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こんにちは、整体院シェルパ・広島院の吉原です。今日はレントゲンで「骨棘がありますね」と言われて不安になっている方に向けて、大切なお話をしたいと思います。
朝起きて最初の一歩で踵にズキッとした痛みが走る方、そんな症状に心当たりはないでしょうか。それは足底筋膜炎と呼ばれる症状の典型的なサインです。整形外科でレントゲンを撮り、踵の骨に棘のようなものが写っていると説明され、それが痛みの原因だと思い込んでしまう方がとても多いんです。



骨棘があるからと言って、必ずしもそれが痛みの直接的な原因とは限らないんです、まずはそのことを知ってほしいと思います
病院でレントゲン写真を見せられ、踵の骨から針のような突起が出ているのを指されると、誰でも動揺してしまうものです。ここではまず、骨棘とはどういうものなのか、そして本当に痛みの原因なのかを一緒に整理していきましょう。
実は骨棘がある人の約半数は、まったく痛みを感じていないという報告があります。反対に踵の痛みを訴える方の中にも、骨棘が見られない人が一定数存在するんです。つまり骨棘の有無と痛みの強さは、必ずしも一致しないということなんですね。
骨棘は、長年の負荷が足底腱膜の付着部にかかり続けることで、骨が自分を守るように変化した結果できるものです。年齢を重ねた方や、立ち仕事・ランニングなど足への負担が大きい生活を続けてきた方に多く見られます。ですから骨棘そのものを「悪者」として切り取ることが、必ずしも痛みの解決にはならないのです。
それでは何が痛みの本体なのでしょうか。多くの場合、足底腱膜そのものに炎症や微細な損傷が起きていることが痛みの主な原因です。歩き方の癖や足のアーチの崩れ、ふくらはぎの柔軟性の低下など、複数の要因が積み重なって腱膜への負担が増していきます。
骨棘は、その負担が長く続いた結果としての「跡」のようなものだと考えてください。そう考えると、骨を切除するかどうかよりも、負担そのものを減らしていくことがはるかに大切だとわかってきますよね。
すでに病院で診断を受け、湿布や消炎剤、インソールなどを試したにもかかわらず、痛みが長引いているという方も少なくありません。このセクションでは、そうした長期化するケースで見落とされがちな視点をお伝えします。
足底筋膜炎の多くは保存療法で数か月以内に改善すると言われていますが、中には半年以上痛みが続くケースもあります。その理由として、痛みの出ている部分だけをケアしていて、根本の原因になっている足全体や体全体のバランスの崩れにアプローチできていないことが挙げられます。
こうした要因は、レントゲンだけでは決してわかりません。体全体の使い方まで見ていくことが、長引く痛みを解決する鍵になるんです。
重症化した場合、骨棘の切除や腱膜の切離といった手術が選択肢に上がることもあります。ただ、日本足の外科学会の資料でも、手術はあくまで最終手段とされており、多くの方はその前の段階で改善しています。
私自身、これまで多くの足底筋膜炎の患者さんを担当してきましたが、足だけでなく股関節や骨盤、姿勢全体を整えることで、驚くほど改善していく方をたくさん見てきました。焦って手術を決断する前に、まだできることがあるかもしれません。
当院では、足底筋膜炎の症状に対して、痛みの出ている部位だけを見るのではなく、体全体のバランスから原因を探っていくことを大切にしています。ここではその考え方を具体的にご紹介します。


当院ではピドスコープという足底重心測定器を用いて、あなたの足にどのような負担がかかっているかを可視化します。これにより、骨棘という結果だけでなく、その背景にある足の使い方の癖まで見つけ出すことができます。
骨格の調整に加えて、筋力のアンバランスを修正する運動療法を組み合わせることで、腱膜にかかる負担そのものを減らしていきます。痛みが出ている場所だけでなく、股関節や骨盤、姿勢まで含めて丁寧に検査し、施術計画を立てていくのが当院のやり方です。
| 骨棘だけを見る治療 | 当院のアプローチ |
|---|---|
| 痛みの出ている部位のみ対処 | 体全体のバランスから原因を探る |
| 骨棘の除去を検討 | 負担を減らす運動療法と骨格調整 |
| 再発リスクが残る | 再発予防まで見据えた計画 |
レントゲンで骨棘があると言われても、それが即ち手術が必要という意味ではありません。踵の痛みは、体全体のバランスを整えることで改善できる可能性が十分にあると、私は30年以上の臨床経験からそう考えています。
長引く踵の痛みを我慢しながら過ごす日々は、思っている以上に心にも負担をかけるものです。どうか一人で悩まず、気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。あなたが痛みを気にせず歩ける毎日を取り戻せるよう、私たちが全力でサポートいたします。

