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こんにちは、整体院シェルパ・広島院の吉原です。最近、朝起きた時に足の裏が何となくジンジンする、歩いていると腰やお尻に引きつれたような感覚がある、そんな経験はありませんか。はっきりとした痛みではないけれど、何か違和感を感じている方が当院には多く来院されています。
実はその脊柱管狭窄症の初期サインかもしれません。何となくおかしいと感じながらも、忙しさや年齢のせいだと思って見過ごしてしまう方が少なくないのです。


違和感の段階で気づけるかどうかが、その後の生活の質を大きく左右します
脊柱管狭窄症による違和感は、はっきりとした痛みやしびれとは異なる曖昧な症状として現れます。砂利を踏んでいるような足裏の感覚、お尻から太ももにかけての引きつれ感、腰の奥がモヤモヤする感じなど、人によって感じ方はさまざまです。多くの患者さんが「何と表現していいかわからない」とおっしゃるのが特徴的です。
こうした違和感は特に朝起きた時や寒い時期、長時間同じ姿勢でいた後に感じやすくなります。動き始めると徐々に楽になることもあるため、一時的なものだと軽視されがちです。しかし30年以上の臨床経験から申し上げると、この違和感の段階でしっかりと対処できるかどうかが、その後の症状の進行を大きく左右します。
日常生活の中で、どのような時に違和感を感じやすいのでしょうか。当院に来院される患者さんからよく聞くのは、朝のベッドから起き上がる瞬間、長時間の立ち仕事の後、買い物で歩き回った後などです。また階段を降りる時や、車から降りる動作の際にも違和感を覚える方が多いです。
これらの場面に共通しているのは、腰椎に負担がかかる姿勢や動作だということです。脊柱管が狭くなり始めていると、特定の姿勢で神経への圧迫が強まり、違和感として感じられるのです。この時点では神経の圧迫は軽度ですが、放置すると次第に強い症状へと移行していきます。
違和感程度だからといって放置してしまうと、どのようなことが起こるのでしょうか。最も心配なのは、症状が徐々に進行して日常生活に支障をきたすレベルまで悪化することです。最初は何となく感じていた違和感が、やがてはっきりとしたしびれや痛みに変わり、歩ける距離がどんどん短くなっていきます。
当院に来院される患者さんの中にも、数年前から違和感があったけれど我慢していたという方が少なくありません。そうした方々は、今では買い物に行くのも辛い、孫と遊ぶことができない、旅行を諦めざるを得ないといった状況に陥っています。違和感は体からの重要なメッセージです。このサインを見逃さないことが、将来の健康を守ることにつながります。
脊柱管狭窄症の症状は段階的に進行することが多いです。初期の違和感の段階では、日常生活への影響はそれほど大きくありません。しかし中期になると間欠性跛行という特徴的な症状が現れ、一定時間歩くと足が痛くなったりしびれたりして、休憩が必要になります。
さらに進行すると、常に症状が出るようになり、夜間にも痛みやしびれで目が覚めるようになります。最終的には排尿や排便のコントロールにも影響が出ることがあり、この段階では手術が必要になるケースもあります。だからこそ違和感の段階での早期対処が極めて重要なのです。
脊柱管狭窄症による違和感を改善するためには、なぜその違和感が生じているのかという原因を明らかにすることが何よりも大切です。当院では開院以来、数多くの脊柱管狭窄症の患者さんを診てきましたが、その原因は一人ひとり異なります。
反り腰が原因の方もいれば、股関節の動きが悪いことが原因の方、足指がうまく使えていない方、歩き方に問題がある方など、実にさまざまです。そして多くの場合、これらの要因が複数重なり合って症状を引き起こしています。だからこそ当院では丁寧なカウンセリングと徹底した検査を行い、あなたの違和感の本当の原因を見つけ出します。
当院では足底重心測定器であるピドスコープをはじめ、5種類の検査を実施しています。姿勢分析では立位写真を撮影し、体のバランスを可視化します。歩行動画の撮影では、歩き方のクセや問題点を明らかにします。さらに整形外科的検査、筋力検査、重心検査を組み合わせることで、多角的に原因を特定していきます。
こうした徹底的な検査により、あなたの違和感がどこから来ているのか、どの部分に問題があるのかが明確になります。原因がわかるからこそ、適切な施術計画を立てることができ、根本改善への道が見えてくるのです。検査をせずに施術を始める治療院もありますが、それでは行き当たりばったりの治療になってしまいます。
違和感を感じたら、まず腰を反らす動作を控えることが大切です。脊柱管狭窄症は腰を反らすことで症状が悪化しやすいため、背筋を伸ばす際には注意が必要です。また長時間同じ姿勢を続けることも避けましょう。デスクワークをされている方は、30分に一度は立ち上がって軽く体を動かすことをおすすめします。
ただし自己判断でのストレッチや運動は、かえって症状を悪化させることもあります。インターネットで調べた情報を試してみたけれど効果がなかった、むしろ悪化したという方も少なくありません。違和感の原因は人それぞれ異なるため、あなたに合った適切な対処法を知るためには、専門家による検査と診断が不可欠です。
日常生活で気をつけていただきたいのは、体を冷やさないことです。特に腰周りを温めることで血流が改善され、違和感が軽減されることがあります。入浴時にはしっかりと湯船に浸かり、体を芯から温めてください。
また靴選びも重要です。クッション性のある靴を選ぶことで、歩行時の腰への負担を軽減できます。女性の方はヒールの高い靴を避け、底が平らで安定した靴を選びましょう。寝具も体に合ったものを使うことが大切で、柔らかすぎるマットレスは腰に負担をかけます。
当院では検査によって明らかになった原因に基づいて、一人ひとりに合わせた施術計画を立てます。骨格のバランスを整えることはもちろん、筋力のアンバランスを修正し、姿勢や歩行まで改善していきます。西洋医学、東洋医学、そして運動学の視点を統合した当院独自のシェルパ式整体は、体に負担の少ないやさしい施術法です。
治療家歴30年以上の経験を持つ私が、検査から施術まで一貫して担当しますので安心してお任せください。施術者が変わることはありませんから、体の変化や症状の波を見逃すことなく、経過を確認しながら治療を進めていけます。この一貫性が治療効果を高め、多くの改善実績につながっています。
違和感の段階で来院される方の多くは、比較的短期間で症状が改善します。初期の段階では週に2回の施術で骨格を整え、過緊張している筋肉を緩めていきます。症状が落ち着いてきたら週1回のペースに移行し、弱っている筋力を強化していきます。
最終的には月1回から2か月に1回のメンテナンスで、良い状態を維持できるようになります。治療期間は症状の程度や原因の数によって異なりますが、違和感の段階であれば数か月で大きな改善が見込めます。早期に対処すればするほど、改善までの期間も短く、費用も抑えられます。
60代の男性の例をご紹介します。この方は半年ほど前から足裏の違和感を感じていましたが、年齢のせいだと思って放置していました。しかし徐々に違和感が強くなり、趣味のウォーキングにも支障が出始めたため来院されました。
検査の結果、反り腰と足指の機能低下が原因と判明しました。骨格調整と筋力トレーニングを組み合わせた施術を週2回のペースで開始し、8回目の施術後には違和感がほぼ消失しました。現在は月1回のメンテナンスで良い状態を保ち、以前よりも長い距離を楽に歩けるようになったと喜んでいただいています。
脊柱管狭窄症による違和感は、体からの大切なサインです。この段階で適切に対処できれば、将来的に歩行困難になるリスクを大幅に減らせます。違和感を感じたら、それを年齢のせいだと諦めるのではなく、一度しっかりと検査を受けることをおすすめします。
原因がわかれば改善する道が見えてきます。当院では30年以上の臨床経験に基づいた徹底的な検査と、一人ひとりに合わせた施術で、あなたの違和感の根本改善をサポートします。一人で悩まずに、どうぞお気軽にご相談ください。あなたが快適な毎日を取り戻せるよう、全力でお手伝いさせていただきます。

