水泳肩

水泳肩

水泳肩とは、クロールやバタフライなどの泳法で肩を繰り返し使うことによって、肩の筋肉や腱、関節に負担がかかり、痛みや違和感、動かしにくさが現れるスポーツ障害です。

特に競泳や日常的に水泳を楽しむ方に多く見られ、肩の使いすぎやフォームの乱れが主な要因となります。日本国内でも水泳経験者の多くが一度は経験するといわれているほど、身近な症状です。

肩の痛みや違和感を我慢したまま泳ぎ続けてしまうと、症状が慢性化しやすくなります。肩の可動域が狭くなり、日常生活の動作もつらくなってしまうことがあります。さらに進行すると、肩の腱や関節の損傷が悪化し、最悪の場合は手術が必要になることもあります。夜間や安静時にも痛みが出るようになり、水泳だけでなく普段の生活にも大きな影響を及ぼすことがあるため、早めの対応が大切です。

水泳肩の原因

開院以来、当院には多くの水泳肩患者さんが来院されています。

30年の臨床経験から言えるのは、水泳肩の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

水泳肩の原因は主に次のようなものがあります。

水泳肩はこれらの要因が複数重なることによって発症することが少なくありません。

単純に筋肉をほぐすだけでは根本的な解決にはならず、原因を見極めたうえで適切なアプローチが必要になります。症状の背景には個人ごとに異なる要素が隠れているため、丁寧な検査が重要です。

病院や他の治療院で改善しなかった場合でも、あきらめる必要はありません。水泳肩でお困りの際は、ぜひ当院にご相談ください。

病院とはここが違います

水泳肩の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

物理療法

一時的な痛みの緩和には効果的ですが、あくまで対症療法であり根本的な原因解決にはなりません。

運動療法

継続が必要で、自己流で行うと悪化する可能性があります。

薬物療法

一時的な痛みの緩和には効果的ですが、根本的な原因解決にはなりません。

水泳肩を改善するために

水泳肩を改善するためには、原因をつきとめることが何よりも重要です。原因がわからないまま治療を進めることは、コンパスを持たずに山に登るようなものです。行き当たりばったりの治療では改善は見込めません。

当院では、丁寧なカウンセリングと徹底した検査で原因を明らかにします。その結果をもとに治療計画を立て、検査結果と治療計画をわかりやすく説明します。

患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが、根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

水泳肩の根本改善のためには、症状の緩和はもとより、骨格や筋肉のバランスを整え、姿勢や歩行まで改善する必要があります。そのため当院では検査を充実し、計画を立てて共有し、経過を確認しながら施術しています。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行っているのです。変化を共有し、お互いに確認しながら治療を進めていく一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方もあきらめずにご相談ください。

水泳肩のQ＆A

水泳肩は自然に治りますか？

軽度の場合は安静やセルフケアで改善することもありますが、原因を放置すると慢性化しやすくなります。早めの専門的な対応が重要です。

水泳肩の人がやってはいけないことは？

痛みがある状態で無理に泳ぎ続けたり、自己判断で重いトレーニングを行うのは避けてください。症状が悪化する恐れがあります。

痛みがあっても泳ぎを続けて大丈夫ですか？

痛みがある場合は無理をせず、まずは肩を休めてください。悪化を防ぐためにも医療機関の受診をおすすめします。

湿布や痛み止めだけで治るのでしょうか？

これらは一時的な症状緩和にはなりますが、根本的な治療には運動療法やフォーム改善が不可欠です。

水泳肩は手術が必要になることがありますか？

多くは保存療法で改善しますが、腱板断裂など重症の場合は手術が検討されることもあります。

水泳肩が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

水泳肩の症状が改善すると、肩の痛みを気にせず好きなだけ泳げるようになります。日常生活も快適になり、仕事や趣味にも集中できるようになります。再発の不安が減り、心身ともに前向きな毎日を送ることができるでしょう。

水泳肩は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。