内転筋症候群

内転筋症候群とは

内転筋症候群は、太もも内側の筋肉（内転筋群）の過剰な負荷や股関節の動作不良によって、鼠径部や内ももに持続的な痛みや炎症が生じる状態です。サッカーやランニングなど、反復的な内転動作を行うスポーツで多く見られます。

日本サッカー協会の調査では、競技人口の5～10％が鼠径部痛を経験し、その多くが内転筋関連の症状に悩まされています。適切な対処がなければ、痛みが慢性化し日常生活やスポーツ活動に大きな影響を及ぼすこともあります。

内転筋症候群を放置すると、歩行や階段の昇降が困難になることがあります。股関節の可動域が制限され、骨盤や腰椎への負担が増加して腰痛を併発することもあります。最悪の場合、スポーツ活動の継続が難しくなったり、日常生活動作に支障をきたすこともあります。

内転筋症候群の原因

開院以来、当院には多くの内転筋症候群患者さんが来院されています。

30年の臨床経験から言えるのは、内転筋症候群の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

内転筋症候群の原因は主に次のようなものがあります。

内転筋症候群はこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。

そしてその数や組み合わせは、当然、患者さんによって異なります。だからこそ当院では、何よりも検査を重要視しています。患者さんそれぞれの置かれた環境や既往歴などを丁寧にお聞きして、当院独自の客観的検査や整形外科検査などを行い、内転筋症候群の原因を見つけ出します。

原因がわかるから改善する道が見えてきます。

これまで病院やほかの治療院でよくならなかったとしても決してあきらめないでください。あなたの内転筋症候群は、徹底した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

内転筋症候群の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

運動療法

病院で処方される運動療法は股関節や体幹の筋力強化が中心ですが、3～6ヶ月の継続が必要で、自主トレの負荷調整が難しい場合があります。また、運動の種類によっては症状が悪化することもあるため、専門家の指導が不可欠です。

物理療法

一時的な痛みの緩和には効果的ですが、根本的な原因解決にはなりません。再発を繰り返すケースも多く見られます。

薬物療法

痛み止めやシップは一時的な効果はありますが、根本的な改善にはつながらず、長期使用による副作用リスクも考慮する必要があります。

内転筋症候群を改善するために

内転筋症候群を改善するためには、原因をつきとめることが何よりも重要です。原因がわからないまま治療を進めることは、コンパスを持たずに山に登るようなものです。行き当たりばったりの治療では改善は見込めません。

当院では、丁寧なカウンセリングと徹底した検査で原因を明らかにします。その結果をもとに治療計画を立て、検査結果と治療計画をわかりやすく説明します。

患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが，根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

内転筋症候群の根本改善のためには、症状の緩和はもとより、骨格や筋肉のバランスを整え、姿勢や歩行まで改善する必要があります。そのため当院では検査を充実し、計画を立てて共有し，経過を確認しながら施術しています。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行っているのです。変化を共有し、お互いに確認しながら治療を進めていく一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

薬を服用されている方や薬に頼りくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方もあきらめずにご相談ください。

内転筋症候群のQ＆A

内転筋症候群は自然に治りますか？

軽度の場合3週間程度で改善することもありますが、3ヶ月以上続く痛みは専門家の診断が必要です。再発防止のためには動作改善が不可欠です。

内転筋症候群の人がやってはいけないことは？

ジャンプ動作やサイドステップ、サッカーのキック動作やランニングなど、股関節に負担をかける動作は症状悪化のリスクがあります。痛みが強い場合は一時的に控えてください。

内転筋症候群が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術と内転筋症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

内転筋症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。