仙腸関節炎

仙腸関節炎

仙腸関節炎は骨盤の中央にある仙骨と腸骨をつなぐ関節に炎症や機能障害が起こり、腰やお尻、太ももに痛みや違和感が生じる状態です。多くは片側に症状が現れ、長時間同じ姿勢を続けると悪化しやすい傾向があります。

腰痛全体の1～2割を占めるとも言われ、決して珍しい症状ではありません。

仙腸関節炎をそのままにしていると、痛みが慢性化し日常生活や仕事に大きな支障が出ることがあります。姿勢の悪化や筋力の低下を招くことで、腰や股関節、膝など他の部位にも負担がかかりやすくなります。さらに、痛みをかばうことで歩行障害や睡眠障害が生じ、精神的なストレスや気分の落ち込みにつながるケースも見られます。最悪の場合、慢性的な運動障害や生活の質の大幅な低下に発展することもあります。

仙腸関節炎の原因

開院以来、当院には多くの仙腸関節炎でお悩みの患者さんが来院されています。

30年の臨床経験から言えるのは、仙腸関節炎の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

仙腸関節炎の原因は主に次のようなものがあります。

仙腸関節炎はこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。

原因は人それぞれ異なり、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは根本的な解決にはなりません。一人ひとりの状態を見極めたうえで検査を行い、原因を明確にすることが改善への第一歩となります。

これまで病院やほかの治療院でよくならなかったとしても決してあきらめないでください。あなたの仙腸関節炎は、徹底した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

仙腸関節炎の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

物理療法

一時的な痛みの緩和には効果的ですが、あくまで対症療法であり根本的な原因解決にはなりません。

装具療法

長期間の使用は筋力低下を招くことがあります。

薬物療法

一時的な痛みの緩和には効果的ですが、根本的な原因解決にはならず、長期使用による胃腸障害や肝機能障害などの副作用リスクがあります。

仙腸関節炎を改善するために

仙腸関節炎を改善するためには、原因をつきとめることが何よりも重要です。原因がわからないまま治療を進めることは、コンパスを持たずに山に登るようなものです。行き当たりばったりの治療では改善は見込めません。

当院では、丁寧なカウンセリングと徹底した検査で原因を明らかにします。その結果をもとに治療計画を立て、検査結果と治療計画をわかりやすく説明します。

患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが、根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

仙腸関節炎の改善には、まず原因を明確にすることが大切です。

痛みのある部分だけに注目するのではなく、姿勢や歩き方、筋力バランスなど全身の状態を総合的にチェックします。そのうえで、体に負担の少ない整体や運動療法を組み合わせ、日常生活でのクセや姿勢も見直していきます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方もあきらめずにご相談ください。

仙腸関節炎のQ＆A

仙腸関節炎は自然に治りますか？

軽い症状なら安静や生活習慣の改善で自然に良くなることもありますが、慢性化した場合は専門的な治療が必要になります。

仙腸関節炎の人がやってはいけないことは？

痛みが強い時期は無理な運動や長時間の座位、姿勢の悪い動作は避けてください。

痛み止めや湿布は効果がありますか？

一時的な症状緩和には役立ちますが、根本的な治療にはなりません。

仙腸関節炎は再発しやすいですか？

関節の不安定性や生活習慣が改善されない場合、再発することがあります。予防のための筋力強化や姿勢改善が重要です。

仙腸関節炎と腰椎椎間板ヘルニアの違いは？

仙腸関節炎は骨盤の関節に炎症が起こる疾患、椎間板ヘルニアは背骨の椎間板が突出する疾患です。

仙腸関節炎が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術と仙腸関節炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

仙腸関節炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。