偏平足

偏平足

足の裏には本来、土踏まずと呼ばれるアーチがあります。このアーチが低くなったり消失し、足の裏全体が地面に接してしまう状態が扁平足です。土踏まずは歩くときの衝撃を吸収し、体重を支えるクッションの役割を果たしていますが、アーチが崩れることで足や体全体に負担がかかりやすくなります。

日本人の約7割が扁平足傾向にあるとも言われ、外来通院している方だけでも5万人以上と推計されています。

扁平足をそのままにしておくと、足の痛みや疲労感が強くなり、膝や股関節、腰などにも負担がかかるようになります。歩くことや立つことがつらくなり、外反母趾や膝痛、腰痛などの二次的なトラブルにつながることもあります。さらに全身のバランスが崩れ、転倒しやすくなったり、スポーツや趣味を思いきり楽しめなくなることもあります。症状が進行すると、歩行障害や関節の変形など、日常生活に大きな支障が出ることもあります。

偏平足の原因

開院以来、当院には多くの偏平足でお悩みの患者さんが来院されています。

30年の臨床経験から言えるのは、偏平足の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

偏平足の原因は主に次のようなものがあります。

偏平足はこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。

アーチを支える筋肉や靭帯が弱くなることで、足の構造が崩れやすくなります。原因は人それぞれ異なり、単に筋肉をほぐしたりインソールを使うだけでは根本的な改善にはつながりません。だからこそ、まずは正確な検査で原因を特定することが重要です。

これまで病院やほかの治療院でよくならなかったとしても決してあきらめないでください。あなたの偏平足は、徹底した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

偏平足の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

インソール

長期間の装着が必要で、根本的な筋力強化にはつながらないことがあります。靴が限られる場合もあります。

テーピング

毎日貼り替える手間やコストがかかります。貼り方を誤ると効果が薄いです。

運動療法

継続が必要で、正しい方法で行わないと効果が出にくいです。自己流では悪化することもあります。

偏平足を改善するために

偏平足を改善するためには、原因をつきとめることが何よりも重要です。原因がわからないまま治療を進めることは、コンパスを持たずに山に登るようなものです。行き当たりばったりの治療では改善は見込めません。

当院では、丁寧なカウンセリングと徹底した検査で原因を明らかにします。その結果をもとに治療計画を立て、検査結果と治療計画をわかりやすく説明します。

患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが、根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

偏平足の改善には、まず原因をしっかり見極めることが大切です。

筋力や柔軟性のバランスを整え、足のアーチを支える力を高めていくことが根本改善への近道となります。生活習慣や靴選びも見直しながら、正しいケアを続けていくことで再発を防ぐことができます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方もあきらめずにご相談ください。

偏平足のQ＆A

偏平足は自然に治りますか？

子どもの場合は成長とともにアーチが形成されることもありますが、大人の扁平足が自然に治ることはほとんどありません。適切なケアが必要です。

偏平足の人がやってはいけないことは？

自分に合わない靴やヒールを無理に履くこと、急激な運動や無理な負荷をかけることは避けましょう。

扁平足と外反母趾の関係は？

扁平足は足の親指に負担がかかりやすく、外反母趾を引き起こす大きな要因となります。

インソールだけで改善しますか？

インソールはサポートとして有効ですが、根本的な改善には筋力強化や生活習慣の見直しも必要です。

運動やストレッチはどれくらい効果がありますか？

継続して行うことでアーチを支える筋力がつき、症状の改善や予防に役立ちます。

偏平足が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術と偏平足は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

偏平足は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。