膝蓋骨疲労骨折

膝蓋骨疲労骨折

膝のお皿（膝蓋骨）に繰り返しの負荷がかかり小さなひびが入った状態です。バスケットボールやバレーボール選手に多く、初期段階ではレントゲンに写らない特徴があります。適切な治療が遅れると完全骨折に進行し、スポーツ生命を脅かす可能性があります。

複数の要因が複雑に絡み合い発症します。骨代謝異常と筋力アンバランスが組み合わさると、微小骨折が蓄積していきます。単に安静にするだけでは根本解決にならないため、専門家による多角的なアプローチが必要です。

関節軟骨の損傷や慢性的な膝不安定症に移行します。最悪の場合、階段の昇降や正座が困難になり日常生活に支障をきたします。スポーツ復帰不可能となるだけでなく、歩行時のふらつきが転倒リスクを高めます。

膝蓋骨疲労骨折の原因

開院以来、当院には多くの膝蓋骨疲労骨折患者さんが来院されています。

30年の臨床経験から言えるのは、膝蓋骨疲労骨折の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

膝蓋骨疲労骨折の原因は主に次のようなものがあります。

膝蓋骨疲労骨折はこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。

そしてその数や組み合わせは、当然、患者さんによって異なります。だからこそ当院では、何よりも検査を重要視しています。患者さんそれぞれの置かれた環境や既往歴などを丁寧にお聞きして、当院独自の客観的検査や整形外科検査などを行い、膝蓋骨疲労骨折の原因を見つけ出します。

原因がわかるから改善する道が見えてきます。

病院とはここが違います

膝蓋骨疲労骨折の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

保存療法

競技復帰まで平均9.5ヶ月を要し筋力低下リスクがあります。負荷管理を誤ると偽癒合（仮治癒）の危険性が高まります。

膝蓋骨疲労骨折を改善するために

当院では足底重心測定器を用いた動作分析で負荷のかかる姿勢を特定します。5種類の検査データを統合し、個人の骨格特性に合わせたリハビリメニューを作成。再発防止のための筋力トレーニングと柔軟性向上プログラムを並行して進めます。

患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが、根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

2021年日本整形外科学会データに基づく最新のスポーツリハビリテーションを導入。大手口コミサイトで「再発しにくい体作り」と評価される施術体系です。

膝蓋骨疲労骨折のQ＆A

自然治癒しますか？

早期発見なら3-6ヶ月の安静で治癒可能です。ただし荷重を完全に除去する必要があり、自己判断での練習再開は偽癒合（仮治癒）の危険があります。超音波検査を活用した経過観察が不可欠です。

やってはいけない動作は？

階段の降り動作やしゃがみ込みは禁止です。特に着地時の膝屈曲30度以下では膝蓋骨に7倍の負荷がかかります。水中ウォーキングや自転車トレーニングで代替運動を行いましょう。

膝蓋骨疲労骨折が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術と膝蓋骨疲労骨折は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。