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脊柱管狭窄症と診断されて、どんな姿勢をとればいいのか悩んでいませんか。前かがみになると楽だけれど、姿勢が悪いと言われて不安になる方も多いのではないでしょうか。実は脊柱管狭窄症において、姿勢の取り方は症状を左右する非常に重要な要素なのです。
歩いているとだんだん足が痛くなったりしびれてきて、少し休むとまた歩けるようになる間欠性跛行という症状に悩まされている方は、日常生活での姿勢を見直すことで症状が大きく変わる可能性があります。


30年以上の臨床経験から、姿勢を改善することで劇的に症状が良くなった患者さんを数多く診てきました
脊柱管狭窄症は、背骨の中を通る神経のトンネルが狭くなり、神経を圧迫することで痛みやしびれが生じる状態です。このトンネルの狭さは、実は私たちがとる姿勢によって大きく変化します。背筋を伸ばして腰を反らすような姿勢をとると脊柱管がさらに狭くなり、神経への圧迫が強まってしまうのです。
一方で、前かがみになると脊柱管が広がるため、神経への圧迫が軽減されて症状が楽になります。これが、多くの患者さんが「前かがみだと楽」と感じる理由です。つまり姿勢によって脊柱管の広さが変わり、それに伴って症状の強さも変化するということなのです。
反り腰は脊柱管狭窄症の大敵です。腰が反ると椎骨同士の間隔が狭くなり、脊柱管もさらに狭窄します。立っている時や歩いている時に無意識に反り腰になっている方が非常に多く、これが症状悪化の主な原因となっています。
デスクワークで長時間座っている方も要注意です。浅く腰掛けて背もたれに寄りかかると、自然と腰が反ってしまいます。また、柔らかすぎるソファに座ると骨盤が後ろに倒れて腰椎が過度に曲がり、これも脊柱管を狭める原因になります。
前かがみの姿勢は一時的には症状を和らげてくれます。買い物でカートを押している時や、自転車に乗っている時に楽に感じるのは、脊柱管が広がって神経への圧迫が軽くなるからです。しかし、前かがみの姿勢を続けることには別のリスクがあります。
長時間の前かがみ姿勢は腰部の筋肉に過度な負担をかけ、慢性的な腰痛を引き起こす可能性があります。また、猫背が定着してしまうと、胸郭の動きが制限され、呼吸が浅くなったり肩こりが悪化したりすることもあるのです。大切なのは、症状が楽になる姿勢と、長期的に体にとって良い姿勢のバランスを見つけることです。
脊柱管狭窄症の方が日常生活で意識すべき姿勢のポイントをお伝えします。完璧な姿勢を常に維持するのは難しいですが、ポイントを押さえることで症状をコントロールしやすくなります。
立位では、軽く膝を曲げて骨盤をやや後ろに傾けることを意識してください。真っすぐ立とうとして胸を張りすぎると反り腰になってしまいます。鏡の前で横から自分の姿を確認してみると、腰が反りすぎていないかチェックできます。
足元にも注意が必要です。両足に均等に体重をかけ、土踏まずでしっかり地面を捉えるイメージを持ちましょう。片足に体重をかけて立つ癖がある方は、骨盤のバランスが崩れて症状が悪化しやすくなります。
座る時は、深く腰掛けて背もたれに背中全体を預けることが大切です。お尻を背もたれにしっかりつけて、骨盤を立てるイメージで座ると、腰への負担が軽減されます。足裏全体が床につく高さの椅子を選び、膝と股関節が90度程度になるように調整してください。
クッションを活用するのも効果的です。腰の後ろに薄いクッションを入れると、自然な腰椎のカーブを保ちやすくなります。ただし、厚すぎるクッションは逆効果なので注意が必要です。長時間座り続けることは避け、30分に一度は立ち上がって軽く体を動かすようにしましょう。
就寝時は横向きで寝ることをおすすめします。膝を軽く曲げて、膝の間にクッションを挟むと骨盤が安定して楽に眠れます。仰向けで寝る場合は、膝の下に枕やクッションを入れて膝を軽く曲げた状態にすると、腰が反りにくくなります。
うつ伏せ寝は最も避けるべき姿勢です。腰が過度に反ってしまい、脊柱管への圧迫が強まります。また、寝具選びも重要で、柔らかすぎるマットレスは体が沈み込んで腰に負担がかかります。適度な硬さがあり、体圧を分散できるマットレスを選ぶと良いでしょう。
症状を悪化させる姿勢や動作を知っておくことも重要です。無意識にとっている姿勢が、実は症状を長引かせる原因になっているかもしれません。
高いところにあるものを取ろうとして背伸びをする、洗濯物を干す時に腰を反らす、掃除機をかける時に腰を伸ばすといった動作は、脊柱管をさらに狭めてしまいます。高いところの作業をする時は、踏み台を使って腰を反らさずに済む工夫をしましょう。
どんなに良い姿勢でも、長時間続けると筋肉が硬直して血流が悪くなります。デスクワークの方は、タイマーをセットして定期的に立ち上がる習慣をつけてください。立ち仕事の方も、時々座って休憩を取ることが大切です。
床にあるものを持ち上げる時は、腰を曲げるのではなく膝を曲げてしゃがみ込むようにします。荷物を体に近づけてから持ち上げると、腰への負担が軽減されます。重いものを持つ時にひねる動作を加えると、さらにリスクが高まるので避けましょう。
正しい姿勢を維持するためには、適切な筋力が必要です。特に体幹の筋肉を鍛えることで、姿勢が安定して症状が出にくくなります。
仰向けに寝て両膝を立てます。そこからゆっくりとお尻を持ち上げて、肩から膝まで一直線になるようにします。この姿勢を5秒キープして、ゆっくり下ろします。10回を1セットとして、朝晩2回行うと効果的です。
椅子に座った状態で、片方の足首をもう片方の膝の上に乗せます。背筋を伸ばしたまま、ゆっくりと上体を前に倒していきます。お尻の筋肉が伸びているのを感じたら、その位置で20秒キープします。左右交互に行いましょう。
仰向けに寝て膝を立て、両手をお腹の上に置きます。息を吐きながらお腹を凹ませて、腰を床に押し付けるようにします。5秒キープして力を抜く動作を10回繰り返します。腹筋に力を入れる感覚を覚えることで、日常生活でも姿勢が安定しやすくなります。
整体院シェルパでは、脊柱管狭窄症の患者さんに対して、姿勢分析から始める独自のアプローチを行っています。足底重心測定器を使って立位での体重のかかり方を可視化し、どこに問題があるのかを明確にします。
姿勢の問題は、単に「姿勢が悪い」だけではなく、股関節の可動域制限、足首の硬さ、胸郭の動きの悪さなど、複数の要因が絡み合っています。検査によってこれらの原因を特定し、一人ひとりに合わせた施術計画を立てていきます。
施術では、筋肉のバランスを整え、関節の動きを改善することで、自然と正しい姿勢がとれる体づくりをサポートします。また、日常生活での姿勢指導や、自宅でできるエクササイズもお伝えしていますので、施術効果を長続きさせることができます。
これまで多くの患者さんが、姿勢を改善することで症状の変化を実感されています。歩ける距離が伸びた、朝起きた時の痛みが軽くなった、長時間座っていても辛くなくなったという声を数多くいただいています。
姿勢の改善は一朝一夕にはいきませんが、毎日少しずつ意識することで、確実に体は変わっていきます。最初は意識しないと正しい姿勢が取れなくても、続けているうちに自然とその姿勢が身についてきます。
脊柱管狭窄症と診断されたからといって、一生この痛みと付き合っていかなければならないわけではありません。姿勢を見直すことで、症状をコントロールし、やりたいことができる生活を取り戻すことは十分可能なのです。
姿勢の問題は、自分ではなかなか気づきにくいものです。鏡で見ても、本当に正しい姿勢が取れているのか判断が難しいこともあります。当院では客観的な検査で現在の状態を可視化し、あなたに合った改善方法を提案いたします。
脊柱管狭窄症の症状で日常生活に支障が出ている方、どんな姿勢をとればいいのか迷っている方は、一人で悩まずにご相談ください。30年以上の臨床経験をもとに、あなたの症状改善を全力でサポートいたします。

