野球肩

野球肩

野球肩とは、ボールを投げる動作を繰り返すことで肩の関節や筋肉、腱などに負担がかかり、痛みや動かしにくさなどの症状が現れる状態をいいます。特にピッチャーに多くみられますが、肩を頻繁に使う他のスポーツでも起こります。

スポーツ障害の一つで、肩の酷使やフォームの乱れが原因となることが多いです。日本では学童野球選手の約10～20％が経験しているとされ、幅広い年代で発症します。

野球肩をそのままにしておくと、痛みが慢性化してしまうことがあります。肩の可動域が狭くなり、日常生活にも支障が出てきます。さらに悪化すると、筋肉や腱が断裂したり、関節の変形が進行して手術が必要になることもあります。最悪の場合、肩が上がらなくなり、スポーツ復帰が難しくなる恐れもあります。

野球肩の原因

開院以来、当院には多くの野球肩患者さんが来院されています。

30年の臨床経験から言えるのは、野球肩の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

野球肩の原因は主に次のようなものがあります。

野球肩はこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。

これらが引き金となり、肩関節や筋肉、腱に負担が集中し、痛みや可動域制限が生じます。人によって原因が異なり、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは全ての問題は取り切れません。根本的な改善には、丁寧な検査と一人ひとりに合わせたアプローチが欠かせません。

これまで病院やほかの治療院でよくならなかったとしても決してあきらめないでください。あなたの野球肩は、徹底した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

野球肩の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

物理療法

一時的な痛みの緩和には効果的ですが、あくまで対症療法であり根本的な原因解決にはなりません。

運動療法

効果が出るまでに時間がかかり、継続して取り組む根気が求められます。誤った方法で行うと悪化することもあります。

薬物療法

痛み止めや湿布は一時的な緩和にとどまり、原因そのものの改善にはなりません。

野球肩を改善するために

野球肩を改善するためには、原因をつきとめることが何よりも重要です。原因がわからないまま治療を進めることは、コンパスを持たずに山に登るようなものです。行き当たりばったりの治療では改善は見込めません。

当院では、丁寧なカウンセリングと徹底した検査で原因を明らかにします。その結果をもとに治療計画を立て、検査結果と治療計画をわかりやすく説明します。

患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが、根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

野球肩の改善には、まず原因を正確に見極めることが大切です。

肩の使いすぎやフォームの乱れ、筋力や柔軟性の不足など、複数の要素が絡み合っているため、丁寧な検査が必要です。痛みを我慢して投球を続けると症状が悪化することもあるので、早めに専門家に相談しましょう。根本的な改善を目指すためには、肩だけでなく全身のバランスや動きもチェックし、一人ひとりに合わせた施術や運動指導が欠かせません。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方もあきらめずにご相談ください。

野球肩のQ＆A

野球肩は自然に治りますか？

軽度の場合は安静で改善することもありますが、多くは適切な治療やリハビリが必要です。放置すると悪化しやすいので注意が必要です。

野球肩の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して投球や肩を酷使するのは避けましょう。無理な動作や自己流のトレーニングも悪化の原因になります。

野球肩と四十肩・五十肩の違いは？

野球肩はスポーツによる肩の使いすぎが主な原因ですが、四十肩・五十肩は加齢による肩の炎症で発症します。

痛みがあるときは冷やすべき？温めるべき？

急性期（痛みが強い・腫れている時）は冷やし、慢性期やこわばりがある場合は温めるのが一般的です。

野球肩は再発しやすい？

再発しやすいため、フォームの見直しや筋力・柔軟性の維持が重要です。

野球肩が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術と野球肩は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

野球肩は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。