シーバー病

シーバー病

シーバー病は、成長期の子どもに多く見られるかかとの痛みの症状です。特にスポーツを活発に行う10歳前後の子どもに起こりやすく、かかとの骨の成長部分に負担がかかることで炎症が生じます。

運動後や歩行時に痛みや腫れが出ることが特徴で、成長期の骨がまだ柔らかく弱いために起こる現象です。サッカーや陸上競技など、ジャンプやダッシュを繰り返すスポーツで特に発症しやすいことが知られています。

痛みを我慢して放置すると、かかとの痛みが慢性化し、日常生活でも違和感や痛みを感じるようになります。つま先歩きの癖がつき、歩き方が不自然になることもあります。痛みをかばうことで膝や腰に負担がかかり、別の部位に不調を招くことも少なくありません。さらに骨が変形するリスクもあり、靴を履くのもつらくなる場合があります。スポーツを続けられず、運動能力やモチベーションの低下を招くこともあります。適切な治療を受けないと回復に時間がかかり、症状が長引く恐れがあります。

シーバー病の原因

開院以来、当院には多くのシーバー病でお悩みの患者さんが来院されています。

30年の臨床経験から言えるのは、シーバー病の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

シーバー病の原因は主に次のようなものがあります。

シーバー病はこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。

そしてその数や組み合わせは、当然、患者さんによって異なります。だからこそ当院では、何よりも検査を重要視しています。患者さんそれぞれの置かれた環境や既往歴などを丁寧にお聞きして、当院独自の客観的検査や整形外科検査などを行い、シーバー病の原因を見つけ出します。

これまで病院やほかの治療院でよくならなかったとしても決してあきらめないでください。あなたのシーバー病は、徹底した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

シーバー病の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

物理療法

一時的な痛みの緩和には効果的ですが、あくまで対症療法であり根本的な原因解決にはなりません。

運動療法

継続が必要で、自己流では悪化することもあり注意が必要です。

インソール

慣れるまで違和感があり、根本的な原因改善には不十分なこともあります。

シーバー病を改善するために

シーバー病を改善するためには、原因をつきとめることが何よりも重要です。原因がわからないまま治療を進めることは、コンパスを持たずに山に登るようなものです。行き当たりばったりの治療では改善は見込めません。

当院では、丁寧なカウンセリングと徹底した検査で原因を明らかにします。その結果をもとに治療計画を立て、検査結果と治療計画をわかりやすく説明します。

患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが、根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、まず丁寧な問診と独自の多角的検査を通じて、シーバー病の根本原因を特定します。

成長期の骨の状態や筋肉のバランス、足のアライメントを詳細に分析し、痛みの出るメカニズムを明らかにします。そのうえで、痛みを抑えつつ運動機能を回復させるための整体施術を行います。

アキレス腱やふくらはぎの柔軟性を高める運動療法を組み合わせ、再発を防ぐための生活指導も行います。痛みの原因を根本から改善することで、運動を安心して楽しめる体づくりを目指します。

シーバー病のQ＆A

シーバー病は自然に治りますか？

成長に伴い骨が成熟すると自然に改善することが多いですが、痛みが続く場合は適切なケアが必要です。

シーバー病の人がやってはいけないことは？

痛みを無視して無理に運動を続けると悪化します。痛みが強い時は休むことが重要です。

シーバー病と成長痛はどう違う？

成長痛は運動と関係なく起こることもありますが、シーバー病は運動後にかかとに痛みが出るのが特徴です。

シーバー病は大人にも起こりますか？

成長期特有の症状なので大人にはほとんど起こりません。

どのくらいで治るの？

数週間から数ヶ月で改善することが多いですが個人差があります。

シーバー病が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術とシーバー病は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

シーバー病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。