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夏にシンスプリントが増えるのはなぜ?その理由と対処法

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夏場にシンスプリントが発症しやすいというのは、多くの整体院で実際に確認されている現象です。当院でも、7月から8月にかけてシンスプリントの症状でご来院される患者様が急増します。特に学生アスリートや運動を始めたばかりの方に多く見られる傾向があります。

目次

夏場にシンスプリントが多発する理由

合宿や集中練習による急激な運動量増加

夏休み期間中は部活動の合宿や集中練習が行われることが多く、普段よりも運動量や練習時間が急激に増加します。シンスプリントの主な原因である「オーバーユース(使いすぎ)」が起こりやすい環境が整ってしまうのです。

新入生の身体適応不足

春から夏にかけて、特に高校の新入生が学校に入学してまだ体がトレーニングメニューの負荷に対応できていない時期と重なります。この時期は「初心者病」とも呼ばれるシンスプリントが発症しやすく、体が運動負荷に慣れていない状態で激しい練習を行うことがリスクを高めます。

熱中症との相互作用

夏場の高温多湿な環境では熱中症のリスクが高まり、これがシンスプリントの発症にも影響を与えます。高温下での運動は体力を消耗し、筋肉の疲労を引き起こします。疲労が蓄積すると、シンスプリントのリスクも増大するのです。

シンスプリントの症状と進行段階

シンスプリントは段階的に進行する特徴があります。

  • Grade I: 運動時のみ痛みがある
  • Grade II: 運動前後に痛みがあるがスポーツ活動に支障はない
  • Grade III: 運動前中後に痛みがありスポーツ活動に支障をきたす
  • Grade IV: 痛みが強くスポーツ活動は不可能

夏場の対処法とケア方法

即座に行うべき対処

運動後のアイシングが最も重要です。痛みが出ている箇所を中心に、氷水を5~10分ほど当てて冷やしてください。アイシングには炎症を抑える効果のほか、筋肉の温度を下げることで疲労回復を促す効果も期待できます。

運動量の調整

痛みがある間は運動量を減らすことが重要です。ハードな運動を続けて足に負担をかけ過ぎると、炎症が悪化して痛みが強くなる可能性があります。安静期間の目安は3~5週間とされています。

筋肉のケアとストレッチ

下腿の前面と後面の筋肉群への静的ストレッチやマッサージを行いましょう。特にヒラメ筋(ふくらはぎ)のストレッチが効果的です。アキレス腱を伸ばすような姿勢でヒラメ筋を伸ばし、膝を曲げるのが難しい場合は壁に向かって両手を付き、ゆっくり膝を曲げる方法も有効です。

予防策と環境整備

トレーニング計画の見直し

急激な運動量の増加を避け、段階的にトレーニング強度を上げることが重要です。週ごとに運動の時間を増やしたり強度を高めたりする計画的なアプローチが効果的です。また、休息日を設けることで筋肉や骨に疲労が蓄積されるのを防げます。

適切な装備と環境

クッション性の高いシューズの使用や、衝撃吸収ができるインソールの活用が推奨されます。また、硬いグラウンドでの練習は足への負担を増加させるため、練習環境の見直しも重要です。

水分補給と体調管理

夏場は特に適切な水分補給が重要です。喉が渇く前にこまめに水分を摂取し、汗をかいたときは塩分やミネラルも一緒に補給しましょう。また、通気性が良く吸湿性に優れた衣服を選び、帽子や日傘で直射日光を避けることも有効です。

整体院シェルパでの専門的なアプローチ

当院では、シンスプリントに対して総合的なアプローチを行います。自律神経のバランスを整えて体温調節機能を改善し、血行を良くして筋肉の柔軟性を高めることで、筋肉の疲労を軽減します。特に足首や膝、股関節の可動域を改善することが重要です。

また、シンスプリントの根本原因となる「ニーイントゥアウト」などの動作パターンの改善も行います。膝が内側に入り、つま先が外側を向いてしまう動作は、シンスプリントのリスクを高める要因の一つです。

まとめ

夏場のシンスプリントは適切な予防とケアで大幅にリスクを減らすことができます。痛みや違和感を感じた場合は、早めに専門家に相談し、適切な治療を受けることが大切です。無理を続けると疲労骨折につながる可能性もあるため、症状を軽視せず適切な対処を心がけましょう。

「最近、すねの内側が痛い」「運動後に足がだるい」「夏の練習についていけない」など、どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。当院では、あなたの症状に合わせた最適な治療プランをご提案いたします。


院長:吉原

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