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脊柱管狭窄症の症状チェック|見逃しやすい特徴とは

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こんにちは、整体院シェルパ・広島院院長の吉原和彦です。最近、歩いているときに足がしびれて休むと楽になる、そんな症状に悩まされていませんか。買い物や散歩の途中で何度も立ち止まってしまい、周囲の目が気になってしまうという方も多いのではないでしょうか。

もしかするとそれは脊柱管狭窄症の可能性があります。当院には開院以来、このような症状で悩む方が数多く来院されていますので、今日は皆さんに知っておいていただきたい脊柱管狭窄症の症状や特徴についてお話ししていきます。

院長:吉原

30年の臨床経験から脊柱管狭窄症の症状と特徴を分かりやすく解説します

目次

脊柱管狭窄症ってどんな病気なの

背骨の中には神経が通るトンネルがあり、これを脊柱管と呼んでいます。加齢や長年の姿勢の悪さなどによってこのトンネルが狭くなり、中を通る神経を圧迫してしまうことで様々な症状が現れる状態が脊柱管狭窄症です。特に50代以降の中高年の方に多く見られる病気で、男性にやや多い傾向があります。

厚生労働省の調査によると、広範脊柱管狭窄症として特定医療費の医療受給者証を持つ方は2020年度で5,125人ですが、認定に至らない患者さんも含めるとその数は相当な数になると推定されています。つまり、決して珍しい病気ではないということです。

脊柱管狭窄症の代表的な症状

脊柱管狭窄症には特徴的な症状がいくつかあります。これらの症状を知ることで、ご自身やご家族の状態を早期に把握することができますので、ぜひ確認してみてください。

間欠性跛行が最も特徴的な症状です

脊柱管狭窄症の最も代表的な症状は間欠性跛行です。これは歩いているとだんだん足が痛くなったりしびれてきたりして歩けなくなるものの、少し休むとまた歩けるようになるという症状のことを指します。多くの患者さんは200メートルから300メートル程度歩くと症状が出てきて、前かがみになって休憩すると楽になるとおっしゃいます。

買い物中に何度も立ち止まらなければならない、散歩に行っても途中で引き返すことが増えた、旅行に行っても周りの人に迷惑をかけてしまうのではないかと不安になる、このような悩みを抱えている方が実際に当院にも多く来院されています。

前かがみになると楽になる姿勢依存性

もうひとつの大きな特徴は、姿勢によって症状が変わることです。背筋を伸ばしたり腰を反らせたりすると症状が強くなり、逆に前かがみの姿勢をとると楽になるという特徴があります。ですから自転車には乗れるけれど歩くのはつらいという方や、シルバーカーや押し車を使っている方が多いのもこの病気の特徴と言えます。

立ちっぱなしの作業がつらく感じる一方で、座っているときや横になっているときには比較的楽に過ごせるという方も少なくありません。洗い物や料理など台所仕事の最中に腰が痛くなる、立ち仕事が続くと足がしびれてくるといった訴えもよく聞かれます。

足のしびれや痛みの広がり方

脊柱管狭窄症では、腰だけでなくお尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけてのしびれや痛みが特徴的です。片側だけに症状が出る場合もあれば、両側に症状が出る場合もあります。重だるい感じがする、ジンジンする、冷たく感じる、といった表現をされる方もいらっしゃいます。

夜間に足のしびれや痛みで目が覚めてしまい、睡眠が妨げられることもあります。寝返りをうつたびに痛みで目が覚める、朝起きたときに足がこわばっている、このような症状が続くと日常生活の質が大きく低下してしまいます。

進行すると現れる重症サイン

症状が進行してくると、足の筋力低下やつまずきやすくなる、階段の上り下りが困難になるといった症状が現れます。さらに重症化すると、排尿や排便のコントロールが難しくなることもあり、これは緊急性の高いサインですので、このような症状が出た場合にはすぐに医療機関を受診する必要があります。

また足先の感覚が鈍くなって、スリッパが脱げやすい、細かい作業がしにくくなった、といった症状が出ることもあります。これらは神経の圧迫が強くなっているサインですので、見逃さないようにしてください。

脊柱管狭窄症と似た症状の病気との違い

脊柱管狭窄症と似た症状を持つ病気がいくつかありますので、その違いを理解しておくことも大切です。正しく見分けることで、適切な治療につながります。

腰椎椎間板ヘルニアとの違い

腰椎椎間板ヘルニアも足のしびれや痛みが出る病気ですが、脊柱管狭窄症とは症状の出方が異なります。ヘルニアは前かがみになると症状が強くなり、腰を反らすと楽になることが多いのです。これは脊柱管狭窄症とは逆の特徴です。

また年齢層も異なり、ヘルニアは比較的若い世代にも多く見られますが、脊柱管狭窄症は中高年以降に多いという違いがあります。ただし、どちらも同時に発症することもありますので、詳しい検査が必要になります。

閉塞性動脈硬化症との違い

間欠性跛行という症状は、血管の病気である閉塞性動脈硬化症でも見られます。この病気との大きな違いは、姿勢による症状の変化がないことです。脊柱管狭窄症では前かがみになると楽になりますが、動脈硬化症では姿勢に関係なく休むと楽になります。

また足の冷感や色の変化、脈拍の減弱といった血流障害の症状があるかどうかも鑑別のポイントになります。高血圧や糖尿病、喫煙歴がある方は血管の病気の可能性も考える必要があります。

なぜ脊柱管狭窄症になってしまうのか

当院に来院される脊柱管狭窄症の患者さんを診ていて思うのは、原因はひとつではないということです。30年の臨床経験から言えるのは、複数の要因が複雑に絡み合って発症しているケースがほとんどだということです。

複数の要因が重なって起こります

脊柱管狭窄症の原因として考えられるのは、反り腰や股関節が正しく使われていないこと、筋力バランスの崩れ、歩き方の癖、上半身と下半身のバランスの崩れ、足指がうまく使えていないこと、足首の動きが悪いこと、腹筋の弱さなどが挙げられます。

これらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。そしてその数や組み合わせは患者さんによって異なります。だからこそ当院では何よりも検査を重要視しているのです。

加齢による変化も大きな要因です

年齢を重ねることで、背骨を支える靭帯が厚くなったり、椎間板が変性したり、骨に棘ができたりします。これらの変化が積み重なって脊柱管が狭くなっていきます。誰にでも起こりうる変化ですが、姿勢や体の使い方によってその進行速度は大きく変わります。

長年の職業や生活習慣による影響も大きく、重い物を持つ仕事をしていた方、デスクワークで長時間同じ姿勢を続けていた方、農作業や立ち仕事が多かった方などに発症しやすい傾向があります。

早期発見・早期対処が大切な理由

脊柱管狭窄症は放置しておくと徐々に進行していく病気です。歩ける距離がどんどん短くなり、日常生活に大きな支障をきたすようになります。最悪の場合、寝たきりや車椅子生活になってしまうこともあるのです。

症状が軽いうちに対処すれば改善しやすい

症状が出始めた初期の段階で適切な治療を始めれば、改善までの期間も短くて済みます。当院でも早めに来院された方ほど順調に回復されています。逆に何年も我慢してから来院される方は、改善までに時間がかかる傾向があります。

歩ける距離が少しずつ短くなってきた、休憩の回数が増えてきた、このような変化に気づいたら早めに相談してください。まだ大丈夫だろうと先延ばしにしていると、症状はどんどん進行してしまいます。

生活の質を守るために

趣味の旅行や散歩、お孫さんとの外出、友人との買い物など、人生を楽しむためには自由に歩けることが何よりも大切です。脊柱管狭窄症はその大切な自由を奪ってしまう病気なのです。

早めに対処することで、やりたいことをあきらめずに済みます。実際に当院で改善された患者さんの多くが、趣味を再開できた、孫との外出が楽しめるようになった、旅行に行けるようになったと喜びの声を聞かせてくださっています。

当院での脊柱管狭窄症への取り組み

整体院シェルパでは、脊柱管狭窄症の患者さんに対して独自のアプローチで症状の改善を目指しています。なぜ当院で多くの方が改善されているのか、その理由をお伝えします。

徹底した検査で原因を特定します

原因がわからないまま治療を進めることは、コンパスを持たずに山に登るようなものです。当院では丁寧なカウンセリングと徹底した検査で原因を明らかにします。足底重心測定器をはじめとした5種類の検査で現在の状態を可視化し、症状の原因を特定していきます。

患者さんそれぞれの置かれた環境や既往歴などを丁寧にお聞きして、当院独自の客観的検査や整形外科検査などを行い、脊柱管狭窄症の原因を見つけ出します。原因がわかるから改善する道が見えてくるのです。

一貫した施術で効果を最大化

国家資格を有し治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行っています。

変化を共有し、お互いに確認しながら治療を進めていく一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。施術者が毎回変わることで説明を繰り返さなければならない、ということもありません。

運動療法を取り入れた根本改善

脊柱管狭窄症の根本改善のためには、症状の緩和はもとより、骨格や筋肉のバランスを整え、姿勢や歩行まで改善する必要があります。当院では西洋医学、東洋医学を踏まえ、さらに運動学の視点を加えて再構築した独自の整体を提供しています。

それぞれの体のタイプに適した施術で幅広い症状に対応可能です。当院の整体施術と脊柱管狭窄症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

こんな疑問にお答えします

脊柱管狭窄症について、患者さんからよくいただく質問にお答えしていきます。同じような疑問を持っている方も多いと思いますので、ぜひ参考にしてください。

手術しないと治らないのでしょうか

多くの場合、保存的治療で改善が期待できます。当院でも手術を勧められた方が症状を改善されたケースは数多くあります。ただし排尿障害や足の麻痺など重症例の場合には手術が必要になることもありますので、症状によって判断が必要です。

手術は体への負担が大きく、合併症や再発のリスクもゼロではありません。まずは保存的な治療を試してから手術を検討しても遅くはないと考えています。

痛み止めや湿布は効きますか

一時的に症状を和らげる効果はありますが、根本的な改善には至らないことが多いです。薬を飲んでいるときは楽だけれど、やめるとまた症状が戻ってしまうという方も少なくありません。

長期間の服用で副作用が出ることもありますので、薬だけに頼るのではなく根本的な原因に対処することをお勧めします。薬を服用されている方でも当院の施術は受けられますので、併用しながら徐々に薬を減らしていくことも可能です。

運動やストレッチは効果がありますか

適切な運動やストレッチは、筋力強化や柔軟性向上に役立ち、症状の改善や予防につながります。ただし自己流で行うと症状を悪化させることもありますので、専門家の指導のもとで行うことが大切です。

当院では患者さん一人ひとりの状態に合わせた運動指導も行っていますので、ご自宅でも継続して取り組んでいただくことで、より効果的な改善が期待できます。

最後に

脊柱管狭窄症は決して珍しい病気ではなく、多くの中高年の方が悩まれている症状です。間欠性跛行という特徴的な症状があり、早めに気づいて対処することで改善の可能性は十分にあります。

私自身、16歳のときに原因不明の股関節の痛みで大好きだった陸上をあきらめた経験があります。だからこそ症状に悩まされているあなたの不安に寄り添えるように、やりたいことができるように、検査を重視していますし、原因がわかることを誰よりも大事にしています。

歩くことが不安で外出を控えている、趣味をあきらめかけている、そんな方はぜひ一度ご相談ください。これまで病院やほかの治療院でよくならなかったとしても決してあきらめないでください。あなたの脊柱管狭窄症は、徹底した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

脊柱管狭窄症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。あなたがまた自由に歩けるように、全力でサポートさせていただきます。


院長:吉原

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広島県広島市西区草津新町2-8-9
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