オスグッド

オスグッド

オスグッドは成長期の子どもや中高生に多く見られる膝下の痛みです。膝のお皿の下にある骨が、運動による繰り返しの負担で炎症を起こし、痛みや腫れ、骨の出っ張りが現れます。

特にジャンプやダッシュ、キックなど膝に強い負荷がかかるスポーツをしている子どもに多い症状です。日本では整形外科外来患者のうち、膝の疾患で受診した人の約4.4％がオスグッドと診断されています。小学校高学年から中学生の男子に多く、スポーツをしている子どもではさらにリスクが高まります。

痛みが強くなり、日常の動作にも支障をきたすことがあります。骨の隆起が進んで膝下の変形が目立つようになったり、成長期を過ぎても痛みや違和感が残る場合もあります。無理に運動を続けることで炎症が悪化し、治癒までの期間が長引くことも少なくありません。最悪の場合、膝の可動域が狭くなり、運動パフォーマンスが低下してしまうこともあります。

オスグッドの原因

開院以来、当院には多くのオスグッドの患者さんが来院されています。

30年の臨床経験から言えるのは、オスグッドの原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどだということです。

オスグッドの原因は主に次のようなものがあります。

オスグッドはこのような複数の要因が重なり合って発症します。。

成長期特有の身体の変化やスポーツによる負荷が引き金となり、膝下の骨に炎症が生じるのが特徴です。一人ひとり原因が異なるため、的確な検査とアプローチが必要です。病院や他の治療院で改善しなかった場合も、諦めずにご相談ください。

病院とはここが違います

オスグッドの場合、病院では以下の治療法が一般的です。

物理療法

一時的な痛みの緩和には効果的ですが、あくまで対症療法であり根本的な原因解決にはなりません。

運動療法

効果が現れるまでに時間がかかり、自己流では逆に悪化することもあります。

薬物療法

根本的な原因を解消するものではなく、長期間の使用は推奨されません。

オスグッドを改善するために

オスグッドの改善には、まず原因をしっかり見極めることが大切です。成長期の身体の変化や運動習慣、筋肉や骨のバランスなど、複数の要因が絡み合っているため、画一的な対処では十分な効果が得られないこともあります。

当院では独自の検査をもとに、あなたに合った最適な施術プランを提案します。痛みを我慢しながらスポーツを続けるのではなく、一日でも早く本来のパフォーマンスを取り戻せるようサポートします。

患者さん自身が自分の状態を把握し、目標をもって治療に取り組むことが、根本改善の結果につながることは経験上間違いないです。

当院の特徴

国家資格を有し、治療家歴30年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

オスグッドの根本改善のためには、症状の緩和はもとより、骨格や筋肉のバランスを整え、姿勢や歩行まで改善する必要があります。そのため当院では検査を充実し、計画を立てて共有し、経過を確認しながら施術しています。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行っているのです。変化を共有し、お互いに確認しながら治療を進めていく一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方もあきらめずにご相談ください。

オスグッドのQ＆A

オスグッドは自然に治りますか？

多くの場合、成長期が終わると自然に痛みが治まりますが、無理をすると大人になっても痛みが残ることがあります。

オスグッドの人がやってはいけないことは？

痛みが強い時に無理に運動を続けると悪化します。膝に負担のかかる動作は控えましょう。

サッカーや部活を続けても大丈夫ですか？

痛みが強い時は安静が最優先です。症状が落ち着くまでは運動量を調整しましょう。

痛み止めや湿布は効果がありますか？

一時的な痛みの緩和には効果がありますが、根本的な解決にはなりません。

骨が出っ張ったままでも問題ありませんか？

痛みがなければ日常生活に支障はありませんが、気になる場合は専門家に相談してください。

オスグッドが改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体施術とオスグッドは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

オスグッドは早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お早めにご相談ください。