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朝と家事で感じる母指CM関節症の初期症状とは

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こんにちは、整体院シェルパ広島院の吉原です。朝ふきんを絞ったり、ペットボトルのフタを開けるときに親指の付け根がズキッと痛んで、「これって母指の関節の病気かな」と不安になっていませんか。そんなときに気になるのが、いわゆる親指付け根の関節トラブルや、いわゆる手首に近い側の炎症との違いだと思います。そこで今回は、その初期のサインについて、お話ししていきますね

もし「自分の症状はどっちなんだろう」と感じたら、一度こちらのページも参考にしてみてください。親指の付け根のトラブルについて詳しくまとめています 親指付け根の関節トラブル

さらに、親指側の手首あたりが痛くて、物を持ったときにズキッとする場合は、別の炎症が関わっていることもあります。その場合はこちらのページが参考になると思います 手首や親指側の炎症症状

院長・吉原

朝や家事のときだけでも痛みが出ている時点で、身体からのサインは始まっています。その段階で正しいセルフケアと使い方を知っておくことが、後の変形やつらい痛みを防ぐいちばんの近道だと考えています

目次

朝と家事で出る親指付け根の痛みは「初期サイン」になりやすい

まずお伝えしたいのは、「朝だけ」「家事のときだけ」の親指付け根の痛みは、はっきりしたケガをしていなくても立派な初期サインになり得るということです。とくに四十代以降の女性で、更年期前後のタイミングや、家事や仕事で手をよく使う方に多く見られます

起きてすぐに指がこわばって動かしづらかったり、ふきんを絞るときにだけズキッと痛む。ペットボトルのキャップを開けるときや、洗濯ばさみをつまむときに「前は何ともなかったのに」と違和感を覚える。この段階では、レントゲンを撮っても大きな変形が写らないことも多いのですが、関節や周りの組織には小さな負担が積み重なり始めています

多くの方は「そのうち治るだろう」「年齢のせいかな」とそのままにしてしまいますが、ここでの意識とケアが、数年後の手の使いやすさを左右すると言っても大げさではありません。ですので、まずはどんな状態が初期サインになりやすいのか、一緒に整理していきましょう

こんなシーンは要注意という日常動作

朝や家事でどんなときに痛みが出るかを振り返ることが、セルフチェックの第一歩になります。具体的な場面として多いのは、ものをつまむ動きと、ひねる動き、そして絞る動きです

例えば、瓶やペットボトルのフタを開けるときに、以前より力が入りにくい感じがしたり、親指の付け根あたりがチクッと痛むことはありませんか。洗濯物を干すときに洗濯ばさみをつまむ動作で、親指の前側や少し手首寄りがズキンとすることもよく聞かれます。タオルや雑巾をギュッと絞るときに痛みが強くなるのも、この関節に負担が集中しているサインです

料理の場面でも、固い野菜を包丁で切るときや、フライパンや鍋を片手で持ち上げるとき、まな板を洗うときなどに、思わず顔をしかめるような痛みが出る方が多いです。ボタンを留める、書類をつまんでファイルから出し入れする、スマホを片手で長時間操作するなど、細かい作業が続くとジワジワ痛みが増してくるケースも少なくありません

朝特有のこわばりと日中の痛みの関係

「朝だけこわばるけれど、動かしているうちにマシになるから大丈夫」と感じている方も多いのですが、実はこのパターンも要注意です。夜のあいだは手をあまり動かさないため、関節の中や周りの組織が硬くなりやすく、起床直後は血流も十分ではありません

そこにいきなり家事で強い力を加えると、硬くなった関節面や靭帯にグッと負担がかかります。朝のこわばりが少し落ち着いてからも、同じような動きを何度も繰り返すことで、少しずつ炎症が蓄積していきやすくなります。一時的に痛み止めや湿布で楽になっても、使い方が変わらなければ、同じところにストレスがかかり続けてしまうのです

「朝のこわばり」と「家事の痛み」がセットで出ている場合は、関節の軟骨や靭帯が疲れてきているサインとして受け止めてあげることがとても大切です

親指付け根の痛みで多い二つのパターン

実際の現場では、親指の付け根の痛みと言っても、原因が一つとは限りません。同じ場所の痛みでも、人によって関節そのものがメインで傷んでいることもあれば、親指側の手首あたりで炎症が起きていることもあります。ここを整理しておくと、自分に合った対策が見えやすくなります

親指の付け根の関節に負担がかかるタイプ

ひとつは、親指の付け根の関節に、長年の使い方やホルモンバランスの変化などで負担が蓄積していくタイプです。ここはものをつまんだりひねったりするときの支点になる関節で、家事や育児、仕事で手をよく使う方ほど酷使されやすい部分です

このタイプの方は、ペットボトルのフタや瓶のフタを開けるとき、重い鍋やフライパンの持ち手を握るときなど、「指先でしっかりつまむ」「小さな面積に力を集中させる」動作で痛みを感じることが多いです。痛みの場所も、爪に近い側というよりは、少し手首寄りのふくらみのあたりを押すとズーンと響くような印象になります

初期のうちは、何もしていないときは痛みがなくて、使いすぎたときにだけ症状が出るケースがほとんどです。そのため、「今日はたまたまかな」とやり過ごしてしまいがちですが、ここで使い方を見直してあげることが、とても大事なポイントになります

親指側の手首からくる痛みのタイプ

もうひとつは、親指側の手首周辺にある腱の通り道が炎症を起こすパターンです。こちらはいわゆる「腱の炎症」と呼ばれることが多く、親指や手首を動かす筋肉のスジが、狭いトンネルを通る部分でこすれて痛みが出る状態です

このタイプの方は、赤ちゃんの抱っこや、重いフライパンを持つ動作、スマホを片手で長時間操作するような動きで痛みが強くなりやすいです。親指だけでなく、手首を小指側に倒したり、親指を握った状態で手首を動かしたときに、親指側の手首がキーンと痛むことも特徴のひとつです

親指付け根と手首側、どちらの関節や腱がメインで負担を受けているかによって、細かな対処が変わってきますので、自分の痛みがどの位置に近いのかを把握しておくことは、とても役に立ちます

関節タイプと腱タイプのおおまかな違い

ここで一度、親指付け根の関節タイプと、親指側の手首の腱タイプの違いを表にして整理してみましょう。あくまで目安ではありますが、ご自分の状態をイメージする助けになると思います

気になるポイント親指付け根の関節トラブル親指側の手首の腱トラブル
主な痛みの場所親指の付け根で手首寄りのふくらみあたり親指側の手首の少し出っ張った部分
痛みが出やすい動きフタを開ける、タオルを絞る、洗濯ばさみをつまむ赤ちゃんの抱っこ、重い物を持つ、スマホを長時間操作
朝のこわばりあることが多いない場合もあるが、使いすぎると痛みが増す
放置したときの心配関節の変形や力の入りにくさ痛みの慢性化や動かしづらさ

放っておくとどうなるのかという不安について

親指付け根の痛みでご相談に来られる方の多くが、「このままにしておいたら、ゆくゆくは指が変形してしまうのではないか」「手術するしかなくなるのではないか」と不安を抱えておられます。そのお気持ちはよくわかりますし、それだけ手を大事にされている証拠だと思っています

たしかに、関節への負担が長年続くと、徐々に軟骨がすり減ったり、骨同士の当たり方が変わってきたりすることがあります。見た目にも、親指の付け根が角ばってきたり、関節のラインが少し変わって見えることもあります。そこまで進行してしまうと、痛みが強くなったり、物をつかんだときに力が入りにくくなることもあります

ですが、全員がそこまで進むわけではありませんし、初期の段階であれば、日常生活の工夫や体の使い方の修正、適切な施術や運動療法などで、進行をゆるやかにしたり、症状を落ち着かせていける可能性は十分あります。大切なのは、「まだそこまでひどくないから大丈夫」と見て見ぬふりをするのではなく、「今のうちにできることをしておこう」と一歩踏み出すことだと感じています

よくある自己流ケアの落とし穴

親指付け根が痛くなると、多くの方がまず湿布を貼ったり、市販のサポーターをつけるなどのセルフケアを試されます。もちろん、それ自体が悪いわけではなく、うまく使えば助けになることも多いです。しかし、自己流で続けてしまうことで、かえって負担を増やしてしまうケースも少なくありません

例えば、固めのサポーターを一日中つけっぱなしにしていると、確かにその間は楽でも、指や手首周りの筋肉が働きにくくなり、支える力が弱ってしまうことがあります。結果として、サポーターを外すと以前より不安定になり、ちょっとした動きでも痛みが出やすくなることがあります

また、「痛いから」といって親指を全く使わないようにしていると、関節の動きがどんどん固くなってしまうこともあります。必要なところはしっかり休ませながらも、動かしたほうが良い範囲はきちんと動かしていく。このバランスを見極めるのが、実はとても重要なポイントです

自分でできるケアと、専門家に任せたほうが良い部分

では実際に、朝や家事のときに親指付け根が痛いとき、どんなケアをしていけば良いのでしょうか。ここでは、ご自身で取り組みやすい工夫と、専門家の手を借りたほうが良い部分に分けてお話しします

日常で意識したい使い方の工夫

まず大切なのは、普段の動きの中で、親指の付け根だけに負担を集中させないようにすることです。同じ家事でも、ほんの少し持ち方や力の入れ方を変えるだけで、関節へのストレスはガラッと変わります

例えば、ペットボトルや瓶のフタを開けるときは、指先だけでキュッとひねるのではなく、反対の手でボトル本体をしっかり支え、手のひら全体を使って回すイメージを持つと、親指の付け根への負担が減ります。タオルや雑巾を絞るときも、細くねじるのではなく、両手の幅を少し広めにとって、大きな動きで絞るようにすると楽になります

また、フライパンや鍋、やかんなどの持ち手は、できるだけ太めのものを選んだり、持ち手にタオルを巻いて太さを出すことで、つまむ力を減らすことができます。細い持ち手は指先の小さな面積に力が集中しやすいため、痛みが出ている時期には避けたほうが無難です

手や指をいたわる簡単セルフケア

使い方の工夫と合わせて、手全体の血流を良くして、こわばりを取ってあげるケアもとても有効です。お風呂の湯船につかりながら、手を軽く開いたり閉じたりするだけでも、指先まで温まりやすくなります

時間があるときは、洗面器などに少し熱めのお湯を張って、そこに手首まで浸けてあげる「手浴」もおすすめです。五分から十分ほど、ゆっくり温めることで、関節周りの筋肉や腱が柔らかくなり、朝のこわばりや、家事のときの痛みが軽くなることがあります。そのあとに、反対の手で親指を優しくつまみ、ぐるぐると小さく回したり、軽く引っ張るようにストレッチしてあげると、より動きがスムーズになりやすいです

ただし、痛みが強いときや、触れるだけでズキンとするような場合は、無理をせず、まずは安静を優先してください。セルフケアはあくまで気持ちよくできる範囲で行うことが大前提です

サポーターやテーピングを使うときの考え方

サポーターやテーピングは、うまく使えば関節の保護に役立ちますが、「常に着けっぱなし」には注意が必要です。家事や仕事などでどうしても手を使わざるを得ない時間だけサポートとして使い、それ以外の時間はなるべく外して、指や手首が自力で支える時間も確保することが理想です

また、市販のサポーターは形や硬さがさまざまですので、自分の症状に合ったものを選ぶことが大切です。締め付けが強すぎるタイプを選んでしまうと、血流が悪くなり、かえって冷えやこわばりが強くなることもあります。できれば専門家と相談しながら、使うタイミングや時間、種類を決めていくことをおすすめします

整体院シェルパで大切にしている考え方

整体院シェルパ広島院では、親指付け根の痛みや手首のトラブルに対して、「その場しのぎではなく、これから先も手を安心して使える状態を目指す」という考え方を大事にしています。痛みを和らげることはもちろんですが、なぜそこに負担が集まってしまったのかという背景まで、一緒に探していくことを心がけています

親指だけを見ていても、根本的な改善にはなかなかつながりません。肩や肘、体幹の使い方、姿勢、呼吸の仕方など、全体のバランスが変わってくることで、自然と手先の負担が軽くなることも多いです。実際に施術では、手や腕だけでなく、首や肩、背中、骨盤周りまで含めて、全身をひとつのつながりとして見ていきます

また、施術のあとにお伝えするセルフエクササイズや、日常の動きの工夫は、できるだけ簡単で続けやすいものを選ぶようにしています。難しい専門用語ではなく、料理や家事のイメージと結びつけながらお伝えすることで、ふだんの生活の中で自然と取り入れてもらえるように工夫しています

どんなタイミングで相談すれば良いか

「まだ病院に行くほどではない気がする」「でもこのまま様子を見ていて良いのか不安」という段階であれば、一度ご相談いただいても良いタイミングだと思います。とくに、朝のこわばりが一ヶ月以上続いている方や、家事や仕事のときの痛みがだんだん強くなってきている方は、早めに体の使い方を見直しておくことで、後々の負担をぐっと減らすことができます

すでに病院で診断を受けておられる方でも、「手術はできるだけ避けたい」「薬や注射だけに頼らず、自分の体も良い方向に変えていきたい」というお気持ちがあれば、整体の視点からお手伝いできる部分はたくさんあります。同じ症状名でも、人によって体の状態や生活スタイルはまったく違いますので、お一人お一人のお話をじっくり伺いながら、最適なプランをご提案するようにしています

この記事を読んでくださったあなたへ

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。朝や家事のときにだけ出る親指付け根の痛みは、どうしても「まだ大丈夫」と後回しにされがちです。しかし、その小さなサインに気づいてあげられるかどうかが、これから先の手の使いやすさに大きく影響します

私は自分自身も学生時代のケガをきっかけに治療家の道に入り、以来、接骨院や整体院で多くの方の身体と向き合ってきました。その経験から、痛みが強くなる前の段階で、体の使い方とケアの方法を整えておくことの大切さを、日々実感しています

もし今、「この痛みは年のせいだから仕方ないかな」とどこかで諦めかけている自分がいるとしたら、一度その考えを横に置いてみてください。ほんの少し意識を変えてあげるだけでも、手の負担を減らし、これからも家事や仕事、趣味を楽しめる可能性はまだまだあります

整体院シェルパ広島院では、その場しのぎではない、あなたの生活に寄り添ったサポートを心がけています。一人で不安を抱え込まず、まずは今の状況を聞かせていただけたら嬉しいです。あなたの手が、これからも安心して使い続けられるように、一緒に考えていきましょう

より詳しい症状の説明や、施術の進め方については、こちらのページにまとめています。親指付け根の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度目を通してみてくださいね


院長:吉原

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