突発性難聴

突発性難聴とは

突発性難聴とは、何の前触れもなく突然片方の耳が聞こえにくくなる病気です。朝起きたときに気づくことが多く、原因は明確にわかっていません。内耳にある音を感じ取る細胞が何らかの理由で傷害されることで起こる感音難聴の一種で、左右どちらか一方の耳に発症することがほとんどです。

年間約3万5千人が発症するとされており、人口10万人あたり約27.5人の発症率となっています。50～60歳代の働き盛りの方に多く見られますが、全年代で発症する可能性があります。厚生労働省の特定疾患研究事業の対象疾患として指定されており、決して珍しい病気ではありません。

突発性難聴を放置すると、内耳の障害が不可逆的なものとなり、聴力の回復が困難になります。発症から1か月程度で症状が固定してしまうため、早期治療が極めて重要です。放置により片耳の聴力を永続的に失う可能性があり、日常生活での聞き取りに支障をきたし続けることになります。また、仕事や社会生活において大きな制約を受け、生活の質が著しく低下する恐れがあります。聴力の回復は時間との勝負であり、症状に気づいたら迷わず専門医を受診することが大切です。

突発性難聴の原因

開院以来、当院には多くの突発性難聴患者さんが来院されています。

30年の臨床経験から言えるのは、突発性難聴の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

突発性難聴の原因は主に次のようなものがあります。

突発性難聴はこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。

そしてその数や組み合わせは、当然、患者さんによって異なります。だからこそ当院では、何よりも検査を重要視しています。患者さんそれぞれの置かれた環境や既往歴などを丁寧にお聞きして、当院独自の客観的検査や整形外科検査などを行い、突発性難聴の原因を見つけ出します。

原因がわかるから改善する道が見えてきます。

これまで病院やほかの治療院でよくならなかったとしても決してあきらめないでください。あなたの突発性難聴は、徹底した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

突発性難聴の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

ステロイド療法

副作用として血糖値上昇、血圧上昇、胃腸障害、感染症リスクの増加などがあり、糖尿病や高血圧の方は慎重な管理が必要です。

代謝改善薬・循環改善薬

効果に個人差があり、明確な改善が見られない場合も多く、長期間の服用が必要になることがあります。

安静療法

仕事や日常生活に制限が生じ、経済的負担や社会復帰への不安が生じる可能性があります。

突発性難聴を改善するために

突発性難聴を改善するためには、原因をつきとめることが何よりも重要です。原因がわからないまま治療を進めることは、コンパスを持たずに山に登るようなものです。行き当たりばったりの治療では改善は見込めません。

当院では、丁寧なカウンセリングと徹底した検査で原因を明らかにします。その結果をもとに治療計画を立て、検査結果と治療計画をわかりやすく説明します。

患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが、根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

突発性難聴の根本改善のためには、症状の緩和はもとより、頸椎や筋肉のバランスを整え、血流や自律神経まで改善する必要があります。そのため当院では検査を充実し、計画を立てて共有し、経過を確認しながら施術しています。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行っているのです。変化を共有し、お互いに確認しながら治療を進めていく一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方もあきらめずにご相談ください。

突発性難聴のQ＆A

突発性難聴は自然に治りますか？

適切な治療を受けても完治するのは約3分の1とされており、自然治癒は期待できません。早期の専門的治療が重要です。

突発性難聴の人がやってはいけないことは？

大音量の音楽を聴く、激しい運動、過度のストレス、睡眠不足は避けるべきです。安静を保つことが大切です。

なぜ片耳だけに起こるのですか？

内耳の血流障害やウイルス感染が局所的に起こるため、通常は片側のみに発症します。両耳同時の発症は極めて稀です。

再発する可能性はありますか？

同じ耳での再発は稀ですが、反対側の耳に発症する可能性はあります。ストレス管理や生活習慣の改善が予防に重要です。

完治する確率はどのくらいですか？

適切な治療を受けた場合、完治が約3分の1、部分的改善が約3分の1、改善なしが約3分の1とされています。

ストレスが本当に原因になるのですか？

明確な因果関係は不明ですが、発症前にストレスや過労を経験する患者さんが多く、関連性が指摘されています。

補聴器は必要になりますか？

聴力の回復程度によりますが、日常生活に支障がある場合は補聴器の使用を検討することがあります。

仕事復帰はいつ頃できますか？

症状の程度や職種によりますが、治療開始から数週間から数か月での復帰が一般的です。医師と相談して決めましょう。

家族にうつることはありますか？

突発性難聴は感染症ではないため、家族や周囲の人にうつることはありません。安心してください。

予防する方法はありますか？

確実な予防法はありませんが、十分な睡眠、ストレス管理、規則正しい生活習慣が発症リスクを下げる可能性があります。

突発性難聴が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術と突発性難聴は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

突発性難聴は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。