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母指CM関節症が両手に出たら?進行を止める3つのこと

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こんにちは、整体院シェルパ広島院の吉原です。「親指がまた痛い……右だけじゃなく今度は左まで」そんな言葉とともに来院される方が、最近とても増えています。両方の手に同時に痛みが出てきたとき、不安な気持ちになりますよね。今日は母指CM関節症が左右の手に広がるしくみと、日常生活への影響、そして整体でできることについてお伝えします。

「なぜ反対側にまで出てきたんだろう」「このまま進んでいくんだろうか」と、ひとりで抱え込んでいる方にこそ読んでほしい内容です。

院長・吉原

両手に痛みが広がってきた患者さんを診るたびに感じるのは、「もっと早く来てほしかった」という気持ちです。片手だけのうちに相談していただければ、対処の選択肢はもっと広がります。焦らなくていい、でも先延ばしだけはしないでほしい

目次

なぜ親指の痛みが両手に出るのか

「使い過ぎが原因なら、利き手だけが痛いはずでは?」と思う方は多いです。じつはそこに、両側に症状が出るヒントが隠れています。母指CM関節症には、単純な使い過ぎ以外の背景が深く関わっていることが少なくないのです。30年以上の臨床経験から、私はこの問いと何度も向き合ってきました。

ホルモンバランスの変化という視点

40代後半から60代の女性に特に多いのが、更年期を境に両手の指関節が一気に痛み始めるケースです。女性ホルモン(エストロゲン)には関節や軟骨を保護する働きがあるとされており、閉経前後にその分泌が急激に減少すると、体内の関節全体が影響を受けやすくなります。

利き手だけが痛い段階では「使い過ぎかな」と思っていた方が、反対側にも症状が現れたとき初めて「これはただの使い過ぎではないかもしれない」と気づくことが多いです。その直感は正しいことが多いのです。

体全体のバランスが関係している

当院で行う独自の検査では、手の痛みがある患者さんに足底重心の偏りや肩・首のアンバランスが見つかることが少なくありません。身体は全体でひとつのシステムとして動いています。片方の手への過度な負担が長年続くと、そのひずみが反対側にも波及していくことがあります。

また、もともと関節の構造的な特徴(関節の浅さや靭帯の緩みやすさ)を持っている方は、左右どちらにも症状が出やすい体質であることもあります。これは遺伝的な要因とも関係しており、お母さんや祖母が同じ悩みを持っていた方は要注意です。

複数の原因が重なっている

「加齢」「使い過ぎ」「ホルモン変化」「体のゆがみ」「過去のけが」、これらの要因はひとつだけで発症することもありますが、多くの場合は複数の原因が重なり合って症状として現れています。だから片手にとどまらず、両側に出てくることもあるのです。

両手に痛みがある場合、日常生活はどう変わるか

片手の痛みでも十分つらいのに、それが両手に広がったときのしんどさは想像以上です。「右が痛いときは左を使えばいい」という逃げ場がなくなってしまいます。来院された患者さんたちの声をもとに、具体的な困りごとをお伝えします。

朝の家事・身支度でつまずく

ペットボトルや瓶のフタをひねる動作、タオルを絞る、ハサミで袋を切るといった動作は、すべて親指の付け根の関節を使います。朝起きてすぐ、台所に立つたびに痛みが走るという方は少なくありません。「朝ごはんを作るのが憂鬱になってしまった」という声も聞きます。

仕事や職場での支障

調理師や美容師、介護職、農作業に従事されている方にとって、親指の力は仕事の根幹です。力を入れるたびに「ズキッ」とくる感覚は、集中力を削ぎ、ミスのリスクを高め、精神的な疲弊にもつながります。「手術はしたくないけど、仕事も休めない」という切迫した状況で来院される方も多いです。

デスクワークの方も例外ではありません。マウス操作、書類のホチキス止め、スマートフォンの操作など、画面越しに見えない「親指の消耗」が積み重なっています。

趣味や生きがいを諦めそうになる

ガーデニング、料理、手芸、ピアノ、書道。丁寧な手仕事を愛してきた方ほど、両手の痛みによって趣味を手放すことへの抵抗と悲しさは大きいものです。「年だから仕方ない」と諦めてしまうのはまだ早いです。適切に対処すれば、好きなことを続けながら回復への道を歩むことができます。

進行するとどうなるか、ステージ別に知っておこう

母指CM関節症には進行のステージがあり、早い段階であるほど対処の幅が広がります。「どの段階にいるかわからない」という方のために、目安となるサインをお伝えします。

初期〜中期のサイン

親指の付け根に動かしたときだけ痛みが出る。腫れや熱感はあまりない。この段階では、身体全体のバランスを整えることで症状の進行を抑えやすくなります。整体や運動療法が特に効果を発揮しやすいのもこの時期です。

中期〜進行期のサイン

安静にしていても親指の付け根がじんじんする。関節の出っ張りが目立ち始める。握力が落ちてきた。この段階になると、日常的な動作に制限が生じてきます。進行してからよりも、気になり始めた段階で動くことが大切です。

重症化のリスク

放置を続けると、親指の関節が大きく変形し(亜脱臼)、骨同士がぶつかる状態になります。ここまで進むと保存療法だけでは限界があり、手術が選択肢に入ってきます。手術後も長期のリハビリが必要になることが多く、完全な機能回復が難しいケースもあります。「もっと早く動いていれば」という後悔をしないためにも、ぜひ早めの相談をおすすめします。

腱鞘炎との違いも確認しておこう

親指に痛みが出ると、「これは腱鞘炎かもしれない」と思う方も多いです。実際、どちらも親指周辺に症状が出るため混同されることがありますが、原因も対処法も異なります。腱鞘炎は腱が通るトンネル(腱鞘)に炎症が起きる状態で、主に手首の親指側(ドケルバン病)に痛みが出ます。一方で母指CM関節症は、もっと下の付け根の関節そのものに問題が起きています。

比較項目母指CM関節症腱鞘炎(ドケルバン病)
痛みの場所親指の付け根の関節手首の親指側
主な原因軟骨の摩耗・変形腱と腱鞘の摩擦・炎症
なりやすい人40代以上の女性、更年期以降産後の女性、手をよく使う人
変形の有無進行すると関節が変形基本的に変形なし
整体のアプローチ関節・全身バランスの調整炎症軽減・負荷分散の調整

自分でどちらか判断するのは難しいことが多いので、「親指まわりが痛い」と感じたらまず検査を受けることをおすすめします。

病院での治療との違い

「整形外科に行ったら湿布を出されて終わった」「痛み止めを飲んでもまた痛くなる」という声をよく聞きます。病院での治療が意味がないということではありませんが、薬や装具はあくまでも症状を緩和するためのものです。痛みを起こしている根本の原因にアプローチするものではありません。

一時的な緩和と根本改善は別のこと

湿布や痛み止めで一時的に楽になっても、身体のバランスや動き方のクセが変わらなければ、同じ場所に同じ負担がかかり続けます。当院がまず徹底するのは「なぜその関節に負担が集中しているのか」という原因の特定です。足底の重心、肩や首のバランス、日常の動作パターンまで含めた多角的な検査を行います。

手術を避けたい方へ

「手術はしたくない」「仕事を長期間休めない」という方にとって、整体は有力な選択肢のひとつです。当院では、手術に至る前の段階でできることを最大限に引き出す施術を行っています。実際に手術を回避して日常生活を取り戻せた患者さんも多くいらっしゃいます。

当院の整体が両手の症状に対して行うこと

「整体で関節症が良くなるの?」と半信半疑で来院される方も少なくありません。整体は骨を元通りにする魔法ではありませんが、痛みを引き起こしている「環境」を変えることはできます。関節に過剰な負担がかかり続ける状況を解消していくことが、症状の改善と進行の抑制につながります。

全身からアプローチする理由

手の痛みを手だけで診ることはしません。足の着き方、骨盤の傾き、肩や首のゆがみ、そういった全身の連動のなかで「なぜ親指の関節に負担が集まっているのか」を明らかにします。5種類の検査を組み合わせ、見えていなかった原因を可視化します。

施術計画を共有して進める

当院では、検査の結果と施術計画をわかりやすく説明し、患者さん自身が自分の状態を把握しながら治療に参加できるようにしています。「何をされているかわからないまま通っている」という不安がないように、変化や経過も毎回共有します。国家資格を持つ院長が問診から施術まで一貫して担当しますので、来院のたびに説明し直す必要もありません。

こんな方がシェルパで改善しています

実際に当院に来られた患者さんには、次のような変化が見られています。

  • 「両手が痛くて料理ができなかったのに、好きな献立を作れるようになった」
  • 「右も左も親指がつらかったが、サポーターなしで仕事ができるようになった」
  • 「手術を勧められていたが、整体で日常生活に支障がなくなった」
  • 「趣味の手芸を諦めかけていたが、また楽しめるようになった」

もちろん、すべての方が同じように改善するとは言い切れません。ただ、諦める前に一度検査を受けてほしいのです。原因がわかれば、改善の道筋が見えてきます。

おわりに:ひとりで抱えないでください

「両手が痛い」という状態は、日々の生活の中でじわじわと心を削っていきます。「もう年だから」「みんな同じかもしれない」と自分に言い聞かせながら我慢し続けてきた方も多いでしょう。でも、その痛みには必ず原因があり、原因がわかれば対処できることがほとんどです。

私自身、学生時代に股関節の痛みで競技を断念した経験があります。あのとき誰かに原因を見つけてもらえていたら、と今でも思います。だからこそ、諦めずに原因を探し、丁寧に向き合うことを大切にしています。一人で悩まず、気になることがあればいつでも気軽に相談してください。あなたの手が、またいきいきと動き始めるために全力でサポートします。


院長:吉原

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