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60代必見!脊柱管狭窄症の薬に頼らない改善法

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脊柱管狭窄症の薬、効いていない?その理由とは

長年、脊柱管狭窄症に悩まれている方の中には、処方された薬を飲み続けているのに、なぜか症状がよくならないと感じている方も多いのではないでしょうか。リマプロストやプレガバリンなどの薬を服用しても、下肢のしびれや痛みが改善されず、むしろ副作用の不安が増してしまう、そんなお悩みをお聞きすることは珍しくありません。実は、その理由は脊柱管狭窄症の原因が複雑だからかもしれません。

脊柱管狭窄症による痛みやしびれを改善するには、薬だけでなく、根本的な原因にアプローチすることが何より大切です。今回は、なぜ薬が効きにくいのか、どうすれば本当の改善につながるのかを、30年の臨床経験からお伝えしたいと思います。

院長:吉原

脊柱管狭窄症の症状で悩まれている方は、薬の効果に頼りすぎず、身体全体のバランスに目を向けることが重要です

目次

脊柱管狭窄症と薬物療法について理解する

脊柱管狭窄症は、脊柱管という脊髄を通す通路が狭くなることで、神経が圧迫され、腰痛や下肢のしびれ、痛みが生じる症状です。年齢とともに脊椎が変性することが多く、特に60歳以上の方に多く見られます。医学的には、この狭窄に対して薬物療法が第一選択肢とされることがほとんどです。

では、実際にどのような薬が処方されているのでしょうか。リマプロスト(オパルモン)は血流を改善する薬として使用されますし、プレガバリン(リリカ)は神経障害性疼痛に効果が期待される薬です。そのほかNSAIDs(ロキソニンやセレコックスなど)の痛み止めや、筋弛緩薬なども処方されることがあります。市販薬でも、ロキソニンSやアリナミンなどが症状緩和を目的に使用されています。

これらの薬は、確かに一時的には症状を緩和させることもあります。しかし、多くの患者さんが経験されているように、薬を飲み続けても根本的な改善には至らないことがほとんどなのです。その理由はどこにあるのでしょうか。

なぜ薬だけでは症状が改善しないのか

30年の臨床経験を通じて感じることは、脊柱管狭窄症の症状には、医学的な画像検査では見つけられない、複数の身体的要因が隠れているということです。薬が効きにくいのは、実は薬の問題ではなく、その根底にある原因が複数あるためなのです。

複数の原因が複雑に絡み合っている

当院に来院される脊柱管狭窄症の患者さんを検査してみると、単純に脊柱管が狭いだけではなく、以下のような複数の要因が絡んでいることに気づきます。骨盤や腰椎のバランスの悪さ、下肢の筋力差、股関節の可動域制限、さらには足部の機能低下など、全身的な問題が脊柱管狭窄症の症状を悪化させているのです。

たとえば、足趾の機能が低下していると、歩行時に腰椎に過剰な負荷がかかります。また、股関節の可動域が制限されていると、その分腰椎が代償的に動きすぎてしまい、神経圧迫を招いてしまうのです。これらの複数の要因が重なることで、脊柱管の狭窄がより顕著に症状として現れるようになります。薬では、この複雑に絡み合った要因すべてに対処することはできません。

薬物療法は対症療法に過ぎない

医学的には、薬物療法は脊柱管狭窄症における重要な治療法とされています。しかし、その本質は対症療法なのです。つまり、症状を一時的に緩和させることはできても、症状を引き起こしている根本的な原因には対処していないということです。

痛み止めの薬を服用すれば、確かに痛みは一時的に感じなくなるでしょう。しかし、その間に身体は痛みをかばう姿勢を続け、さらに筋力のアンバランスが進行していきます。また、長期的に痛み止めを使用すれば、胃腸障害や肝機能障害などの副作用リスクも高まります。これでは、むしろ身体の状態が悪化してしまう可能性さえあるのです。

根本改善に必要な3つのアプローチ

では、脊柱管狭窄症の症状を本当に改善させるには、どうすればよいのでしょうか。30年の臨床経験から、私が考える根本改善のアプローチをお伝えします。

まず徹底した検査で原因を特定する

最初にすべきことは、その場しのぎではなく、あなた自身の身体にどのような問題があるのかを明らかにすることです。当院では、足底重心測定器や姿勢分析、動作分析など複数の検査を実施して、脊柱管狭窄症の根本原因を見つけ出します。

医師の診断では「脊柱管が狭い」と言われるかもしれません。しかし、その狭窄がなぜ生じたのか、どのような身体のアンバランスが関係しているのかを知ることが、改善への第一歩なのです。原因がわかることで、何をすべきかが明確になり、その場しのぎではない根本的な改善が実現します。

全身のバランスを整える施術を行う

脊柱管狭窄症の改善には、腰部だけに焦点を当てるのではなく、全身のバランスを整えることが重要です。当院では、運動力学の視点から、骨盤、股関節、膝、足などの関節の配置を整え、全身の筋肉のバランスを修正していきます。

脊椎の狭窄そのものは一度生じてしまうと完全には戻りませんが、身体のバランスを整えることで、神経圧迫の程度を軽減させることは十分に可能です。バランスが整うと、歩行時や日常生活動作時に腰椎にかかる負荷が減少し、症状の改善につながるのです。

セルフケアで日々の負担を軽減する

施術だけではなく、日々のセルフケアも非常に重要です。自宅で実施できる運動療法やストレッチを指導し、患者さん自身が主体的に改善に取り組めるようサポートしています。正しい姿勢の保ち方、歩き方、さらには効果的なエクササイズなどを学ぶことで、症状の再発を予防することができます。

実際の改善例をご紹介します

当院には、脊柱管狭窄症で悩まれていた多くの患者さんが来院されており、その多くが症状の改善を実感されています。例えば、薬を飲み続けても改善しなかった下肢のしびれが、当院の施術とセルフケアにより軽減したケースも多くあります。

間欠性跛行(歩くと下肢が痛くなり、少し休むと楽になる症状)が改善され、自由に歩けるようになったという喜びの声もお聞きします。また、夜間の痛みで眠れなくなっていた方が、質の良い睡眠が取れるようになったというご報告も少なくありません。

薬に頼りすぎず、根本改善を目指しましょう

脊柱管狭窄症による痛みやしびれで悩まれているなら、薬だけに頼るのではなく、身体全体の問題にアプローチすることが重要です。医師の指示を守ることも大切ですが、同時に根本的な原因に対処することで、より確実な改善が期待できます。

一人で悩まずに、ぜひ一度専門家にご相談ください。あなたの脊柱管狭窄症の症状が、何によって引き起こされているのかを明らかにすることから、改善への道が始まります。当院では、丁寧な検査と確かな施術技術で、あなたの根本改善を全力でサポートいたします。


院長:吉原

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