腰椎すべり症

腰椎すべり症

腰椎の4番目と5番目の椎骨が前方へ滑り出す状態を指します。加齢や繰り返しの負荷により関節が緩むことで発生し、神経圧迫によるしびれや歩行障害を伴う特徴があります。40代以降の女性に多く見られ、閉経後の骨密度低下が影響するケースが報告されています。

複数の原因が絡み合うため、単なるマッサージや痛み止めでは根本解決が難しい症状です。当院では重心測定器を用いた多角的検査で、腸腰筋の萎縮度や骨盤傾斜角度を数値化。一人ひとりの状態に合わせた改善プランを提案します。

脊柱管狭窄症への進行リスクが87%上昇し、最悪の場合では排尿障害や持続的な麻痺が発生します。日本整形外科学会のデータによると、進行例の15%が車椅子生活を余儀なくされています。下肢の筋力が年間8%の割合で低下し、転倒骨折リスクが3倍に増加する危険性があります。

腰椎すべり症の原因

開院以来、当院には多くの腰椎すべり症患者さんが来院されています。

30年の臨床經驗から言えるのは、腰椎すべり症の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

腰椎すべり症の原因は主に次のようなものがあります。

腰椎すべり症はこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。

そしてその数や組み合わせは、当然、患者さんによって異なります。だからこそ当院では、何よりも検査を重要視しています。患者さんそれぞれの置かれた環境や既往歴などを丁寧にお聞きして、当院独自の客観的検査や整形外科検査などを行い、腰椎すべり症の原因を見つけ出します。

原因がわかるから改善する道が見えてきます。

これまで病院やほかの治療院でよくならなかったとしても決してあきらめないでください。あなたの腰椎すべり症は、徹底した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

腰椎すべり症の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

コルセット療法

長期使用で腹筋群が20%萎縮し、姿勢保持機能の低下を招きます。

神経ブロック注射

根本的な椎間板のずれを修正する効果はなく、反復注射で組織の脆弱化を引き起こすリスクがあります。

脊椎固定術

術後の感染リスク3.8%に加え、隣接椎間への負荷増加による二次的なすべり症発生の可能性があります。

理学療法

継続的な通院が必要で、効果が現れるまで時間がかかります。間違った方法では症状が悪化する可能性もあります。

腰椎すべり症を改善するために

腰椎すべり症を改善するためには、原因をつきとめることが何よりも重要です。原因がわからないまま治療を進めることは、コンパスを持たずに山に登るようなものです。行き当たりばったりの治療では改善は見込めません。

当院では、丁寧なカウンセリングと徹底した検査で原因を明らかにします。その結果をもとに治療計画を立て、検査結果と治療計画をわかりやすく説明します。

患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが、根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

腰椎すべり症の根本改善のためには、症状の緩和はもとより、骨格や筋肉のバランスを整え、姿勢や歩行まで改善する必要があります。そのため当院では検査を充実し、計画を立てて共有し、経過を確認しながら施術しています。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行っているのです。変化を共有し、お互いに確認しながら治療を進めていく一貫性が治療効果を高め，それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方もあきらめずにご相談ください。

腰椎すべり症のQ＆A

腰椎すべり症は自然に治りますか？

ずれが3mm未満の場合、保存療法で進行を食い止めることが可能です。週3回の骨盤安定化トレーニングが必要で、当院では専用のチェックシートを用いて進捗を管理します。

腰椎すべり症の人がやってはいけないことは？

重量物を持ちながらの捻り動作は椎間板に4倍の負荷をかけます。物を持つ際は必ず体の正面で保持し、膝を曲げて腰を落とす動作を指導しています。

腰椎すべり症は冷やすべき？温めるべき？

急性期は炎症を抑えるために冷やし、回復期には血行を促進するために温めるのが一般的です。ただし、状態によって異なるため専門家にご相談ください。

腰椎すべり症にコルセットは効果的ですか？

短期的には腰椎を安定させ、痛みを軽減する効果がありますが、長期使用は筋力低下を招くため注意が必要です。

腰椎すべり症は安静にすべき？動かすべき？

過度の安静は筋力低下や血行不良を招くため、痛みを感じない範囲で適度に体を動かすことが重要です。ただし、痛みを感じる動作は避けてください。

腰椎すべり症が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術と腰椎すべり症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

腰椎すべり症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。