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パソコン作業で親指の付け根が痛い本当の理由

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パソコンでのタイピング中やマウス操作をしているとき、気づいたら親指の付け根に痛みを感じていた、という経験はありませんか。最初は「少し疲れているだけだろう」と思って様子を見ていたら、いつの間にか痛みが取れなくなってしまった。そんな方からのご相談が、当院にはとても多く届きます。

仕事を休むわけにもいかないし、病院に行くほどのことかどうかもわからない。そうして一人で抱え込んでいる方も少なくないように感じています。この記事では、その痛みの正体と、なぜ放置してはいけないのかを、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。

院長・吉原

親指の付け根の痛みを「ただの疲れ」と見過ごす方がとても多いのですが、実はこれ、放置すると手術が必要になるケースもある状態なんです。私自身、学生時代に体の不調を見過ごしてしまい、大好きだった陸上を諦めざるを得なかった苦い経験があります。だからこそ、早めに向き合うことの大切さを、誰よりも強く伝えたいと思っています

目次

その痛みの正体は「母指CM関節症」かもしれません

親指の付け根がじわじわと痛くなる症状の多くは、「母指CM関節症(ぼしCMかんせつしょう)」と呼ばれる状態が関係しています。耳慣れない名前かもしれませんが、40代以降の女性を中心に日本では数百万人規模の方が悩まれている、決してめずらしくない状態です。しかし、その認知度がまだ十分でないために、適切なケアが遅れてしまうことが多いのも事実です。

母指CM関節とはどこにある関節?

母指CM関節とは、親指の付け根と手首の境目あたりにある関節のことです。正式には「第1手根中手関節」と呼ばれます。私たちが何かをつまむ、握る、ひねるといった動作をするたびに、この関節には大きな力がかかっています。

キーボードのタイピングやマウスのクリック、スマートフォンの操作など、現代の日常には親指をくり返し使う動作があふれています。そのため、この関節にかかる負担は年々大きくなっています。

なぜパソコン作業で痛みが出るのか

パソコン作業では、親指を少し外側に広げながらキーボードを叩いたり、マウスを持つためにグリップし続けたりします。この「外に広げた状態を維持しながら力をかける」という動きは、母指CM関節にとって非常に負担の大きい姿勢です。

長時間のデスクワークで同じ姿勢を続けると、関節を支える軟骨や靭帯に少しずつダメージが積み重なっていきます。最初は作業後にじんわり痛む程度だったものが、やがて作業中から痛みが出るようになり、ペットボトルのフタや瓶を開けるだけでもズキッと痛む、という段階に進んでしまうことがあります。

こんな症状が出ていたら要注意

母指CM関節症では、日常のさまざまな場面で不便さを感じるようになっていきます。以下のような症状に心当たりはないでしょうか。

  • ペットボトルや瓶のフタを開けるときに、親指の付け根がズキッと痛む
  • タオルを絞る、ホチキスを使うなど、力を入れる動作で痛みが増す
  • パソコン作業や書類整理などの細かい作業をしていると痛みが出やすい
  • 朝起きたとき、親指の付け根がこわばっている感じがする
  • 親指の付け根あたりが腫れてきた、または変形してきた気がする
  • 湿布や痛み止めを使っても、繰り返し症状が出てしまう

ひとつでも当てはまるものがあれば、「ちょっと疲れているだけ」とは言い切れない状態かもしれません。

放置するとどうなるのか

「まだ我慢できるから」と放置し続けると、症状は少しずつ進行していきます。痛みが慢性化すると、ペンを持つ、料理をする、洗い物をする、といった日常のあらゆる動作がつらくなってきます。

さらに進行すると、親指の関節が目に見えて変形し、握力が低下して、仕事にも趣味にも支障が出てくるようになります。最終的には手術が必要になることもあり、術後のリハビリや生活制限を余儀なくされるケースもあります。

手術は、できれば避けたいですよね。そのためにも、早めに状態を把握して適切に対処することが大切なのです。

原因はひとつではありません

開院以来、当院には多くの方が母指CM関節症の症状でご来院されています。30年の臨床経験を通じて感じるのは、この症状の原因は決してひとつではない、ということです。複数の要因が複雑に絡み合って発症するのが、ほとんどのケースに共通しています。

主な原因として考えられること

原因として多く見られるのは、加齢による軟骨の摩耗、手や指の慢性的な使いすぎ、ホルモンバランスの変化、過去のケガや外傷、そして遺伝的な要因です。特に40代以降の女性に多くみられるのは、閉経前後のホルモン変化が関節の軟骨や靭帯に影響を与えやすいことと無関係ではありません。

とはいえ、同じようにパソコンを使っていても、痛みが出る方と出ない方がいます。それは、体全体の姿勢のバランス、手首や肘、肩の使い方、日常の動作パターンが人によって異なるためです。「使いすぎだから安静にして」だけでは根本は解決しないのは、そのためです。

姿勢や体の使い方が大きく影響している

長年の臨床経験から言えることがあります。母指CM関節症に悩む方の多くは、手先だけで作業しようとする癖がついてしまっているケースが少なくありません。本来は、指や手首だけでなく、肘・肩・体幹全体を使いながら行うべき動作を、指先と手首だけに集中してしまっている状態です。

これは、デスクワークの長時間化に伴い、知らず知らずのうちに身についてしまった動作パターンです。だからこそ、痛みのある部分だけを見るのではなく、体全体のバランスや使い方を確認することが、根本的な改善のために欠かせないのです。

病院での治療とどう違うのか

母指CM関節症で病院を受診した場合、一般的には装具での固定、湿布や痛み止めなどの薬物療法、重症であれば手術療法といった流れが多いです。これらはそれぞれ一定の効果がありますが、いずれも対症療法が中心です。

治療法効果限界
装具療法動作時の痛みを軽減日常生活の不便さが大きく、根本改善には不十分
薬物療法(湿布・内服)一時的な痛みの緩和長期使用での副作用リスク、症状の繰り返し
手術療法重症例での変形改善術後リハビリが必要、完全な機能回復が難しい場合も

当院がこれらと大きく異なるのは、「なぜその状態になったのか」という原因の特定を何よりも重視しているところです。原因がわかるから、改善への道が見えてくるのです。

当院が大切にしていること

どこに行っても「使いすぎ、安静にしてください」と言われるだけで、一向に良くならない。そんなお悩みを抱えて当院へいらっしゃる方がたくさんいます。

徹底した検査で原因を見つけ出す

当院では、足底重心測定器(ピドスコープ)をはじめとした5種類の検査を組み合わせて、現在の体の状態を可視化します。整形外科的検査、筋力検査、重心検査など、複数の角度から状態を確認することで、他院では見落とされていた原因が明らかになることも少なくありません。検査なくして根本改善なし、というのが当院の一貫した考え方です。

運動力学の視点を取り入れた整体

当院の施術は、西洋医学・東洋医学の知識を土台に、さらに運動学の視点を加えて再構築した独自の整体です。痛みのある部分だけを施術するのではなく、体全体のバランスや動作パターンを整えながら、再発しにくい状態へ導いていきます。力任せの施術ではなく、体への負担が少ないやさしい施術ですのでご安心ください。

院長が最初から最後まで一貫して担当

国家資格を持ち、治療家歴30年以上の院長が、問診・検査・施術・計画説明まで一貫して担当します。来るたびに担当者が変わって状態を一から説明しなければならない、ということがありません。変化の過程を一緒に確認しながら治療を進められるからこそ、細かな体の変化を見逃さず、確実な改善につながるのです。

こんな変化を感じていただいています

当院で母指CM関節症の施術を受けた方からは、このような声をいただいています。

  • 親指の痛みを気にせず、デスクワークをこなせるようになった
  • 瓶のフタを開けるときの激痛がなくなり、料理が楽しめるようになった
  • 手術をせずに症状が改善し、安心して生活できるようになった
  • ガーデニングやピアノなど、好きなことを思い切り楽しめるようになった

母指CM関節症は、早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。症状が軽いうちほど、体への負担も少なく回復しやすいのです。

自分でできること、やってはいけないこと

症状が出ているときに、ご自身でできることもあります。ただし、やり方を間違えると悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。

今すぐ試せるセルフケアのポイント

痛みが強いときは、まず患部を無理に動かすことを避け、アイシング(患部を10〜15分程度冷やす)で炎症を抑えることが効果的です。サポーターや親指用のテーピングで関節を保護することも、日中の負担軽減につながります。また、パソコン作業中は1時間に一度を目安に休憩を取り、手首をそっとストレッチすることを習慣にしてみてください。

やってはいけないこと

一方で、やってはいけないことも覚えておいてください。痛みを我慢しながら無理に使い続けることは、症状の悪化を招きます。また、「親指を動かすためのリハビリ」と思って、痛いのに無理にストレッチをするのも逆効果になりやすいです。痛みがある部位を強くもみほぐすことも、炎症が悪化するリスクがありますので避けましょう。

Q&A:よくあるご質問

パソコンをやめれば自然に治りますか?

安静にすることで一時的に痛みが和らぐことはありますが、原因となっている体の使い方や関節の状態を整えなければ、仕事を再開したときに同じ痛みが戻ってくることがほとんどです。根本原因に対処しない限り、繰り返しやすい状態は続きます。

何科を受診すればいいですか?

整形外科での診断は、症状の把握や骨の変形の有無を確認するうえで有効です。ただ、病院の治療だけでは根本改善が難しい場合も多く、そのような方が当院へいらっしゃるケースも多いです。「病院で異常なしと言われたのに痛みが続いている」という方も、ぜひご相談ください。

手術を避けることはできますか?

早期に適切な対処を行うことで、手術を回避できるケースは多いです。変形が進んでしまった重症例では手術が必要な場合もありますが、多くの方は保存的な治療で十分に改善します。大切なのは、進行させないうちに動き出すことです。

最後に、ひと言お伝えしたいことがあります

私自身、学生時代に原因不明の股関節の痛みを放置し続けた結果、大好きだった陸上を諦めることになりました。「まだ大丈夫」「様子を見よう」と先延ばしにしているうちに、取り返しのつかない状態になってしまう怖さを、身をもって知っています。

だからこそ、親指の付け根に気になる痛みがある方には、できるだけ早く正確な原因を把握してほしいと思っています。痛みの原因がわかれば、対処の道も見えてきます。一人で「これはなんだろう」と悩み続けることはありません。どんな些細なことでも、遠慮なくご相談ください。あなたのお体の状態を一緒に確認しましょう。


院長:吉原

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