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こんにちは、整体院シェルパ・広島院の吉原です。今日はよく相談を受ける踵の痛みについてお話しさせてください。
部活の朝練やランニングの後に、踵の内側がズキッと痛んだ経験はありませんか。実はその症状、足底筋膜炎というかかとの炎症であることが多いんです。
スポーツをしている方からのご相談が本当に多く、走り始めや部活中に痛みが出るというケースを数え切れないほど診てきました。



スポーツをしながら踵の痛みと付き合っている人、実はとても多いんです。ひとりで我慢せず、まずは正しい知識を持ってほしいと思っています
まずは「自分の症状が本当に足底筋膜炎なのか」というところから確認していきましょう。踵や足の裏の痛みには似たような疾患もいくつかあるので、特徴を知っておくと安心です。
足底筋膜炎は、足の裏に張っている膜状の組織である足底筋膜が、繰り返しの負担で炎症を起こしてしまう状態のことです。
特徴的なのは、朝起きて最初の一歩を踏み出したときに、踵にズキッとした痛みが走ることです。歩いているうちに少し楽になるのに、また長時間立ったり歩いたりすると痛みがぶり返す。この繰り返しに悩んでいる方がとても多い印象があります。
スポーツをしている人の場合は、走り始めや部活の練習中に痛みが強く出て、休むとまた落ち着くというパターンが目立ちます。日本国内でも人口の約10パーセントが経験するといわれるほど、実はありふれた症状なんです。
ここでは、運動をしている方に足底筋膜炎が起こりやすい理由について、臨床でよく見られる原因を整理してお伝えします。
ランニングやジャンプを繰り返すスポーツでは、着地のたびに足の裏へ大きな衝撃が加わります。加えて足底筋膜は蹴り出す動作のたびに引き伸ばされるため、両方向からのストレスが集中しやすいんですね。
部活で急に走り込みの量が増えたり、シューズが合っていなかったりすると、この負担がさらに大きくなってしまいます。
実は踵だけを見ていても、原因が見つからないことがよくあります。足底筋膜炎の原因はひとつではなく、足首の硬さや股関節の使い方、姿勢のクセなど複数の要因が重なって起きていることがほとんどなんです。
30年間、臨床現場で多くのスポーツ選手や部活生を見てきましたが、痛みが出ている場所と本当の原因の場所が違うということも珍しくありません。だからこそ、痛い部分だけをマッサージしたり温めたりするだけでは、なかなか改善しないケースが多いのです。
「病院に行くべきか、整体に行くべきか」と迷う方も多いと思うので、それぞれの特徴を簡単に整理しておきます。
| 治療法 | 内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| 薬物療法 | 消炎鎮痛剤や湿布、注射 | 一時的な痛みの緩和が中心 |
| 理学療法・運動療法 | ストレッチやインソール | 局所に限定されると対症療法になりやすい |
| 体外衝撃波・手術 | 難治性の重症例に限る | 保存療法で改善しない一部の方が対象 |
いずれの治療も痛みを抑えることには一定の効果がありますが、足首や股関節の動き、歩き方や走り方の癖といった根本的な部分まで見直さないと、練習を再開したときにまた同じ痛みがぶり返してしまうことが少なくありません。
私自身、16歳の冬に原因不明の痛みで大好きだった陸上を引退した経験があります。その時に強く感じたのが、痛い場所だけを診ていても本当の原因にはたどり着けないということでした。
だからこそ当院では、足底重心測定器を使った検査や姿勢分析、歩行動画の撮影などを通して、踵の痛みの背景にある体全体のバランスを丁寧に確認しています。
「練習を休みたくない」「大会までに治したい」という声を本当によく聞きます。ここでは、運動を続けながら痛みと向き合うための考え方をお伝えします。
痛みが強い時期は無理に走り続けると悪化しやすいので、一時的に運動量を調整することも必要です。ただ、完全に休むだけでは足首や股関節の硬さが残ってしまい、復帰後にまた痛みが出ることも多いんです。
当院では、検査で見つかった原因に合わせて、痛みを抑える施術と、再発しにくい体づくりの運動療法を組み合わせています。部活生や市民ランナーの方が、また安心して走り出せるようになった例もたくさん見てきました。
踵の痛みは、我慢して練習を続けているうちに悪化してしまうことがとても多い症状です。原因がわからないまま湿布や痛み止めだけで様子を見ていると、治るまでの時間がどんどん長引いてしまいます。
私は、痛みの本当の原因を丁寧な検査で見つけ出し、それぞれの体に合った施術と運動療法を組み合わせることが、スポーツを続けながら改善するための一番の近道だと考えています。
大会や部活を諦めたくない、また思いきり走りたいという気持ちがあるなら、決してひとりで悩まないでください。あなたの足の痛みに、私たちが登山案内人のように寄り添い、改善までの道をご一緒します。少しでも気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

