円回内筋症候群

円回内筋症候群

肘の内側を通る正中神経が円回内筋に圧迫されることで痛みやしびれ、握力低下が生じる上肢の障害です。パソコンやスマートフォン操作、楽器演奏など前腕を内側にひねる動作を繰り返す方に多く、現代の生活習慣病として増加傾向にあります。

初期段階では違和感や軽い痛みから始まりますが、進行するとペンや箸の使用が困難になるなど日常生活に大きな影響を及ぼします。特にデスクワークやスポーツに従事する方の職業病としても注目されています。

症状が進行すると前腕の筋肉が萎縮し、ペンや工具を握れなくなる可能性があります。神経の圧迫が長期化すると感覚障害が固定化し、回復に時間を要する例も多く、最悪の場合は手術が必要となるため早期の対応が重要です。

円回内筋症候群の原因

開院以来、当院には多くの円回内筋症候群患者さんが来院されています。30年の臨床経験から言えるのは、円回内筋症候群の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

円回内筋症候群の原因は主に次のようなものがあります。

円回内筋症候群はこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。

そしてその数や組み合わせは、当然、患者さんによって異なります。だからこそ当院では、何よりも検査を重要視しています。患者さんそれぞれの置かれた環境や既往歴などを丁寧にお聞きして、当院独自の客観的検査や整形外科検査などを行い、円回内筋症候群の原因を見つけ出します。

原因がわかるから改善する道が見えてきます。これまで病院やほかの治療院でよくならなかったとしても決2017年からあきらめないでください。あなたの円回内筋症候群は、徹底した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

円回内筋症候群の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

装具療法

筋力低下を招くリスクがあり長期使用には不向きです。

神経ブロック注射

効果が3ヶ月程度と一時的で根本解決にはなりません。

薬物療法

一時的な痛みの緩和には効果的ですが、根本的な原因解決にはならず、長期使用による胃腸障害や肝機能障害などの副作用リスクがあります。

手術療法

術後のリハビリに半年以上を要し、再発のリスクもゼロではありません。

円回内筋症候群を改善するために

円回内筋症候群を改善するためには、原因をつきとめることが何よりも重要です。原因がわからないまま治療を進めることは、コンパスを持たずに山に登るようなものです。行き当たりばったりの治療では改善は見込めません。

当院では、丁寧なカウンセリングと徹底した検査で原因を明らかにします。その結果をもとに治療計画を立て、検査結果と治療計画をわかりやすく説明します。患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが、根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

円回内筋症候群の根本改善のためには、症状の緩和はもとより、骨格や筋肉のバランスを整え、姿勢や歩行まで改善する必要があります。そのため当院では検査を充実し、計画を立てて共有し、経過を確認ながら施術しています。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行っているのです。変化を共有し、お互いに確認しながら治療を進めていく一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方もあきらめずにご相談ください。

円回内筋症候群のQ＆A

円回内筋症候群は自然に治りますか？

軽症例では2週間の安静で改善可能ですが、慢性化した場合は専門的施術が必要です。神経の滑走障害が進行する前に早期受診をお勧めします。

円回内筋症候群の人がやってはいけないことは？

腕を内側にひねる動作や長時間のパソコン作業、スマートフォンの長時間操作は避けてください。神経を圧迫するようなストレッチや無理な筋トレも控えましょう。

症状悪化を防ぐコツは？

30分ごとに腕を外側に回す「回外運動」を実施し、デスク高を肘90度に調整しましょう。前腕のストレッチを習慣化することで負荷を軽減できます。

手根管症候群との違いは？

手根管症候群は手首で神経が圧迫されますが、円回内筋症候群は肘周辺の圧迫が原因です。しびれの範囲や症状の出方が異なりますので、専門家による鑑別が必要です。

円回内筋症候群が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術と円回内筋症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

円回内筋症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。