ランナー膝

ランナー膝

ランナー膝は、膝の外側に痛みが現れるスポーツ障害の一つです。正式には腸脛靭帯炎と呼ばれ、ランニングやジャンプなどの繰り返し動作で太ももの外側にある腸脛靭帯と膝の骨が擦れ合うことで炎症が起こります。

特にランニングやトレイルランを楽しむ方に多く、長距離を走ると膝の外側に痛みや違和感が出やすくなります。年齢や運動経験に関係なく発症するため、誰にでも起こりうる症状です。

ランナー膝をそのままにしておくと、痛みがどんどん強くなり、歩くだけでも膝の外側が気になるようになります。安静時にも違和感や痛みが続くこともあり、日常生活にまで支障が出てしまうことも。運動を続けることが難しくなり、好きなランニングやスポーツを諦めなければならなくなる場合もあります。炎症が慢性化すると筋力や柔軟性が落ち、膝の機能障害が進行することもあるので注意が必要です。

ランナー膝の原因

開院以来、当院には多くのランナー膝患者さんが来院されています。

30年の臨床経験から言えるのは、ランナー膝の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

ランナー膝の原因は主に次のようなものがあります。

これらの要素が複雑に絡み合い、膝の外側に負担が集中することで発症します。

よって原因はさまざまで、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題が解決するわけではありません。一人ひとり異なる原因を見極めるためにも、丁寧な検査がとても大切です。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。ランナー膝でお悩みなら、豊富な施術経験を持つ当院にご相談ください。

病院とはここが違います

ランナー膝の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

物理療法

一時的な痛みの緩和には効果的ですが、あくまで対症療法であり根本的な原因解決にはなりません。

運動療法

効果が出るまで時間がかかり、継続的な取り組みが必要です。

薬物療法

痛みの根本原因を解決できないため、再発しやすい傾向があります。

ランナー膝を改善するために

ランナー膝の改善には、まず原因をしっかり特定することが欠かせません。

膝だけでなく、全身のバランスや筋力、柔軟性を総合的にチェックし、どこに負担がかかっているのかを見極めます。その上で、必要に応じて骨格や筋肉の調整、セルフケア指導、運動習慣の見直しなどを組み合わせていきます。

痛みが出ている部分だけをケアするのではなく、体全体の使い方や姿勢、歩き方まで丁寧にサポートします。再発を防ぐためにも、症状が落ち着いた後もメンテナンスを続けることが大切です。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

ランナー膝の根本改善のためには、症状の緩和はもとより、骨格や筋肉のバランスを整え、姿勢や歩行まで改善する必要があります。そのため当院では検査を充実し、計画を立てて共有し、経過を確認しながら施術しています。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行っているのです。変化を共有し、お互いに確認しながら治療を進めていく一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方もあきらめずにご相談ください。

ランナー膝のQ＆A

ランナー膝は自然に治りますか？

軽度の場合は安静やセルフケアで改善することもありますが、再発しやすいため原因へのアプローチが大切です。

ランナー膝の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して運動を続けるのは悪化の原因です。無理なトレーニングやストレッチも控えましょう。

どのくらい休めば再発を防げますか？

痛みが完全に消えてから段階的に運動を再開するのが基本です。個人差があるため専門家の指導を受けましょう。

ランニングを再開するタイミングは？

痛みがなくなり、筋力や柔軟性が十分に回復してから徐々に始めることが大切です。

痛み止めや湿布はどれくらい効きますか？

一時的に症状を和らげますが、根本的な解決にはなりません。原因へのアプローチが必要です。

ランナー膝が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

ランナー膝の痛みが改善すれば、もう痛みを気にしながら走る必要はありません。

自信をもってレースに挑戦できるようになり、趣味や健康維持のための運動も思い切り楽しめるようになります。日常生活も快適になり、前向きな気持ちで毎日を過ごせるようになるでしょう。