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ランニングを楽しむ方や、健康のためにジョギングを始めた方の中には、「膝の外側が痛い」「膝に違和感がある」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?今回は、そんなランナーの皆さんに多い「ランナー膝(ランナーズニー)」の予防に役立つエクササイズをご紹介します。


ランナー膝は、正式には「膝蓋大腿痛症候群」や「腸脛靭帯炎」とも呼ばれ、膝の外側や前側に痛みが出るのが特徴です。特にランニングや階段の上り下りで痛みが強くなることが多く、走ることが好きな方にとってはとてもつらい症状ですよね。
ランナー膝の大きな原因のひとつが、「ニーイン・トゥーアウト」と呼ばれる膝の動きです。


これは、ランニングやスクワットなどの動作中に、膝が内側に入り、つま先が外側を向いてしまう状態のこと。この動きが続くと、膝関節や靭帯、膝のお皿に過剰な負担がかかり、痛みや障害のリスクが高まります。
膝が内側に入る動きを防ぐためには、股関節や太ももの筋肉をバランスよく鍛えることがとても大切です。そこでおすすめなのが、「ワイドスクワット」です!


※10回を2~3セット、無理のない範囲で行いましょう!
実際に、ニーイン・トゥーアウトはランナー膝の発症メカニズムとして多くの研究で指摘されています。また、ワイドスクワットのような股関節周囲の筋力強化は、膝の安定性向上や怪我の予防に有効とされています。
「膝が内側に入るニーイン・トゥーアウトが疼痛を誘発する因子であるとも考えられている。これら両疾患に共通する発症メカニズムとして,knee in/toe outの存在が挙げられる。
ランナー膝を予防するには、膝の動きを正しくコントロールし、股関節や太ももの筋肉をバランスよく鍛えることが大切です。
ワイドスクワットは、ニーイン・トゥーアウトの改善に効果的なエクササイズとしてとてもおすすめです。ぜひ、日々のトレーニングやウォーミングアップに取り入れて、健康的にランニングを楽しみましょう!