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坐骨神経痛で歩くとしびれる…休むとまた歩けるときに考えること

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買い物や通勤で少し歩いただけなのに、お尻から太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれが出る。休むと少し歩けるようになるため、歩いたほうがよいのか、かえって悪くしているのか迷う方は少なくありません。

整体院シェルパ・広島院の吉原です。この記事では、坐骨神経痛で歩行中につらさが出るときに確認したいこと、家で負担を減らす工夫、医療機関へ相談したい状態についてお話しします。

症状の全体像を先に確認したい方は、坐骨神経痛の症状ページもあわせてご覧ください。歩くときの変化を手がかりに、今の体に合った対応を考えていきましょう。

院長:吉原

無理に歩かず状態を確認しましょう

目次

歩き始めにお尻から脚が痛むとき

まず確認しておきたいのは、痛みやしびれがどこから始まり、歩くほどどう変わるかです。

坐骨神経痛という言葉は、病名そのものではなく、お尻から脚にかけて出る痛みやしびれを表す症状名です。腰から出る神経への負担のほか、股関節まわりや筋肉の緊張など、背景は一つとは限りません。

歩き始めから強く痛むのか、数分歩いてから脚が重くなるのか、足先までしびれるのかでも考え方が変わります。痛む側をかばう歩き方が続くと、反対の脚や腰にも負担が広がることがあります。

休むとまた歩ける状態を軽く見ない

歩くと脚が痛み、少し休むと再び歩ける状態には、注意が必要なことがあります。

歩行を続けるうちに痛みやしびれが出て、座る、または前かがみで休むと楽になる場合、腰部脊柱管狭窄症でみられる間欠性跛行に似た経過のことがあります。一方で、脚への血流の問題が関係する場合もあるため、自己判断は避けたいところです。

歩く距離が短くなっている変化は、記録しておくと役立ちます。以前は20分歩けたのに今は5分で止まりたくなる、休む回数が増えたといった変化は、相談するときの大切な情報になります。

歩いたほうがよいとは限らない理由

運動不足が気になっていても、痛みを我慢して歩き続けることが回復につながるとは限りません。

歩く量を減らしたほうがよい変化

歩くたびに痛みが強くなる、しびれの範囲が広がる、脚に力が入りにくいといった変化があるなら、その日の歩行量は控えめにします。足を引きずるほどの痛みがあるときは、散歩で解決しようとしないことが大切です。

特に、歩いた直後だけでなく夜まで痛みが残る、翌朝も悪化している場合は、体に合わない負荷だった可能性があります。距離だけでなく、歩行後から翌日にかけての症状を確かめてください。

短い歩行から試せることもある

安静にしているときの痛みが強くなく、短く歩いても症状が大きく増えない場合は、完全に動かなくなるより、負担の少ない範囲で日常動作を続けるという見方もできます。

たとえば一度に長く歩かず、家の周囲を数分歩いて戻る方法です。症状が増えないかを確かめ、問題がなければ別の時間帯に少しだけ動くようにすると、歩くときの負担を急に増やさずに済みます。

足を引きずる前に確認したい変化

痛みの強さだけでなく、脚を動かす力や感覚の変化にも目を向ける必要があります。

つま先が上がりにくい、階段で脚がもつれる、以前よりつまずきやすいと感じる場合は、単なる筋肉痛として扱わないほうがよいでしょう。歩行時のしびれに筋力低下が重なるときは、早めに医療機関へ相談したい状態です。

排尿や排便の異常がある場合、両脚にしびれや脱力が広がる場合、会陰部の感覚が鈍い場合も、セルフケアより受診を優先してください。急に症状が進むときは、様子見を長引かせないことが欠かせません。

家の中で歩く前に負担を減らす

歩くことを試す前に、痛みが出やすい条件を減らせるか考えてみてください。

朝は体が動き出すまで時間がかかるため、起きてすぐに急いで歩くより、椅子に座って呼吸を落ち着け、足首や膝を小さく動かしてから立ち上がるほうが楽なことがあります。寒い時期は特に急な動きに注意が必要です。

靴底が大きくすり減った靴、サイズが合わず片側に傾く靴は、脚への荷重を偏らせる一因になります。足元の状態も含めて確認すると、日常の歩行で感じる負担を減らす手がかりになります。

痛みをかばう歩き方が続くとき

痛む脚を避けようとして、体を大きく横に揺らしたり、歩幅を極端に狭くしたりする方もいます。

片脚だけに体重を逃がしていないか

片側の臀部や脚がつらいと、無意識に反対側へ体重を逃がしがちです。その状態が続くと、腰、股関節、膝、足首まで使い方が変わり、もとの痛みに別の負担が重なるケースもあります。

鏡の前で立ったときに肩の高さや骨盤の傾きが大きく変わっていないか、靴底が片側だけ減っていないかを確かめるだけでも十分です。痛みをかばう歩き方を無理に直そうとせず、まず偏りに気づくことから始めてみてください。

座りっぱなしの後も気をつける

長く座った後に立ち上がり、そのまま急いで歩くと、臀部や腰まわりに痛みが出やすいことがあります。デスクワークや車の移動が多い方は、歩く前の姿勢も影響しているかもしれません。

数々のご相談の中でも多いのが、座っている間は何とか過ごせるのに、立ち上がって数歩で脚がつらくなる悩みです。立ち上がった直後は一呼吸置き、姿勢を急に反らさずに歩き出すことも試してみてください。

自宅で試すことと控えること

自宅ケアでは、痛みを消そうとして強く伸ばしたり押したりしないことが優先です。

まずは、歩いた時間、痛みやしびれが出た場所、休むとどう変わるかをメモしてみてください。自宅ケアの範囲を考えるときも、症状が増えていないかを確かめながら進めることが基本になります。

  • 歩行中と翌日の変化を記録する
  • 長い距離を一度に歩かない
  • 強い痛みで無理に伸ばさない
  • 脚の力や感覚の変化を確認する

しびれが強くなる動き、鋭い痛みが走る動き、脚に力が入らない状態では、自己流のストレッチや強いマッサージは控えましょう。症状が続くなら、一度状態を確認したいところです。

歩く距離が減ってきたら相談を考える

以前より外出を避けるようになった、痛みへの不安で予定を断ることが増えたなら、早めに相談先を考えてください。

医療機関では、症状の経過や神経の状態を確認し、必要に応じて検査や治療について説明されることがあります。歩行で症状が出る理由はさまざまで、状態によって判断が変わります。

医療機関で緊急性の高い状態が除外された後も、歩き方、股関節の動き、足元への荷重、座り方などを見直す余地はあります。歩くときの負担がどこに集まっているかを確かめることが、生活を続けやすくする一歩になります。

今日の歩き方から小さく確かめる

坐骨神経痛で歩くと痛い、しびれるときは、歩くか休むかを一律に決めないことが大切です。歩行中・歩いた直後・翌日の変化を比べながら、無理のない量を探していきましょう。

まずは今日、何分で症状が出るのか、どこに痛みやしびれが出るのか、休むとどう変わるのかをメモしてみてください。相談する目安を持つことで、必要以上に怖がらず、無理もしにくくなります。

腰だけでなく、歩き方や股関節、足元への荷重も含めて確認したい方は、整体院シェルパ・広島院へお気軽にご相談ください。


院長:吉原

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