冷房病

冷房病とは

冷房病とは、エアコンによる過度な冷房や室内外の温度差によって起こる体調不良の総称です。正式な病名ではありませんが、自律神経の乱れが原因で様々な症状が現れます。

手足の冷え、頭痛、肩こり、だるさ、食欲不振、不眠などが代表的な症状として挙げられます。特に夏場のオフィスや商業施設など、長時間冷房の効いた環境にいる人に多く見られる現代病の一つです。統計データによると、36%の人が冷房病の発症経験があると報告されており、現代社会において決して珍しくない症状です。

冷房病を放置すると、自律神経の乱れがさらに悪化し、慢性的な体調不良に陥る可能性があります。継続的な冷えにより血行不良が進行し、免疫力の低下や胃腸機能の悪化が深刻化します。睡眠障害も進行し、日中の集中力低下や疲労感が常態化してしまいます。職場での生産性低下や日常生活への支障が拡大し、うつ症状や不安障害を併発するリスクも高まります。

最悪の場合、慢性疲労症候群のような状態になり、社会復帰が困難になることもあります。

冷房病の原因

開院以来、当院には多くの冷房病患者さんが来院されています。

30年の臨床経験から言えるのは、冷房病の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

冷房病の原因は主に次のようなものがあります。

冷房病はこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。

そしてその数や組み合わせは、当然、患者さんによって異なります。だからこそ当院では、何よりも検査を重要視しています。患者さんそれぞれの置かれた環境や既往歴などを丁寧にお聞きして、当院独自の客観的検査や整形外科検査などを行い、冷房病の原因を見つけ出します。

原因がわかるから改善する道が見えてきます。

これまで病院やほかの治療院でよくならなかったとしても決してあきらめないでください。あなたの冷房病は、徹底した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

冷房病の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

薬物療法

根本的な解決にはならず、症状の一時的な緩和にとどまることが多く、長期服用による副作用のリスクもあります。

生活指導

職場環境など個人でコントロールできない要因が多く、実践が困難な場合があります。冷房病の根本改善のためには自律神経の調整が必要であり、そこまでできる病院はありません。

理学療法

継続的な通院が必要で、時間と費用がかかり、効果の持続性に個人差があります。

冷房病を改善するために

冷房病を改善するためには、原因をつきとめることが何よりも重要です。原因がわからないまま治療を進めることは、コンパスを持たずに山に登るようなものです。行き当たりばったりの治療では改善は見込めません。

当院では、丁寧なカウンセリングと徹底した検査で原因を明らかにします。その結果をもとに治療計画を立て、検査結果と治療計画をわかりやすく説明します。

患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが、根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

冷房病の根本改善のためには、症状の緩和はもとより、自律神経のバランスを整え、血行や体温調節機能まで改善する必要があります。そのため当院では検査を充実し、計画を立てて共有し、経過を確認しながら施術しています。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行っているのです。変化を共有し、お互いに確認しながら治療を進めていく一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方もあきらめずにご相談ください。

冷房病のQ＆A

冷房病は自然に治りますか？

軽度なら環境改善で回復しますが、慢性化した場合は適切な対処が必要です。自律神経の乱れは放置すると悪化するため、早期の対応が重要です。根本的な体質改善により、冷房病に負けない体作りを目指しましょう。

冷房病の人がやってはいけないことは？

急激な温度変化、冷たい飲食物の過剰摂取、薄着での長時間冷房環境滞在は避けましょう。また、ストレスの蓄積も症状を悪化させるため、適度な休息と睡眠を心がけることが大切です。

どの程度の温度差なら大丈夫ですか？

一般的に室内外の温度差は5度以内が理想とされています。それ以上の差は自律神経に負担をかけ、冷房病のリスクを高めます。職場環境を調整できない場合は、服装での調整や定期的な温度変化への慣らしが効果的です。

冷房病と熱中症の関係は？

冷房を避けすぎると熱中症のリスクが高まります。適切な温度設定と服装の工夫で、両方のリスクを回避することが大切です。体温調節機能を正常化することで、どちらの症状も予防できます。

男性と女性で症状に違いはありますか？

女性の方が筋肉量が少なく基礎代謝が低いため、冷房病になりやすい傾向があります。また、ホルモンバランスの影響も受けやすく、より複雑な症状を呈することがあります。

冷房病が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術と冷房病は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

冷房病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。