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こんにちは、整体院シェルパ・広島院の吉原です。最近、腰や足に少し違和感を覚えることはありませんか。歩いているときに軽いしびれを感じたり、立ち仕事をしていると腰に重だるさを感じたりすることがあるなら、それは脊柱管狭窄症の初期症状かもしれません。今日はまだ軽い段階で何ができるのか、どうすれば進行を防げるのかについてお話しします。


軽症のうちに正しく対処すれば、悪化を防ぐことができます
軽症段階とは、日常生活にはまだ大きな支障がない状態のことを指します。30分以上は歩けるけれど、少し腰が重く感じたり、足に軽い違和感を覚えたりする程度です。この段階では痛み止めを飲むほどではないし、休憩すればすぐに楽になることがほとんどですね。でも油断していると、徐々に症状が進んでしまうこともあるのです。
実際に当院に来られる方の中には、「最初はこんな軽い症状だったのに、放置していたら歩ける距離がどんどん短くなってしまった」という方が少なくありません。早めに気づいて対処することが、将来の生活の質を守ることにつながります。
軽い症状だからといって放置してしまうと、徐々に脊柱管の狭窄が進行していきます。最初は30分歩けていたのが20分、10分と歩ける距離が短くなり、最終的には数分おきに休憩しないと歩けなくなることもあるのです。
軽症段階なら保存的な治療で十分に改善が見込めます。整体や運動療法、生活習慣の見直しなどで対処できる可能性が高いのです。しかし重症化してしまうと、手術を検討しなければならない状況になることもあります。体への負担も治療期間も大きく変わってくるのです。
だからこそ、「まだ軽いから大丈夫」と思わずに、早めに専門家に相談していただきたいのです。
症状が軽いうちは、日常生活の中での姿勢や動作に気をつけるだけでも進行を遅らせることができます。特に腰を反らす動作は脊柱管をさらに狭くしてしまうため、できるだけ避けることが大切です。洗濯物を干すときや高いところのものを取るときなど、日常の何気ない動作にも注意が必要になります。
また歩き方や立ち方のクセも影響します。片足に重心をかける癖がある方や、反り腰になっている方は要注意です。こうした体の使い方を見直すことで、症状の進行を防ぐことができるのです。
軽症のうちであれば、体のバランスを整えることで改善が期待できます。当院では30年以上の臨床経験から、軽症段階の方には特に以下のようなアプローチを行っています。
まず大切なのは、全身のバランスを確認することです。脊柱管狭窄症は腰だけの問題ではありません。足首の硬さや股関節の使い方、体幹の筋力バランスなど、体全体のバランスが崩れることで腰に負担がかかっているケースがほとんどです。
当院では足底重心測定器(ピドスコープ)をはじめとした5種類の検査で、あなたの体の状態を詳しく調べます。どこに問題があるのかを明確にすることで、効果的な施術が可能になるのです。検査結果はわかりやすく説明しますので、ご自身の体の状態をしっかり理解していただけます。
軽症段階では適切な運動がとても効果的です。ただし、やみくもにストレッチや筋トレをすればいいというわけではありません。あなたの体の状態に合わせた運動を選ぶことが重要です。
例えば腹筋が弱い方には体幹を安定させるエクササイズを、股関節の動きが悪い方には股関節の可動域を改善する運動を、といったように一人ひとりに合わせた運動をお伝えしています。自宅でも続けられる簡単なものばかりですので、無理なく取り組んでいただけます。
日常生活での姿勢や動作も見直していきましょう。デスクワークが多い方は椅子の高さや座り方、パソコンの位置なども重要なポイントです。立ち仕事の方は靴選びや立ち方にも気を配る必要があります。
睡眠時の姿勢も影響します。寝具が体に合っていないと、寝ている間に腰に負担がかかってしまいます。こうした日常の細かなポイントについても、当院では丁寧にアドバイスさせていただいています。
病院では軽症段階の場合、痛み止めの処方や様子見を勧められることが多いですね。もちろんそれも一つの選択肢ですが、根本的な原因を解決しなければ症状は進行してしまいます。
当院では薬で痛みを抑えるのではなく、なぜその症状が出ているのかという原因を徹底的に調べます。原因がわかれば、それに対する適切なアプローチができるのです。
病院では画像診断で異常が見つかれば脊柱管狭窄症と診断されますが、実は画像で異常があっても症状が出ていない方もたくさんいます。つまり画像上の異常だけが問題ではなく、体全体のバランスや使い方が症状に大きく関わっているのです。
当院では国家資格を持つ院長が検査から施術まで一貫して担当しますので、毎回同じ説明をする必要もありませんし、体の変化を確実に把握しながら治療を進めることができます。
施術は痛みを伴わない優しい手技が中心です。骨格のバランスを整え、筋肉の緊張を緩め、本来の体の動きを取り戻していきます。運動力学に基づいた独自の整体技術で、幅広い症状に対応できることが当院の強みです。
軽症段階の方からよくいただく質問についてお答えします。
症状の程度や体の状態によって異なりますが、軽症の場合は比較的短期間で改善が見込めます。初回の検査結果をもとに治療計画を立て、期間や回数、料金についても明確にお伝えしますのでご安心ください。
一般的には週1回から2回のペースで通っていただき、症状の改善に伴って間隔を空けていくことが多いです。ご自宅でのセルフケアもしっかり行っていただくことで、より早い改善が期待できます。
軽症段階であれば手術をせずに改善できるケースがほとんどです。当院でも多くの方が保存的な治療で症状を改善されています。ただし排尿障害などの重篤な神経症状がある場合は、すぐに専門医を受診していただく必要があります。
腰を反らす動作を避けること、長時間同じ姿勢を続けないこと、適度な運動を続けることが大切です。また冷えも症状を悪化させる要因になりますので、体を冷やさないように気をつけましょう。
具体的にどのような点に注意すればよいかは、お体の状態によって異なります。当院では一人ひとりに合わせた生活指導も行っていますので、遠慮なくご相談ください。
軽症のうちに適切な対処をすることで、症状の進行を防ぎ、健康な生活を維持することができます。「まだ大丈夫」と思っているうちに対処することが、将来の自分への最高の投資になるのです。
30年以上の臨床経験から言えることは、症状が軽いうちに来院された方ほど改善が早く、再発も少ないということです。当院では徹底した検査で原因を特定し、あなたに最適な治療計画をご提案します。
一人で悩まずに、少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。あなたがこれからも元気に歩き続けられるよう、全力でサポートさせていただきます。

