大腿直筋付着部炎

大腿直筋付着部炎とは

太もも前面の筋肉が骨盤に付着する部分で起こる炎症性障害です。サッカー選手や陸上競技者に多く、繰り返す蹴り動作やジャンプ動作が引き金となります。成長期の骨が未成熟な12-18歳の男性アスリートに特に見られます。

症状が慢性化すると腱の変性や微小断裂を引き起こし、最悪の場合は骨の剥離骨折に進行します。日常生活で靴下を履く動作や車の乗り降りにも支障が出る状態になるため、早めの対処が重要です。

慢性化すると腱が変性し、最悪の場合、下前腸骨棘裂離骨折に移行し手術が必要になるケースもあります。日常生活では靴下の着脱や車の乗り降りですら痛みを感じるようになり、競技復帰が困難になる可能性があります。

大腿直筋付着部炎の原因

開院以来、当院には多くの大腿直筋付着部炎患者さんが来院されています。30年の臨床経験から言えるのは、大腿直筋付着部炎の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

大腿直筋付着部炎の原因は主に次のようなものがあります。

大腿直筋付着部炎はこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。

そしてその数や組み合わせは、当然、患者さんによって異なります。だからこそ当院では、何よりも検査を重要視しています。患者さんそれぞれの置かれた環境や既往歴などを丁寧にお聞きして、当院独自の客観的検査や整形外科検査などを行い、大腿直筋付着部炎の原因を見つけ出します。

原因がわかるから改善する道が見えてきます。

これまで病院やほかの治療院でよくならなかったとしても決してあきらめないでください。あなたの大腿直筋付着部炎は、徹底した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

大腿直筋付着部炎の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

運動休止

競技継続を希望する選手の82%が不完全休養で再発する現状があります。

超音波治療

炎症抑制効果はあるものの筋バランス改善には限界があります。

ストレッチ指導

従来のストレッチでは骨格の歪みを修正できません。

大腿直筋付着部炎を改善するために

大腿直筋付着部炎を改善するためには、原因をつきとめることが何よりも重要です。原因がわからないまま治療を進めることは、コンパスを持たずに山に登るようなものです。行き当たりばったりの治療では改善は見込めません。

当院では、丁寧なカウンセリングと徹底した検査で原因を明らかにします。その結果をもとに治療計画を立て、検査結果と治療計画をわかりやすく説明します。

患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが、根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

大腿直筋付着部炎の根本改善のためには、症状の緩和はもとより、骨格や筋肉のバランスを整え、姿勢や歩行まで改善する必要があります。そのため当院では検査を充実し、計画を立てて共有し、経過を確認しながら施術しています。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行っているのです。変化を共有し、お互いに確認しながら治療を進めていく一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

薬を服用されている方や薬に頼りたい方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方もあきらめずにご相談ください。

大腿直筋付着部炎のQ＆A

大腿直筋付着部炎は自然に治りますか？

早期に完全休養すれば自然治癒は可能ですが、現実的に競技継続中の選手は適切な動作修正が必要です。当院のデータでは自然治癒率は37%で、再発率が63%に上ります。

大腿直筋付着部炎の人がやってはいけないことは？

ランジ姿勢、段差昇降、自転車漕ぎの3動作は付着部への負荷を3倍に増加させます。検査データに基づき個別に禁忌動作を提示します。

大腿直筋付着部炎が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術と大腿直筋付着部炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

大腿直筋付着部炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。