ブラキシズム（口腔内悪習慣）

ブラキシズム（口腔内悪習慣）

睡眠中や日常動作で無自覚に歯を擦り合わせる行為を指します。医学的には「ブラキシズム」と呼ばれ、1日あたりの咬合力が体重の2倍に達する場合も。自覚症状がないまま歯の摩耗や顎関節症を引き起こす点が特徴です。

歯の象牙質が露出して知覚過敏が進行し、最悪の場合神経治療が必要に。顎関節の変形が進むと開口障害が発生し、リンゴの丸かじりや会話中の大笑いが困難になります。頭痛や肩こりの慢性化によりQOLが著しく低下するケースも少なくありません。

歯の摩耗・破折・知覚過敏が進行し、最悪の場合歯を失う可能性があります。顎関節症が悪化すると開口障害や慢性頭痛を引き起こし、日常生活に支障を来すケースもあります。

ブラキシズムの原因

開院以来、当院には多くのブラキシズムでお悩みの患者さんが来院されています。30年の臨床経験から言えるのは、ブラキシズムの原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

ブラキシズムの原因は主に次のようなものがあります。

ブラキシズムはこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。患者さんそれぞれの置かれた環境や既往歴などを丁寧にお聞きして、当院独自の客観的検査や整形外科検査などを行い、歯ぎしりの原因を見つけ出します。

原因がわかるから改善する道が見えてきます。

これまで病院やほかの治療院でよくならなかったとしても決してあきらめないでください。あなたの歯ぎしりは、徹底した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ブラキシズムの場合、病院では以下の治療法が一般的です。

マウスピース療法

短期間での症状緩和に有効ですが、根本解決には至らない場合が多いのが実情です。装着時の違和感から継続困難者が43％（日本歯科医師会調べ）。

行動療法

意識的な改善を促しますが、就寝中の無意識行動には効果が限定的です。日中も継続的な自己管理が必要となります。

ブラキシズムを改善するために

当院では顎関節の可動域検査・頸椎の状態分析・呼吸パターン評価を実施。筋膜リリースと姿勢矯正を組み合わせ、無意識の食いしばりを根本から改善します。パソコン作業中の姿勢指導や就寝前のリラクゼーション法も個別に指導。

患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが、根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格保有者が問診から施術まで一貫対応。歯科医院との連携実績が豊富で、マウスピース装着中の方でも施術可能。重心バランス測定器と筋電図を用いた客観的評価で、数値化された改善経過を確認できます。

ブラキシズムの根本改善のためには、症状の緩和はもとより、骨格や筋肉のバランスを整え、姿勢や呼吸まで改善する必要があります。そのため当院では検査を充実し、計画を立てて共有し、経過を確認しながら施術しています。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行っているのです。変化を共有し、お互いに確認しながら治療を進めていく一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方もあきらめないでください。

ブラキシズムのQ＆A

ブラキシズムは自然に治りますか？

軽度の場合や生活習慣の改善で軽減することもありますが、多くの場合根本的な原因に対処しないと改善しません。特に症状が続く場合は専門的な治療をおすすめします。

ブラキシズムの人がやってはいけないことは？

頬杖やうつ伏せ寝、ガムの長時間咀嚼など顎に負担をかける動作は避けてください。パソコン作業時の姿勢やスマートフォンの見方も見直しましょう。

ブラキシズムは冷やすべき？温めるべき？

顎の痛みが強い場合は一時的に冷やすことで痛みを和らげることができますが、温めて血行を促進し筋肉の緊張を緩めるのも有効です。症状によって使い分けましょう。

マウスピースは効果的ですか？

マウスピースは歯や顎へのダメージを軽減し、症状の進行を抑える効果があります。ただし、根本的な原因まで解決するものではないため、併せて専門的な治療が推奨されます。

ブラキシズムは安静にすべき？動かすべき？

過度な安静は筋力低下や血行不良を招くため、痛みを感じない範囲で適度に動かすことが重要です。無理な動作は避け、専門家の指導の下で進めましょう。

ブラキシズムが改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術とブラキシズムは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ブラキシズムは早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。

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