上腕骨外側上顆炎

上腕骨外側上顆炎（テニス肘）

肘の外側にある前腕筋肉の腱が、繰り返しの手首動作で炎症を起こす症状です。加齢に伴う腱組織の脆弱化が背景にあり、スポーツ愛好家だけでなく主婦やデスクワーカーにも発症します。痛みのピークは動作時ですが、重症化すると安静時にも持続痛が生じる特徴があります。

慢性化した炎症が腱の変性を促進し、わずかな動作でも疼痛が生じる状態に進行します。手首の可動域制限により食事の準備や洗濯物の絞り動作が困難になり、日常生活の自立性が低下。最悪の場合、腱の部分断裂を起こし手術が必要となるケースも報告されています。

開院以来、当院には多くの上腕骨外側上顆炎患者さんが来院されています。30年の臨床経験から言えるのは、上腕骨外側上顆炎の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

上腕骨外側上顆炎の原因は主に次のようなものがあります。

上腕骨外側上顆炎はこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。

そしてその数や組み合わせは、当然、患者さんによって異なります。だからこそ当院では、何よりも検査を重要視しています。患者さんそれぞれの置かれた環境や既往歴などを丁寧にお聞きして、当院独自の客観的検査や整形外科検査などを行い、上腕骨外側上顆炎の原因を見つけ出します。

原因がわかるから改善する道が見えてきます。

これまで病院やほかの治療院でよくならなかったとしても決してあきらめないでください。あなたの上腕骨外側上顆炎は、徹底した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

上腕骨外側上顆炎の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

湿布・消炎鎮痛剤

一時的な痛みの緩和には効果的ですが、あくまで対症療法であり根本的な原因解決にはなりません。

装具療法

肘への負荷軽減には効果的ですが、長期使用により筋力低下を招くリスクがあります。

ステロイド注射

即効性は高いものの、繰り返しの使用は腱組織を弱くする可能性があり、根本的な解決にはなりません。

手術療法

重症例で選択されることがありますが、回復までに時間がかかり、再発のリスクも完全にはなくなりません。

上腕骨外側上顆炎を改善するために

上腕骨外側上顆炎を改善するためには、原因をつきとめることが何よりも重要です。原因がわからないまま治療を進めることは、コンパスを持たずに山に登るようなものです。行き当たりばったりの治療では改善は見込めません。

当院では、丁寧なカウンセリングと徹底した検査で原因を明らかにします。その結果をもとに治療計画を立て、検査結果と治療計画をわかりやすく説明します。

患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが、根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

上腕骨外側上顆炎の根本改善のためには、症状の緩和はもとより、骨格や筋肉のバランスを整え、姿勢や歩行まで改善する必要があります。そのため当院では検査を充実し、計画を立てて共有し、経過を確認しながら施術しています。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行っているのです。変化を共有し、お互いに確認しながら治療を進めていく一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方もあきらめずにご相談ください。

上腕骨外側上顆炎のQ＆A

上腕骨外側上顆炎は自然に治りますか？

軽度の炎症なら2週間の安静で改善可能ですが、動作習慣を変えない限り約60%が1年以内に再発します。当院では治癒促進と再発予防を両立させるストレッチプログラムを提供します。

上腕骨外側上顆炎の人がやってはいけないことは？

手首を反らす動作（フライパンの振り・雑巾絞り）は炎症を悪化させます。代わりに肘を曲げた状態で前腕を回内させる動作が推奨されます。

上腕骨外側上顆炎が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術と上腕骨外側上顆炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

上腕骨外側上顆炎は早めに対処すればするほど，改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく，お早めにご相談ください。