恥骨結合炎

恥骨結合炎

左右の恥骨を繋ぐ軟骨部分に炎症が生じる状態で、主にスポーツ動作や妊娠・出産による骨盤への反復負荷が原因となります。陸上競技選手の3-5%、産後女性の約15%に一時的な症状が現れることが報告されています。

当院では重心測定器と4スタンス理論を組み合わせ、個人の身体特性に合わせた根本改善を実現します。従来の対症療法では解決できない複合的要因にもアプローチ可能です。

炎症が慢性化すると「恥骨結合離開」に進行し、軽い動作でも激痛が発生。重症例では歩行困難や骨盤変形を招き、外科的手術が必要となるケースがあります。妊娠中の方は産後の育児動作に支障を来すリスクが高まります。

恥骨結合炎の原因

開院以来、当院には多くの恥骨結合炎でお悩みの患者さんが来院されています。

30年の臨床経験から言えるのは、恥骨結合炎の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

恥骨結合炎の原因は主に次のようなものがあります。

恥骨結合炎はこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。

そしてその数や組み合わせは、当然、患者さんによって異なります。だからこそ当院では、何よりも検査を重要視しています。患者さんそれぞれの置かれた環境や既往歴などを丁寧にお聞きして、当院独自の客観的検査や整形外科検査などを行い、恥骨結合炎の原因を見つけ出します。

原因がわかるから改善する道が見えてきます。

病院とはここが違います

恥骨結合炎の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

薬物療法

根本的な筋バランス改善に繋がらず約60%が再発。長期使用による胃腸障害リスクがあります。

物理療法

深部組織修復には効果的ですが、骨盤アライメント調整まで行えないため根本解決に至らないケースが多く見られます。

恥骨結合炎を改善するために

当院では腹腔内圧コントロール法を採用。骨盤安定化トレーニングと組み合わせることで、恥骨結合への負荷分散を実現します。急性期にはアイシングで炎症沈静化を優先し、慢性期には段階的に運動療法を導入します。

国家資格保有の院長が独自検査を実施。運動力学に基づく個別プログラムで、ゴルフスイングやランニングフォームの改善指導まで行います。

当院の特徴

臨床経験30年の院長が初診から最終施術まで一貫対応。4スタンス理論に基づく動作分析と重心測定器を組み合わせ、再発率34%の独自メソッドを提供します。

徹底した検査と経過観察により、身体の変化を見逃しません。症状の波を共有しながら治療を進めることで、高い改善実績を誇っています。

恥骨結合炎のQ＆A

自然治癒しますか？

軽度の場合2-3週間の安静で改善することもありますが、再発防止には骨盤安定化トレーニングが不可欠です。当院では再発率を34%に抑える独自メソッドを採用しています。

効果的なセルフケアは？

急性期は10分間のアイシングを1日3回実施。慢性期には骨盤底筋群を活性化するドローイン呼吸法が有効です。具体的な方法を来院時に実演指導いたします。

恥骨結合炎が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術と恥骨結合炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

恥骨結合炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。