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脊柱管狭窄症による排尿障害|放置すると取り返しがつかない理由

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こんにちは、整体院シェルパの吉原です。最近、トイレが近くなったり、尿が出にくくなったりしていませんか。脊柱管狭窄症と診断されている方や、足腰にしびれを感じている方で、排尿の異変に気づいたら、それは体からの重要なサインかもしれません。

実は私のところにも、間欠性跛行で悩まれている患者さんが「最近トイレのことが気になって」と相談されることが増えてきました。歩くときの症状だけでも大変なのに、排尿の問題まで出てくると本当に不安になりますよね。

院長・吉原

排尿の異変は決して放置してはいけない重要なサインです

目次

腰の神経と膀胱のつながりを知っていますか

脊柱管狭窄症と排尿の問題には、実は深い関係があります。背骨の中を通る神経の束のなかでも、特に馬尾神経という部分が圧迫されると、膀胱の機能に影響が出てくるのです。馬尾神経は腰椎の下の方から出ていて、膀胱や直腸をコントロールする重要な役割を担っています。

この神経が圧迫されると、脳から膀胱への指令がうまく伝わらなくなります。その結果、尿意を感じにくくなったり、逆に頻繁にトイレに行きたくなったり、排尿後も残尿感が残ったりするのです。医学的には神経因性膀胱と呼ばれる状態で、脊柱管狭窄症の進行に伴って現れる症状のひとつです。

排尿障害にはこんな症状があります

排尿に関する症状は人によってさまざまですが、よく見られるのは以下のような状態です。トイレに行く回数が増えて、日中でも1時間おきくらいに行きたくなる頻尿の症状があります。排尿してもすっきりせず、まだ残っているような感じがする残尿感も代表的です。尿意を我慢できずに漏れてしまう尿失禁や、逆に尿が出にくくなる排尿困難という症状もあります。

これらの症状は、前立腺肥大症や過活動膀胱など他の病気でも起こりうるため、脊柱管狭窄症との関連に気づかない方も少なくありません。ただ、すでに腰や足にしびれや痛みがある方で、新たに排尿の異変が出てきた場合は、神経圧迫が進行している可能性を考える必要があります

なぜ排尿障害が出ると危険なのか

30年以上この仕事をしてきて、排尿障害が出ている患者さんを何人も診てきました。その経験から言えるのは、排尿の異変は脊柱管狭窄症の進行度を測る重要なバロメーターだということです。

脊柱管狭窄症の症状は段階的に進行していきます。初期には腰の重だるさや軽いしびれから始まり、次第に歩行時の痛みや間欠性跛行が現れます。そして症状がさらに進むと、膀胱や直腸を支配する神経まで影響を受けるようになるのです。つまり排尿障害が出ているということは、病状がかなり進行している状態を示しているのです。

神経ダメージは時間との勝負です

ここで知っておいていただきたいのは、神経の圧迫が長く続くと、元に戻らなくなってしまう可能性があるということです。神経組織は一度ダメージを受けると回復が難しく、早期に対応することが何よりも大切になります

特に膀胱直腸障害と呼ばれる状態になると、整形外科では手術の適応となることが多いです。保存療法で様子を見ている時間的な余裕がないケースも少なくありません。だからこそ、排尿に少しでも異変を感じたら、すぐに専門医に相談することが重要なのです。

病院での診断と治療について

排尿障害を伴う脊柱管狭窄症の場合、整形外科でMRI検査を受けることが第一歩です。MRIでは神経がどの程度圧迫されているか、どの部位に問題があるかを詳しく調べることができます。

診断の結果、馬尾神経の圧迫が強く、膀胱機能に明らかな影響が出ている場合は、手術による神経の除圧が検討されます。手術には椎弓切除術や脊椎固定術などいくつかの方法があり、患者さんの状態に応じて選択されます。手術に不安を感じる方も多いと思いますが、排尿障害が出ている段階では、手術によって神経への圧迫を取り除くことが最も確実な方法となることも事実です。

保存療法が適応となるケース

一方で、排尿の異変が軽度で、MRI検査でも神経圧迫がそれほど強くない場合は、保存療法で経過を見ることもあります。薬物療法では血流を改善する薬や神経の働きを助ける薬が処方されます。理学療法では体幹の筋力を強化したり、姿勢を改善したりする運動指導が行われます。

ただし保存療法を選択する場合でも、定期的に症状の変化をチェックすることが欠かせません。排尿障害が悪化していないか、新たな症状が出ていないか、常に注意深く観察する必要があります。

整体院でできることとできないこと

ここまで読んでいただいて、「じゃあ整体院には行っても意味がないのか」と思われた方もいるかもしれません。正直にお伝えしますと、排尿障害が既に出ている段階では、まず整形外科を受診していただくことが最優先です。

当院のような整体院は、手術が必要な状態かどうかを判断することはできませんし、神経の圧迫を直接取り除くこともできません。排尿の異変を感じたら、必ず医療機関で精密検査を受けていただきたいのです。

整体院が力になれる段階とは

では整体院の役割はどこにあるのかというと、それは予防と、手術後のリハビリテーション、そして軽度の段階での進行予防にあります。脊柱管狭窄症の原因には、反り腰や股関節の使い方の問題、筋力バランスの崩れ、歩き方の癖などが関わっています。

当院では足底重心測定器をはじめとする独自の検査で、これらの問題を可視化します。そして運動力学に基づいた施術と運動指導によって、腰への負担を減らし、症状の進行を予防していくのです。まだ排尿障害が出ていない段階、あるいは手術後の再発予防として、整体による体のバランス調整は大きな意味を持ちます。

あなたに今すぐ確認してほしいこと

もしあなたが脊柱管狭窄症と診断されていて、以下のような症状に心当たりがあれば、できるだけ早く整形外科を受診してください。

  • 以前より明らかにトイレの回数が増えた
  • 排尿後もすっきりせず、残っている感じがする
  • 尿意を我慢するのが以前より難しくなった
  • 尿が出始めるまでに時間がかかるようになった
  • 夜間に何度もトイレで目が覚める
  • 便秘や便が出にくいなどの症状も出ている

これらは馬尾神経が圧迫されているサインかもしれません。「年齢のせいかな」「前立腺の問題かな」と自己判断せずに、脊柱管狭窄症との関連を医師に相談することが大切です。

セカンドオピニオンも検討してください

もし現在通院している病院で「様子を見ましょう」と言われているけれど、排尿の症状が気になって仕方がないという方は、別の医療機関でセカンドオピニオンを受けることも検討してみてください。脊椎の専門医がいる整形外科や脊椎外科では、より専門的な視点から診断や治療方針を提案してもらえます。

自分の体のことですから、納得できるまで説明を聞き、最善の選択をする権利があります。遠慮せずに質問し、不安な点はすべてクリアにしてから治療を進めていきましょう。

予防のために今日からできること

排尿障害が出る前の段階であれば、日常生活での工夫や体のケアによって、症状の進行を遅らせることができる可能性があります。

まず大切なのは腰を反らせる姿勢を避けることです。脊柱管狭窄症は腰を反らすことで神経への圧迫が強まる特徴があります。立っているときも座っているときも、軽く前かがみの姿勢を意識すると症状が楽になります。高い場所のものを取るときや、洗濯物を干すときなど、日常の動作でも腰を反らさないように注意してください。

次に、適度な運動で体幹の筋力を維持することも重要です。腹筋や背筋が弱くなると、腰椎への負担が増えて症状が悪化しやすくなります。ただし激しい運動は逆効果になることもあるので、ウォーキングや水中歩行など、負担の少ない運動から始めるとよいでしょう。

体重管理も忘れずに

体重が増えると腰への負担も増加します。適正体重を維持することで、腰椎への負荷を軽減できます。食事のバランスに気をつけて、無理のない範囲で体重管理に取り組んでみてください。

また長時間同じ姿勢でいることも避けましょう。座りっぱなし、立ちっぱなしは腰に負担をかけます。30分に一度は姿勢を変えたり、軽くストレッチをしたりすることをおすすめします。

一人で抱え込まないでください

脊柱管狭窄症に排尿の問題が加わると、日常生活への影響は計り知れません。外出するのも不安になりますし、夜も眠れなくなって、心身ともに疲れ果ててしまいます。

私が16歳のときに経験した股関節の痛みも、原因がわからないまま悪化の一途をたどりました。あのときの不安や孤独感は、今でも忘れることができません。だからこそ、同じように体の不調で悩んでいる方の気持ちが痛いほどわかるのです。

排尿障害が出ている場合は、まず整形外科での精密検査と適切な治療を受けていただくことが第一です。そして症状が落ち着いたら、あるいは手術後の体づくりとして、当院のような専門的な整体院で体のバランスを整えていくこともひとつの選択肢になります。

何より大切なのは、一人で悩みを抱え込まないことです。体の異変を感じたら、恥ずかしがらずに専門家に相談してください。適切なタイミングで適切な対処をすれば、症状の進行を防ぎ、日常生活を取り戻せる可能性は十分にあります。

当院でも、脊柱管狭窄症でお悩みの方のご相談を随時受け付けています。排尿の問題が出る前の段階での予防ケアや、手術後の体づくりなど、あなたの状況に合わせた最適なアプローチをご提案いたします。どうぞお気軽にご相談ください。


院長:吉原

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