています。

30年の臨床経験から言えるのは、全身倦怠感の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

全身倦怠感の原因は主に次のようなものがあります。

全身倦怠感はこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。

そしてその数や組み合わせは、当然、患者さんによって異なります。だからこそ当院では、何よりも検査を重要視しています。患者さんそれぞれの置かれた環境や既往歴などを丁寧にお聞きして、当院独自の客観的検査や整形外科検査などを行い、全身倦怠感の原因を見つけ出します。

原因がわかるから改善する道が見えてきます。

これまで病院やほかの治療院でよくならなかったとしても決してあきらめないでください。あなたの全身倦怠感は、徹底した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

全身倦怠感の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

血液検査

検査で異常が見つからない場合、原因不明として経過観察となることが多く、根本的な解決に至らないケースがあります。

薬物療法

副作用のリスクがあり、長期服用による依存性や耐性の問題、また薬を止めると症状が再発する可能性があります。根本的な原因解決にはならず、対症療法に過ぎません。

生活指導

患者自身の意識と継続的な努力が必要で、忙しい現代人には実践が困難な場合が多く、効果が現れるまで時間がかかります。

全身倦怠感を改善するために

全身倦怠感を改善するためには、原因をつきとめることが何よりも重要です。原因がわからないまま治療を進めることは、コンパスを持たずに山に登るようなものです。行き当たりばったりの治療では改善は見込めません。

当院では、丁寧なカウンセリングと徹底した検査で原因を明らかにします。その結果をもとに治療計画を立て、検査結果と治療計画をわかりやすく説明します。

患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが、根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

全身倦怠感の根本改善のためには、症状の緩和はもとより、自律神経系の調整や筋骨格系のバランスを整え、姿勢や歩行まで改善する必要があります。そのため当院では検査を充実し、計画を立てて共有し、経過を確認しながら施術しています。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行っているのです。変化を共有し、お互いに確認しながら治療を進めていく一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方もあきらめずにご相談ください。

全身倦怠感のQ＆A

全身倦怠感は自然に治りますか？

一時的なストレスや疲労による倦怠感は休息により自然回復しますが、慢性的な症状の場合は原因疾患の治療が必要です。放置すると悪化する可能性があるため、適切な対処が重要です。

全身倦怠感の人がやってはいけないことは？

過度な運動や無理な活動は症状を悪化させる可能性があります。また、アルコールの過剰摂取や不規則な生活リズムは避け、自己判断での薬物使用も控えるべきです。

血液検査で異常がないのに倦怠感が続くのはなぜ？

血液検査では検出できない自律神経の乱れ、慢性疲労症候群、精神的ストレス、睡眠の質の問題などが原因の可能性があります。総合的な評価が必要です。

倦怠感とうつ病の違いはどこにありますか？

うつ病では気分の落ち込みや興味の喪失が主症状で、倦怠感は二次的な症状です。単純な倦怠感では精神症状は軽微で、主に身体的な疲労感が中心となります。

全身倦怠感が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術と全身倦怠感は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

全身倦怠感は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。