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座っているとお尻から太もも、ふくらはぎまで痛んだり、立ち上がると脚にしびれが走ったりすると、仕事も家事も思うように進みません。早く楽になりたくて、ストレッチやマッサージを試してよいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
整体院シェルパ・広島院の吉原です。この記事では、坐骨神経痛でつらいときに家でできること、無理に触らないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、坐骨神経痛の症状ページもあわせてご覧ください。痛みの出方に合わせて、日常で気をつけたいことを順にお伝えします。



まず状態を確認しましょう
坐骨神経痛は、腰やお尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけて痛みやしびれが出る状態を指します。痛みが出る場所だけで、原因を決められるわけではありません。
腰の椎間板や脊柱管の状態が関係することもあれば、股関節まわりやお尻の筋肉が緊張し、脚へ違和感が広がることもあります。長く座った後、前かがみ、寝返り、歩き始めなど、どの動作で変わるかを覚えておくことが大切です。
早く楽になりたいときほど、動画や紹介記事を見て、痛みを我慢しながら脚を伸ばしたくなるかもしれません。ただ、しびれが脚先へ広がる動きは無理に続けないほうがよいでしょう。
動かすほどしびれが脚先へ広がるなら中止することが基本です。伸ばしている最中だけでなく、その日の夜や翌朝に痛みが増していないかも確かめてください。
デスクワークや車の運転で座る時間が長いと、腰とお尻に同じ負担がかかり続けます。痛む側をかばって浅く座る姿勢も、身体の一部に力が入り続ける原因になります。
まずは30分から60分に一度、立ち上がって数歩歩き、同じ姿勢を続けないことから始めてみてください。椅子の前方にずり落ちたまま背中を丸めるより、足裏を床につけて座るほうが、腰への負担を減らしやすくなります。
自宅ケアは、強い刺激を加えることより、痛みを増やす動作を減らすことを優先します。急にたくさん歩く、深く前へ倒れる、重い荷物を持ち上げる行動は、いったん控えたいところです。
横向きで膝を軽く曲げる、仰向けで膝の下にクッションを入れるなど、痛みが落ち着く姿勢を探してみてください。ずっと寝たままではなく、症状が強くならない範囲でトイレや室内の移動は続けます。
短時間でも姿勢を変えると、同じ部位にかかる圧迫を避けやすくなります。休んだ後に動くときは、勢いよく起き上がらず、横向きになってから腕で身体を支えると負担を抑えやすいでしょう。
痛みが強くない時間帯には、室内をゆっくり歩く、椅子から立って背すじを伸ばすなど、小さな動きから試します。歩くと脚のしびれが強くなる場合は、距離や時間を短くしてください。
数々のご相談の中でも多いのが、よかれと思って一度に何種類もの体操を始めることです。何をした後に楽だったか、つらくなったかが分からなくなるため、試す内容は一つずつにするほうが安心です。
坐骨神経痛のストレッチでは、太もも裏やお尻を伸ばそうとして、前かがみを深くしすぎる方がいます。気持ちよさよりも、痛みやしびれが増えていないかを優先してください。
椅子に腰かけたまま背すじを軽く伸ばし、足首をゆっくり動かす程度でも構いません。脚を大きく引っ張る動きより、呼吸を止めずにできる小さな動きから始めるほうが、今の状態には合うことがあります。
反動をつけるストレッチや、痛む側の脚を無理に伸ばし切る動きは避けましょう。自宅ケアの範囲で迷うときは、できるかどうかではなく、行った後に症状が残らないかで考えることが大切です。
お尻や太ももが張っていると、そこを強く押したくなるものです。しかし、しびれがある場所や痛みが鋭い場所を長く押し続けると、かえって刺激が強すぎることがあります。
セルフマッサージを試すなら、痛みを我慢して押し込まず、周辺を軽くなでる程度から始めてください。テニスボールを使う場合も、体重を深くかけず、脚のしびれが増えたらすぐにやめます。
しびれの強い部位を押し続けないことも大切です。痛む場所だけを繰り返し刺激するより、座り方、立ち上がり方、歩くときの負担を見直すほうが、結果として日常の悪循環を減らせる場合があります。
急に痛みが出て、熱っぽさやズキズキする痛みが強いときは、温めることでつらさが増すことがあります。一方で、慢性的なこわばりが中心なら、入浴などで楽に感じる方もいます。
まずは温めた後、冷やした後の反応を無理なく確かめることです。発症直後の強い痛みでは、タオルで包んだ冷却材を短時間当てる方法が用いられることもありますが、皮膚に直接当て続けないようにしてください。
温冷ケアだけで痛みを抑え込もうとせず、痛みが出やすい姿勢や動作を減らすことも欠かせません。夜に痛みが残る、眠れない状態が続くなら、相談する目安として考えたほうがよいでしょう。
痛みやしびれがあっても、自宅で様子を見られるとは限りません。歩くたびにつまずく、足首や足指を動かしにくいなど、脚の力が以前より入りにくいと感じる場合は注意が必要です。
次のような状態があるときは、ストレッチやマッサージを優先せず、医療機関へ早めに相談してください。
両脚に強い症状が出る、しびれの範囲が急に広がる、安静にしても激しい痛みが続く場合も同様です。状態によって検査や治療の判断が変わるため、詳しくは医療機関で確認してください。
痛む側を避けて歩き続けると、腰だけでなく反対側の股関節や膝にも負担が移ります。痛みをかばう歩き方が続くと、脚全体が疲れやすくなり、動くこと自体が不安になりやすいものです。
整体院シェルパ・広島院では、痛い場所だけを追うのではなく、立ち上がり、座り方、歩くときの負担、股関節や腰の動きなどを確認します。必要に応じて医療機関への相談をおすすめしながら、日常で繰り返す負担を減らす方法を一緒に考えます。
坐骨神経痛では、強く伸ばすことや揉むことを急ぐより、症状を悪化させない範囲で姿勢を変え、小さく動くことが基本になります。痛みが強まる動作を繰り返さず、温冷や体操の後の反応も確かめてください。
今日は、座り続ける時間を一度減らすこと、立ち上がるときに勢いをつけないこと、脚先までしびれが広がる動きをやめることから始めてみましょう。繰り返す痛みや歩行の変化があるなら、早めに状態を確認したいところです。
腰やお尻だけでなく、姿勢、歩き方、日常での身体の使い方も含めて確認したい方は、整体院シェルパ・広島院へお気軽にご相談ください。

