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親指の付け根の痛みが強くなったときに見直す3つの習慣

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こんにちは、整体院シェルパ・広島院の吉原です。ここ数日で親指の付け根の痛みが強くなってきて、物をつかんだりひねったりするたびに「また痛くなった…」と憂うつになっていませんか。同じ年代の方からも同じような相談をよく受けますし、放っておけば良くなるのか、それとも今すぐ何か対策をした方がいいのか迷いますよね。そんな親指の付け根の痛みについて、今回はできるだけわかりやすくお話していきます。親指の付け根の関節に関する詳しい説明は母指CM関節の症状ページも参考にしてみてください。

痛みが増してくると、家事や仕事にも影響が出てきてしまいますし、「このまま変形したり、手術と言われたらどうしよう」と心配になる方も多いです。そんな不安を少しでも軽くしてもらえるように、原因やセルフケア、病院や治療院に相談するタイミングについてもお伝えしていきますね。

院長:吉原

手の痛みはごまかしながら使ってしまいやすい場所ですが、早めに原因を知っておくことで将来の不安をかなり減らせます。この記事を読みながら、ご自分の状態と照らし合わせてみてください

目次

親指の付け根の痛みが数日で強くなるのはなぜか

ここでは、なぜ数日のあいだに親指の付け根の痛みが強くなってくるのか、その背景を整理してお話しします。同じ「親指まわりの痛み」でも、関節が原因のものと筋肉や腱が原因のものがあり、それぞれ対処の仕方が変わってくるからです。なんとなく湿布を貼って様子を見るだけでは、かえって長引いてしまうケースもあるので、自分の症状のタイプを知ることがとても大事になってきます。

多くの方は、「最初はなんとなく違和感がある程度で、そのうち良くなるかな」と思っているうちに、ペットボトルを開けた瞬間にズキッと痛くなったり、タオルをしぼる動作のたびに痛みが増すようになります。さらに数日から数週間たつと、日常の何気ない動作でもチクチクとした痛みが続き、「これはさすがにおかしいな」と感じて検索されることが多い印象です。

背景には、手の使い方のくせや、年齢による関節の変化、ホルモンバランスの影響などが重なっていることがよくあります。特に四十代以降の女性では、家事と仕事、スマホ操作が重なりやすく、親指の付け根に負担が集中しやすい条件がそろいやすいんですね。

関節そのものが傷んでいるケース

親指の付け根の中でも、手首に近い小さな関節がこすれ続けることで、軟骨がすり減って炎症を起こしてしまうことがあります。このタイプでは、ビンのフタをひねる動きや、つまむ動作、荷物を持ち上げるときに特に痛みが出やすくなります。痛いところを押さえると、骨のきわのあたりにピンポイントで鋭い痛みを感じる方が多いです。

初期のうちは「使うときだけ痛い」というレベルですが、そのまま毎日同じ負担をかけ続けていると、何もしなくてもズキズキする時間が増えてきます。ひどくなると見た目にも関節がふくらんできたり、親指が人差し指側に曲がってきたように感じたりすることもあります。ここまで進んでしまうと、痛みを和らげるだけでなく、変形の進行を抑える視点も必要になってきます。

腱や筋肉の炎症による痛み

もうひとつ多いのが、親指を動かすための腱や、その周りを包んでいる腱鞘に炎症が起きているタイプの痛みです。こちらは、親指を広げたり、手首を小指側に曲げたときに痛みが強く出やすく、手首から親指の付け根にかけてスジが引っ張られるような感覚を伴うこともあります。

パソコンやスマホ、赤ちゃんの抱っこ、荷物の持ち運びなど、同じような動作の繰り返しが続いた結果として、急に症状が表に出てくることが少なくありません。「昨日急に痛くなった」という方でも、よくよく話をうかがうと、数週間前から張りや重さを感じていたというケースがよくあります。

短期間で痛みが増すときの共通点

関節が原因でも腱が原因でも、共通しているのは「痛みが出ているにもかかわらず、同じ負担をかけ続けている」という点です。例えば、料理で重たい鍋を持つときの持ち方や、ペットボトルの開け方、スマホの持ち方など、普段当たり前にやっている動作の積み重ねが親指の付け根を追い込んでしまっているわけですね。

数日のあいだに痛みが強くなったと感じるのは、限界に近づいていたところにさらに負荷がかかり、炎症が一気に表面化したサインと考えることもできます。我慢しながら使い続けるほど、回復までに時間がかかる傾向があるので、ここでいったん立ち止まって対策を考えることが大切です。

こんな症状があれば早めの対策がおすすめ

この章では、「さすがに様子見だけでは危ないかも」というサインについて整理していきます。すべてに当てはまる必要はありませんが、いくつか重なっている場合は、早めに専門家に相談した方が安心です。逆に、現状が軽い段階であれば、自宅でのケアをしながら様子を見るという選択肢もとれます。

まず目安となるのが、痛みの続いている期間と強さです。軽い違和感程度であれば数日様子を見ても良い場合がありますが、痛みで物を落としそうになる、力が入らない、夜間も気になるほどズキズキする、といった状況になっているなら、体からの「もう限界です」というサインと受け取っていただいた方が良いでしょう。

要注意のサインをチェックしてみよう

  • 瓶やペットボトルのフタを開けるときに激痛が走る
  • タオルをしぼる、ドアノブを回す、荷物を持つ動作で毎回痛みが出る
  • 痛い側の親指に力が入りづらく、物を落としそうで不安になる
  • 親指の付け根が腫れてきたように感じる、熱っぽくなっている
  • 痛みが気になって、夜目が覚めることがある
  • 数週間以上、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返している

こうしたサインがある場合、単なる疲れや一時的な違和感ではなく、関節や腱にしっかり炎症が起きている可能性が高まります。早めに対策すれば保存療法で落ち着くケースも多いですが、先延ばしにすると治るまでの期間がどうしても長くなってしまいます。

レッドフラッグとなる症状

一方で、「これはすぐ医療機関に行ってほしい」というレベルの症状もあります。特に、転倒や打撲のあとに急に強い痛みが出た場合や、指の形が明らかに変わってしまっている場合は、骨折や靱帯損傷の可能性も否定できません。

  • 転んだ、ぶつけた直後から強い痛みが続いている
  • 親指の付け根まわりが大きく腫れて、触るだけで激痛が走る
  • 指の向きや関節の形がおかしく見える
  • 発熱や全身のだるさを伴う強い痛みがある

このような場合は、自己判断でのセルフケアにこだわらず、まず整形外科などでの検査を優先してください。治療院でのケアが必要になるのは、その後に痛みが残ったり、動かしづらさが続いたりする段階です。

自分でできるケアとやらない方がいいこと

ここからは、ご自宅でできるケアと、逆に避けておきたい習慣についてお話しします。とはいえ、状態によって合う・合わないがありますので、痛みが強いときや、不安が大きいときは無理をしないでくださいね。セルフケアはあくまで補助的なものとして考えていただくと良いと思います。

最初に大切なのは、「痛みが出る動きをできるだけ減らしてあげる」ということです。親指を使うなと言われても、家事や仕事があると現実的ではないのですが、持ち方や力の入れ方を工夫することで負担をぐっと減らすことはできます。

日常生活で意識したいポイント

  • 重たい物を持つときは、痛くない側の手や腕全体で支える
  • 瓶のフタを開けるときは、布巾を使って手首全体でひねるようにする
  • スマホは片手で長時間支えず、テーブルに置くか両手で持つ
  • 家事のときは、極端に親指だけに力を集めないように意識する

このような細かい工夫を積み重ねることで、親指の付け根にかかる負担は確実に減っていきます。痛みが落ち着いてからも、この習慣を続けておくことで再発予防にもつながります。

サポーターやテーピングの活用

痛みが強い時期には、親指の付け根を軽く支えてあげることで、関節や腱の動きすぎを防ぐことができます。市販の親指用サポーターでも構いませんし、痛みの場所や方向に合わせてテーピングを行う方法もあります。しっかり固定しすぎると血行が悪くなり、かえって回復を遅らせることもあるので、「動きすぎないように少し支えてあげる」くらいの感覚がちょうどいいことが多いです。

当院に来られた方には、その方の手の形や生活スタイルに合わせた巻き方をお伝えするようにしていますが、ご自分で行う場合は、最初は短時間だけ試して様子を見るようにしてみてください。皮膚がかぶれやすい方は、肌に優しいテープを選ぶと安心です。

避けた方がいいセルフケア

一見良さそうに思えて、実は悪化させてしまうこともあります。例えば、痛いところを強くもみほぐしたり、無理に指を引っ張ったりひねったりするのはおすすめできません。炎症が強い時期に過度な刺激を加えると、かえって腫れが増したり、翌日さらに痛みが出ることがあります。

また、痛みがあるのに構わず筋トレのような負荷をかけ続けるのも避けたいところです。動かさなさすぎも良くないのですが、「痛みを我慢してでも動かした方が良い」という状態ばかりではありません。どのくらい動かして、どのくらい休ませるかのバランスを見極めることが大切になってきます。

整体院だからこそできるアプローチ

では、治療院ではどんなことができるのでしょうか。整形外科などの医療機関では、レントゲン撮影や投薬、注射、装具療法といった「関節そのものに対する治療」が中心になります。一方、整体院では、関節や腱に負担をかけている体の使い方や、姿勢、筋バランスなどを整えていくことで、根本的な負担の減らし方を一緒に考えていくことができます。

具体的には、親指だけをみるのではなく、手首や肘、肩、さらには首や背中の状態までチェックしていきます。なぜかというと、肩や背中が固くなることで腕全体の動きが制限され、そのしわ寄せが指先に集中していることも少なくないからです。

整体院シェルパでの検査と施術の流れ

  • 丁寧な問診で、いつからどういう動作で痛みが出るのかを細かく確認する
  • 手の関節だけでなく、姿勢や全身のバランスをチェックする
  • 負担をかけている筋肉をゆるめつつ、弱くなっている部分を見つける
  • 親指や手首の関節の動きを整え、負担の少ない動かし方を身につけてもらう
  • ご自宅で続けられる簡単なエクササイズや生活上の工夫をお伝えする

このように、原因をひとつに決めつけるのではなく、いくつかの要素が重なって今の痛みが出ていると考えながら、少しずつ負担を減らしていくことを大切にしています。同じ年齢、同じ症状でも、仕事の内容や家事の量、趣味の有無によって必要なアプローチは変わってきますので、そこはお話をしながら一緒に組み立てていきます。

関節の変化があっても諦める必要はありません

病院で「年齢的なものですね」と言われると、それ以上どうしようもないように感じて落ち込んでしまう方もいらっしゃいます。たしかに、すり減ってしまった軟骨自体を元に戻すことは難しいのですが、だからといって痛みがずっと続くわけではありません。負担のかかり方を変えたり、周りの筋肉を上手に使えるようになることで、実際に生活の中で困らないレベルまで改善していくケースは多くあります。

大事なのは、「もう年だから」とあきらめる前に、自分の体に今何が起きているのかをきちんと理解し、できる対策を一つずつ実践していくことです。その過程で、どうしても自分だけでは判断が難しいところをお手伝いするのが、私たち治療家の役割だと考えています。

どのタイミングで相談したらいいのか

最後に、多くの方が迷われる「受診や相談のタイミング」についてお伝えします。忙しい毎日の中で、わざわざ時間を作って行くべきなのかどうか、悩まれる気持ちはよくわかります。ただ、先ほどのチェックポイントにいくつか当てはまる場合や、痛みが増える一方で不安が強くなってきたときは、一度専門家に状況を見てもらった方が、ご自身の心の負担もぐっと減ります。

具体的には、二週間以上同じような痛みが続いている、痛みで仕事や家事のペースを落とさざるを得ない、湿布や市販薬だけでは変化が乏しい、こうした状況であれば一度ご相談いただくことをおすすめします。もちろん、「そこまでひどくはないけれど、このまま放っておいていいのか不安」という段階でも構いません。

整体院に相談するときに知っておいてほしいこと

整体院に行くのは初めて、という方も多いと思います。そのときに意識していただきたいのは、痛みの強さだけでなく、「どんなときに困るのか」「本当はどうなりたいのか」を教えていただくことです。例えば、「孫を抱っこしても痛みを気にせず遊びたい」「仕事で書類をめくるときに痛みを感じたくない」といった具体的な目標があると、そこに向けて計画を立てやすくなります。

また、これまでに試したこと(湿布、サポーター、マッサージ、病院での治療など)や、その結果どうだったかもぜひ教えてください。同じことを繰り返さず、必要な部分に的を絞ったアプローチを考える材料になります。あなたのこれまでの努力も、しっかり踏まえたうえで一緒に次の一歩を考えていきましょう。

一人で抱え込まないでください

親指の痛みは、周りの人からは「そのうち治るよ」と軽く見られてしまうこともあり、真剣に悩んでいる気持ちをわかってもらえないことがあります。ですが、実際には日常生活の細かいところにまで影響してきて、じわじわとストレスをためてしまう症状です。料理や掃除、仕事、趣味、どれも手を使わないものはほとんどありませんからね。

もしあなたが今、親指の付け根の痛みが悪化してきて不安を感じているなら、「これくらい我慢しないと」と自分に言い聞かせる前に、一度専門家に頼ってみていただきたいと思います。相談したからといって、必ず通院しなければいけないわけではありませんし、今の状態を整理して、これから何をしていけばいいのかがわかるだけでも心が軽くなるはずです。

吉原からのメッセージ

私は学生時代にけがを繰り返した経験から、この道に進みました。痛みを抱えながら「この先どうなるんだろう」と不安になった気持ちは、今でも忘れていません。だからこそ、目の前の痛みを軽くすることはもちろん大事ですが、それ以上に「この先も好きなことを続けていけるのか」という不安を一つずつ減らしていくお手伝いをしたいと考えています。

親指の付け根の痛みが強くなってきているときは、体が「使い方を変えてほしい」と訴えているサインでもあります。その声に耳を傾けてあげるかどうかで、半年後、一年後の手の状態は大きく変わってきます。早めに手を打つことで、手術などの大がかりな治療を避けられる可能性も十分にあります。

もしこの記事を読みながら、「もしかして自分のことかも」と感じたなら、一人で悩み続けずに、いつでも相談してください。同じ広島で暮らす同年代の仲間として、そして治療家として、あなたの力になれたらうれしいです。詳しい症状の解説や当院での取り組みについては、こちらのページもあわせてご覧ください。


院長:吉原

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