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脊柱管狭窄症と仕事、悪化させない姿勢と動き方

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こんにちは。整体院シェルパ・広島院の吉原です。最近、立ち仕事やデスクワークをされている方から「腰部脊柱管狭窄症と診断されたけど、仕事を続けられるのか不安です」というご相談が増えています。50代後半から60代の働き盛りの方にとって、この痛みやしびれを抱えながら働くことは本当に大きな悩みですよね。仕事を辞めるべきなのか、それともまだ頑張れるのか、その判断に迷っていらっしゃる方も多いと思います。

今回は脊柱管狭窄症を抱えながら仕事を続けている方、転職を考えている方に向けて、どのような動作を避けるべきか、職場でできる対策、そして根本的な改善方法について詳しくお話しします。

院長:吉原

30年以上の臨床経験から、仕事を続けながら症状を改善された方を数多く見てきました

目次

仕事中に症状が悪化する理由

腰部脊柱管狭窄症の症状が仕事中に悪化するのには明確な理由があります。脊柱管が狭くなっている状態で、長時間同じ姿勢を続けたり、腰に負担がかかる動作を繰り返すことで神経への圧迫が強まり、痛みやしびれが増すのです。特に立ちっぱなしの作業では腰が反った姿勢になりやすく、これが症状を悪化させる最大の要因となります。

デスクワークの場合も油断できません。座っている姿勢が長く続くと、骨盤が後ろに傾いて腰椎のカーブが失われ、脊柱管への圧迫が増してしまいます。この状態が数時間続けば、立ち上がる時に強い痛みやしびれを感じることになるのです。

また重いものを持ち上げる作業や、前かがみの姿勢を繰り返す仕事も要注意です。これらの動作は腰椎に過度なストレスをかけ、すでに狭くなっている脊柱管をさらに圧迫します。症状が出ている時にこうした動作を続けることは、回復を遅らせるだけでなく、さらなる悪化を招く可能性があります。

避けるべき仕事内容と動作

腰部脊柱管狭窄症を抱えている方が特に避けたい仕事内容をお伝えします。まず長時間の立ち仕事は症状悪化のリスクが高いです。販売員、美容師、調理師、現場監督など、立ちっぱなしで働く職種では、腰が反りやすく神経への圧迫が持続的に続きます。

次に重労働や肉体労働も慎重になるべき分野です。建設業、製造業、運送業など、重いものを持ち上げたり運んだりする作業は腰椎への負担が非常に大きく、症状を急速に悪化させる恐れがあります。特に中腰で作業をする農作業や配管工事なども同様のリスクがあります。

一方でデスクワークだから安心というわけではありません。長時間座り続けることも脊柱管狭窄症には良くない影響を与えます。事務職やプログラマー、運転手など、座位が長時間続く職種では、定期的に立ち上がって姿勢を変える必要があります。

特に注意すべき動作

日常の仕事で無意識に行っている動作の中にも、症状を悪化させるものがあります。腰を反らす動作は最も避けるべきで、高い棚のものを取る時や、上を向いての作業は症状を強めます。前かがみで重いものを持ち上げる動作も危険です。荷物を床から持ち上げる時は、必ず膝を曲げて腰を落とし、できるだけ体に引き寄せてから持ち上げましょう。

体をひねりながら作業する動作も要注意です。椅子に座ったまま後ろの棚のものを取る、立ったまま振り返って物を渡すといった日常的な動作が、実は脊柱管への圧迫を強めています。こうした動作をする時は、体全体を向き直るように心がけてください。

仕事を続けるための具体的対策

症状があっても仕事を続けるためには、職場での工夫が欠かせません。まず作業環境の見直しから始めましょう。デスクワークの方は椅子の高さを調整して、足が床にしっかりつき、膝が90度になる位置にします。モニターは目線の高さに設置し、キーボードは肘が90度になる位置に配置します。

立ち仕事の方は、足元に低い台を置いて片足ずつ交互に乗せることで腰への負担を軽減できます。また作業台の高さを調整して、前かがみにならずに作業できる環境を整えることも重要です。可能であれば、クッション性の高いマットを敷くと足腰への負担が和らぎます。

休憩の取り方と姿勢の工夫

30分から1時間に一度は必ず立ち上がって姿勢を変えることが重要です。たった2〜3分の休憩でも、同じ姿勢を続けることによる負担を大きく軽減できます。休憩時には軽く体を動かし、固まった筋肉をほぐしましょう。

座る時は深く腰掛けて背もたれを使い、骨盤を立てた姿勢を意識します。クッションや腰当てを使うのも効果的です。立っている時は、片足を少し前に出して膝を軽く曲げると腰への負担が減ります。どんな姿勢でも長時間続けないことが大切です。

職場でできる簡単なエクササイズ

仕事の合間にできる簡単なエクササイズをご紹介します。まず椅子に座ったまま両膝を胸に引き寄せて腰を丸める動作を10秒キープします。これを3回繰り返すだけで腰の緊張がほぐれます。立った状態で壁に手をついて、片足ずつ太ももの前を伸ばすストレッチも効果的です。

デスクワークの方は、座ったまま両手を頭の後ろで組み、上体を左右にゆっくりひねる運動も取り入れてみてください。ただし痛みが出る場合は無理をせず、できる範囲で行うことが大切です。

転職や休職を考える前に

「もう仕事を辞めるしかないのか」と悩んでいる方も多いと思います。確かに症状が重く日常生活に支障が出ている場合は、休職や転職も選択肢の一つです。しかし適切な治療と対策を行えば、多くの方が仕事を続けながら症状を改善できます

まずは職場の上司や人事部に相談して、作業内容の調整や勤務時間の変更ができないか確認してみましょう。障害者雇用促進法により、企業には合理的配慮を提供する義務があります。具体的には、重労働から軽作業への配置転換、休憩時間の増加、作業環境の改善などが考えられます。

転職を検討する場合は、自分の症状に合った職種を選ぶことが重要です。一般的に座り仕事と立ち仕事を適度に組み合わせられる職種、肉体的負担の少ない事務職、在宅勤務が可能な仕事などが向いています。ただし転職前に症状の根本改善を図ることで、より多くの選択肢が広がることも忘れないでください。

当院での改善アプローチ

整体院シェルパでは、腰部脊柱管狭窄症を抱えながら仕事を続けている方を数多く診てきました。30年以上の臨床経験から言えるのは、原因を正しく特定して適切な施術を行えば、多くの方が仕事を続けながら症状を改善できるということです。

当院ではまず丁寧なカウンセリングと徹底した検査で、あなたの症状の根本原因を明らかにします。足底重心測定器や整形外科検査、筋力検査など複数の検査を組み合わせることで、なぜ症状が出ているのか、どの筋肉や関節に問題があるのかを正確に把握します。

仕事と両立できる治療計画

働きながら通院される方には、お仕事のスケジュールに合わせた治療計画を立てます。初期は週に1〜2回の施術で症状を緩和させ、改善が進めば間隔を空けてメンテナンスに移行します。施術は体に負担の少ない優しい手技で行いますので、施術後すぐにお仕事に戻ることも可能です。

また自宅や職場でできるセルフケアの方法もお伝えします。忙しい中でも続けられる簡単なエクササイズやストレッチを指導しますので、日常生活の中で症状改善を加速させることができます。

改善された患者さんの声

これまで当院で施術を受けられた方の中には、立ち仕事を続けながら長距離の歩行が可能になった方、デスクワークでの痛みがなくなり集中力が上がった方、重労働から軽作業に配置転換後に症状が劇的に改善した方など、たくさんの喜びの声をいただいています。

ある60代の男性は、現場監督の仕事を続けながら施術を受けられ、3ヶ月で間欠性跛行が改善し、痛み止めも不要になりました。また50代の事務職の女性は、座位での痛みとしびれに悩んでいましたが、姿勢の改善と筋力強化により、今では一日中デスクワークをしても症状が出なくなっています。

症状と上手に付き合いながら働くために

腰部脊柱管狭窄症と診断されても、すぐに仕事を諦める必要はありません。適切な対策と治療を組み合わせることで、多くの方が仕事を続けながら症状を改善しています。大切なのは、自分の体の状態を正しく理解し、無理をせずに対処していくことです。

痛みやしびれを我慢し続けることは症状の悪化を招きます。早めに専門家に相談し、原因を明らかにして計画的に改善を目指すことが、仕事を長く続けるための近道です。当院では国家資格を持つ院長が検査から施術まで一貫して担当し、あなたの仕事と生活に合わせた最適な治療計画を提案します。

「この症状と付き合いながら、あとどれくらい働けるだろうか」そんな不安を一人で抱え込まないでください。腰部脊柱管狭窄症は決して治らない病気ではありません。正しい知識と適切な治療で、あなたらしく働き続けることは十分可能です。どうぞお気軽にご相談ください。一緒に改善への道を歩んでいきましょう。


院長:吉原

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