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【2025年最新】脊柱管狭窄症の症状改善に必要な知識

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脊柱管狭窄症で避けるべき行動とは

足のしびれや痛みで歩くのがつらい、少し歩くと休憩しないと進めない。そんな症状に悩まされていませんか。脊柱管狭窄症は中高年に多く見られる症状ですが、日常生活での何気ない動作や習慣が症状を悪化させているかもしれません。

整体院シェルパを開院してから30年以上、数多くの患者さんの症状改善に携わってきました。その経験から言えるのは、症状を悪化させる行動を避けることが改善への第一歩だということです。今日は、脊柱管狭窄症の方が絶対に避けるべき行動について、わかりやすくお伝えします。

院長:吉原

症状を悪化させない日常生活のポイントをしっかりお伝えします

目次

腰を反らす動作は要注意

脊柱管狭窄症の方が最も避けるべき動作は、腰を反らすことです。洗濯物を干すときに上を向く、高い場所のものを取ろうとする、うつぶせで寝るといった動作は、脊柱管をさらに狭くして神経を圧迫してしまいます。その結果、足のしびれや痛みが強くなり、歩行がますます困難になります。

日常生活では、洗濯物を干すときは台を使って目線の高さで作業する、高い場所のものは踏み台を使う、寝るときは横向きか仰向けで膝を少し曲げた姿勢を保つなどの工夫が大切です。こうした小さな配慮の積み重ねが、症状の悪化を防ぎます。

また、ストレッチやヨガで無理に背中を反らすポーズも控えましょう。運動は体に良いからといって、痛みを我慢しながら続けることは逆効果です。適切な運動と避けるべき運動をしっかり見極めることが重要になります。

長時間の同じ姿勢は症状を悪化させる

立ちっぱなし、座りっぱなしといった長時間同じ姿勢を続けることも、脊柱管狭窄症の方には大きな負担となります。特に立ち仕事をされている方や、デスクワークで長時間座っている方は注意が必要です。

立ち仕事の場合は、30分に一度は腰を軽く曲げて休憩を取る、片足を台に乗せて交互に体重を分散させるなどの工夫をしてください。座り仕事の場合も、1時間に一度は立ち上がって軽く歩く、背もたれにクッションを入れて腰の負担を減らすといった対策が効果的です。

買い物やお出かけのときも、こまめに休憩を取ることを心がけましょう。ショッピングカートを使う、ベンチを見つけたら座って休むなど、無理をせず自分のペースで行動することが何より大切です。

重いものを持つのは厳禁

重い荷物を持ち上げたり運んだりする動作は、腰椎に大きな負担をかけます。特に床から物を持ち上げるとき、中腰で荷物を運ぶときは、脊柱管への圧迫が強まり症状が悪化しやすくなります。

日常生活では次のような対策を実践してください。買い物はカートを使う、重い荷物は小分けにして運ぶ、床の物を持ち上げるときは膝を曲げてしゃがんでから持つ、といった工夫です。また、布団の上げ下ろしや掃除機がけなど、家事でも腰に負担のかかる動作は家族に協力してもらうことも検討しましょう。

農作業や庭仕事が趣味という方も多いですが、長時間の中腰作業は避け、腰掛けられる椅子や台を使って作業するようにしてください。趣味を楽しむためにも、体への負担を減らす工夫が必要です。

痛みを我慢して運動を続けてはいけない

運動は健康に良いという思い込みから、痛みがあっても無理をして続けてしまう方がいます。しかし脊柱管狭窄症の場合、痛みを感じながらの運動は症状を悪化させる原因となります。

ウォーキングは良い運動ですが、痛みが出てきたら無理せず休憩してください。間欠性跛行といって、しばらく歩くと足にしびれや痛みが出て、少し休むと楽になるのが脊柱管狭窄症の特徴です。この症状が出たら必ず休憩を取るというルールを守りましょう。

ジョギングやランニング、テニスやゴルフなどの激しいスポーツも、症状が安定するまでは控えることをおすすめします。体を動かしたい気持ちはよくわかりますが、まずは症状を改善することを優先してください。

自己判断での運動やマッサージに注意

インターネットやテレビで紹介されているストレッチやマッサージを、自己流で試すのは危険です。脊柱管狭窄症は一人ひとり原因や症状が異なるため、万人に効果があるという方法は存在しません。

むやみに腰を強く押したり、無理に体をひねったりするマッサージは、かえって症状を悪化させることがあります。また、ネットで見た運動法を試して痛みが増したという相談も多く受けます。

当院では、詳細な検査を行い、あなたの体の状態に合わせた施術やエクササイズをご提案しています。30年以上の臨床経験から、脊柱管狭窄症の改善には原因の特定と個別対応が不可欠だと確信しています。

日常生活で気をつけるべきポイント

脊柱管狭窄症の方が日常生活で意識すべきポイントをまとめます。これらを実践することで、症状の悪化を防ぎ、改善への道が開けてきます。

姿勢に関する注意点

  • 腰を反らす姿勢を避け、やや前かがみの姿勢を意識する
  • 椅子に座るときは背もたれを使い、足を床にしっかりつける
  • 寝るときは横向きで膝を軽く曲げるか、仰向けで膝下にクッションを入れる
  • 立っているときは片足を台に乗せて腰の負担を軽減する

動作に関する注意点

  • 床の物を拾うときは必ず膝を曲げてしゃがむ
  • 重い荷物は複数回に分けて運ぶ
  • 長時間の立ち仕事や座り仕事では定期的に休憩を取る
  • 階段の上り下りはゆっくりと手すりを使う

運動に関する注意点

  • 痛みが出たらすぐに運動を中止して休憩する
  • ウォーキングは平坦な道を選び、無理のないペースで行う
  • 水中ウォーキングやプールでの運動は腰への負担が少なくおすすめ
  • 自己流のストレッチは避け、専門家の指導を受ける

症状改善のために大切なこと

脊柱管狭窄症の症状を改善するためには、避けるべき行動を知るだけでなく、根本的な原因にアプローチすることが重要です。当院では、反り腰、股関節の使い方、筋力バランス、歩行パターンなど、複数の要因を詳しく検査して原因を特定します。

原因がわかれば、改善への道筋が見えてきます。ただ痛みを和らげるだけでなく、再発しない体づくりを目指すことが、本当の意味での根本改善につながります。薬や湿布で一時的に痛みを抑えても、原因が残っていれば必ず症状は戻ってきます。

これまで多くの脊柱管狭窄症の患者さんが、当院の施術で改善されています。長時間歩いても痛みが出なくなった、趣味の旅行を楽しめるようになった、家族との外出が苦にならなくなったなど、うれしいお声をたくさんいただいています。

まとめ

脊柱管狭窄症の症状を悪化させないためには、腰を反らす動作を避ける、長時間同じ姿勢を取らない、重いものを持たない、痛みを我慢して運動しない、自己流のケアをしないという5つのポイントを守ることが大切です。

ただし、これらを守るだけでは症状の根本改善には至りません。しびれや痛みの本当の原因を見つけ、適切な施術を受けることが必要です。一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。30年以上の臨床経験を持つ私が、あなたの症状改善を全力でサポートいたします。


院長:吉原

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